2017年のBABYMETAL(6) | 私、BABYMETALの味方です。

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アイドルとメタルの弁証法
-May the FOXGOD be with You-

★今日のベビメタ

本日、12月19日は、過去BABYMETAL関連で大きなイベントのなかった日DEATH。

2018年のフェス出演スケジュールが決まりつつありますね。

5月18日~20日、アメリカ・オハイオ州コロンバスのRock on the Range@Mapfre Stadium。

6月1日~3日、ドイツ・ニュルンベルクのRock am Ring 2018@ニュルブルクリンク&Rock im Park 2018@ツェッペリンフィールド。

6月8日~10日、イギリス・レスターシャー州のDownload Festival@ドニントンパーク。

肝心のBABYMETAL出演日等の詳細はまだ決まっていませんが、ドイツ、イギリスと今年いけなかったヨーロッパのメイトさんたちが歓喜しているご様子。

おそらく、フェス前後に単独ライブも組まれると思われ、さらに恒例の遠征前のThe One限定小箱ライブも期待できます。年明け~Fox Dayまでのベビメタロス期間にははっきりするんじゃないかと思います。

 

2017年のBABYMETALの続き。

今年最初の単独ライブをハリウッドで終えたBABYMETALは、KORNとの米西海岸ツアー「The Serenity Of Summer」へ歩を進めた。

このツアーにおけるBABYMETALは、KORNの前座ではなく、KORNをヘッドライナーとするSTONE SOUR、SKILLET、YELAWOLF、ISLANDER、DEDらのアーティストとともに、入れ替わりつつ西海岸を巡業する一座興業のスタイルだった。

KORNはグランジに影響を受けた内省的な歌詞を、ラップから悲痛な泣き声、シャウトまで幅広い表現力で歌うジョナサン・デイヴィスをフロントマンとし、オルタナティブからメタルまで、ロックのあらゆる要素をミックスしたニューメタルの創始者とも言っていいバンド、メタル史上の革新者である。

STONE SOURは、コリィ・テイラーがSlipknot加入以前に組んでいたオルタナティブ・メタル・バンドであり、ISLANDERはポストハードコア/ニューメタルバンド、SKILLETも男女4人組のオルタナティブ・メタル・バンドである。

つまり、SlipknotがKnotフェスを主催するように、KORNも、メタル表現の最先端としてのオルタナティブメタル/ポストグランジ/ニューメタルを布教するためのツアーを組んでいるのであり、その一員に、BABYMETALが選ばれたというわけなのだ。

このことは、日本の「アイドルとメタルの融合」というコンセプトが、少なくともジョナサン・デイヴィスやヘッド(G)らには、J-POPではなく、ニューメタルの新種として認識され、ファンにアナウンスされたという事実は、ロック史上、意外と重い意味を持つと思う。

もっともBABYMETALとKORNの出会いは、2016年12月13日、レッチリUKツアーの休日、マンチェスター・アリーナで行われたLimp Bizkit とKORNとのジョイントライブをBABYMETALが見学したことに起因するのかもしれない。MOAのお気に入りのLimp Bizkitをマンチェスターの休日に見に行ったらKORNもいて、マネージャー同士の話が始まり、「来年西海岸でツアーやるから来てくれよ」てなことになったのか。いや、それ以前から話が決まっていたから見に行ったのかもしれず、その辺は定かではない。

いずれにせよ、このツアーにBABYMETALが参加し、かつ大勢の西海岸のオルタナティブ/ニューメタルファンに生演奏を聴かせることができたのは、大きな収穫だったと思う。

<6月18日>KORN USツアー アルバカーキ(NM)Isleta Amphitheater

<6月20日>KORN US ツアー チュラビスタ(CA)Mattress Firm Amphitheatre

<6月21日>KORN US ツアー イングルウッド(CA )The Forum

<6月22日>KORN US ツアー マウンテンビュー(CA)Shoreline Amphitheater

<6月24日>KORN US ツアー オーバーン(WA)White River Amphitheatre

<6月25日>KORN US ツアー ナンパ(ID)Ford Idaho Center

会場はいずれもAmphitheaterという形式の、すり鉢状の野外音楽堂。収容人数は1万5000人から2万人。

ハリウッドで体感したが、6月の西海岸の直射日光はキツイ。空気が澄んでいて、砂漠の中に町があるから、灼熱のビーチで演奏しているのと同じだ。あまりの日射のキツさに、MOAが片目をつぶるのがSexyと海外板で評判になったくらい。6月20日のチュラビスタでは、YUIの誕生日であることをSU-が観客に呼びかけ、YUIが照れて、MOAがウルウルし、SU-が二人の背中をパンパン叩くというシーンが見られた。

また、6月25日の最終日には、「ギミチョコ!!」でKORNのヘッドと、スタッフの一人がギターで参加し、「ギミチョKORN」が演じられるという、感動のシーンが味わえた。

これで、2017年の海外遠征、大物バンドとの「前座修行」は終了。

ライブの前日現地入り、翌日帰国という日程を含めると、2017年の海外滞在日数は、1月10日~12日韓国3日間、4月11日~31日アメリカ東海岸21日間、6月15日~27日アメリカ西海岸13日間の合計37日間。ライブ会場の収容人数から推計される動員数は32万0388人。

2016年は、3月31日~4月3日ロンドン4日間、5月2日~16日アメリカ東海岸~中西部15日間、6月1日~13日ヨーロッパ13日間、7月11日~20日アメリカ西海岸~中西部9日間、12月4日~20日UK16日間の合計57日間で、動員数は39万3297人。

2015年は、5月7日~18日北米12日間(メキシコは北米)、5月27日~6月16日ヨーロッパ20日間、8月24日~31日ヨーロッパ8日間の合計40日間で動員数は25万5368人。

2014年は、2月1日~3日台湾3日間、6月29日~7月9日ヨーロッパ12日間、7月25日~8月11日アメリカ西海岸~カナダ18日間、11月3日~11月9日NY(米)~ロンドン(英)7日間の        合計40日間で動員数は19万3372人。

昨年が多かっただけで、今年は2014年、2015年とほぼ同じ海外滞在日数となり、観客動員数も昨年は39万人を超えたが、それは12月のレッチリUKツアーの動員が14万7000人と多かったため。これが無かったら、むしろ今年の方が多いのだ。

つまり、今年の海外遠征は、1月、4月と6月、大物バンドに帯同しただけだが、自主興行=単独ライブの手間もかからず、動員数が多く、BABYMETALの魅力をメインストリームやオルタナティブロックのファンに訴求できた、効率的なものだったといえる。

(つづく)