私、BABYMETALの味方です。

アイドルとメタルの弁証法

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このブログは、50代にして仕事と家庭を失い、人生を投げかけた中年男が、サブカルチャーを知り、BABYMETALの活躍に勇気づけられて、立ち上げたものです。
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「ブログ」はBABYMETAL現象について考察したエッセイで、ときどき手料理を紹介します。
「Road of BABYMETAL」は世界を旅するBABYMETALのライブ・レビューです。
「序章」から「終章」までは、2010年の結成から2015年のワールドツアーまで、ぼくなりにまとめたBABYMETALの歴史や評伝です。
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★今日のベビメタ

本日、12月16日は、過去BABYMETAL関連で大きなイベントのなかった日DEATH。

 

シャーロットで、次のサウスカロライナ州コロンビアへ行かれるPAPIMETALさん、ITCHIE-METALさんと別れ、妹の旦那の妹の家に行った。妹の旦那の母にあたるおばあちゃんの誕生パーティをやったのだが、そこへ来ていた妹の旦那の妹の娘、つまり妹の義理の姪が、一昨日、ローリーでレッチリ&BABYMETALを見たという。

ローリーの大学へ通っているので、レッチリ目当てでコンサートに行ったという。レッチリは、80年代から数年おきにヒット曲を出している息の長いバンドで、ちょっとスケベっぽいところやコミカルな歌詞、メロディラインが親しみやすい点などから、妹によれば、日本のサザンオールスターズみたいな位置づけとのこと。

BABYMETALは歌も演奏も上手く、めちゃめちゃ可愛いのにメタルで、とてもFunnyで面白かったとのこと。すると、83歳になったおばあちゃんがその日本人の女の子たちを知ってると言い出した。去年「The Late Show with Stephen Colbert」を見ていたというのだ。妹の旦那の妹の旦那は銀行員。スポーツや音楽に関心のある東海岸の中流家庭では、名前を聞けば思い出せるほどにBABYMETALが認知されていることがわかってうれしかった。

USツアーへの帯同も、ここから後半戦である。

<4月19日>Red Hot Chili Peppers US Tour5日目@コロンビアColonial Life Arena

<4月22日>Red Hot Chili Peppers US Tour6日目@リトルロックVirizon Center

アーカンソー州リトルロックは、Rock Cityと呼ばれ、クリントン元大統領や、メタルクイーンエイミー・リー率いるエヴァネッセンスの出身地。それよりも日本人としては、進駐軍司令官マッカーサーの出身地であり、そこでBABYMETALが「ギミチョコ!!」を演奏したことの方が感慨深い。

もちろん、去年デトロイト、シカゴなどでやったあの煽り、すなわちブレイク部分になるとSU-が観客に「Push Back! Push Back!」「Sit Down!」と言って座らせ、チョコレートの看板を掲げたYUI、MOAが出てきて、SU-が「♪CIOチョコレート、チョコレーSay!」と言い、観客に「Give me! Give me!」と叫ばせ、最後に「1、2、3、Jump!」とジャンプさせる「進駐軍煽り」はもう封印されているし、そもそも、デトロイトで始まったあれが、戦後の焼け跡で進駐軍がやったことをパロっているのだというぼくの見方自体に、違和感を覚えるという方もいるので、あまり深入りしないでおこう。

ただ、2017年、マッカーサーの故郷で「ギミチョコ!!」という曲を演奏した日本人メタルバンドがいたという歴史的事実は、語り継がれるはずである。

<4月24日>Red Hot Chili Peppers US Tour7日目@ジャクソンビルVeteran’s Memorial Arena

1966年、「The Late Show with Stephen Colbert」の前身番組、「エド・サリバンショウ」に出演して、全米で大人気となったThe BEATLESは、ジャクソンビルの会場に入り、その座席が白人用と黒人用に分かれているのを見て、翌日の演奏を拒否した。慌てたプロモーターは、人種を分けていた柵を取り払い、ジャクソンビルで初めて、白人の女の子と、黒人の女の子が、隣り合ってコンサートを見るという光景が出現した。これが歴史に名高い「ジャクソンビルの奇跡」である。その地で、日本人の少女であるBABYMETALが演奏する。

BEATLESが切り開いた「音楽に肌の色は関係ない」というロックの歴史を、BABYMETALは引き継いでいる。もちろん単独ライブではないにしろ、SU-やMOAがときおり口にする「音楽には国境が無いんだなあって。本当にそう思います」という言葉に嘘はない。BABYMETALは正当なロックの後継者なのである。

<4月26日>Red Hot Chili Peppers US Tour8日目@オーランドAmway Center

<4月27日>Red Hot Chili Peppers US Tour9日目@タンパAmalie Arena

デスメタルの本場タンパ。1990年代初頭、ぼくがカール・ゴッチの自宅を訪ねて行ったちょうどその頃、タンパのダウンタウンにある「MORI SOUND」というレコーディングスタジオで、デスメタルの名盤の数々が作られた。

そのレコードは、遠く日本に運ばれて、HR/HM専門のレコードショップの店頭に並び、学生だったKOBAMETALの手に渡った。そこから幾千もの夜を超えて「BABYMETAL DEATH」が生まれ、YUIが、好きなメタルバンドとして「カンニバルコープス」を挙げるに至った。あの人食いジャケットは、ここで生まれたんだよ、ゆいちゃん。

タンパには、レッチリより、むしろBABYMETALこそ相応しい。

昨年のレッチリUKツアーでは、ロック発祥の地ロンドン、オジー・オズボーン(Black Sabbath)の出身地バーミンガム、オアシスのギャラガ-兄弟の出身地マンチェスターなどを巡った。BABYMETALの旅は、ロックの歴史を巡る旅でもある。SU-にとっては10代最後の年、YUI、MOAにとっては高校生最後の年、三人は本当にいい経験をしていると思う。

<4月29日>Red Hot Chili Peppers US Tour10日目@マイアミAmerican Airline Arena

レッチリUSツアー最終日。土曜日ということもあって、BABYMETAL登場時には客席は満員である。これまでのツアーで、アメリカ人観客はBABYMETALを完全に受け入れ、大歓迎していた。

「KARATE」では、SU-が「How feeling tonight, Miami!」の呼びかけると大歓声が上がり、「Ok, Guys, take your phone out」と言う前から携帯を取り出し、ライトをつけ始めた。

SU-が「Oh, what amazing. I wanna see more! Show me your light! Wave your hands!」と畳みかけると、ほぼ全員が手を振った。そして「Everybody Jump!」と叫ぶと、ワシントンDCでは座りっぱなしだった観客が、総立ちになってジャンプしている。

フィニッシュ曲「ギミチョコ!!」の前に、コープスペイントをした4人の男たちがゾロゾロとステージに上がってくる。神バンドのフォーメーションは、下手からLEDA神(G)、レッチリスタッフのネイト神(Tp)、フリー神(B)、BOH神(B)、かど神(D、スティックのみ)、チャド神(D)、ジョシュ神(G)、藤岡神(G)となった。

神バンド8人体制による「チリチョコ!!」。

かど神のドラミングも荒々しかったが、チャド神のドラミングはもっとパワフル。フリー神は、BOH神と同じように、腰を落とし、横振りヘドバンしながら弾く。ネイト氏のトランペットは、「♪パラッパッパッパー」のところをSU-の三度上でハモる。

ジョシュ神は黒髪の長髪を振り乱してコードを弾く。

これは、歴史的偉業である。日本のアイドル三人組が、レッドホットチリペッパーズをバックバンドにして歌い踊ったのである。芸能史上、特筆されてしかるべきだが、日本のマスコミは、一切報道しなかった。

SU-は曲終わりに、共演してくれたメンバーを丁寧に紹介し、「We had so much fun and want to see light in tour with you guys again」(私たちはとても楽しかった。そしてツアーでのあなたたちと共にあのライトをもう一度見たいです)と述べた。

そして、いつものように「See You!」と言って、さっそうとステージを去っていった。

18日間の滞米。過去最長の海外滞在日数であるとと同時に、最も多くの観客を動員したツアーとなった。「前座修行」どころか、メインストリームのロックファンに短いセトリで、BABYMETALの魅力を最大限に伝えることができたスタジアムツアーだった。

もちろん、レッチリのおかげであり、BABYMETALが単独でスタジアムツアーを行うには、まだまだ楽曲やアルバムの「大ヒット」が必要であろう。だが、2017年のFox Dayから約1ヶ月で、BABYMETALはことアメリカに関する限り、去年を上回る実績を残したのである。ここから、6月の西海岸KORNツアー、5大キツネ、サマソニ、巨大キツネ、広島洗礼の儀と、ぼくらに感動を与え続けることになる。

(つづく)

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