メトロンズ
メトロンズ
『副担任会議』
という舞台を観に行ってきた。
クラブハウスで、出演者であるしずるの村上から誘われて、4月21日赤坂レッドシアターへ足を運んだ。
出演者はしずる、ライス、サルゴリラの6人。
約90分の舞台。
客演で芸人が劇団の舞台に出ることはよくあるが、芸人だけで作り上げる舞台というのは意外とない。
結論から言えば、非常に良かった。
ストーリー、台詞回し、キャラクター、笑いどころ泣かせどころ、メッセージ性。
全てがバランス良く織り込まれていて、観ていて心地よかった。
期待はしていたが、期待以上のものを見せてもらった。
たまに誘われて観に行く劇団の舞台なんかだと、チープな笑いというか、笑わせようとしている感が強くて笑えないことが多々あるのだが、
流石になかった。
加工アプリで盛ってる女子と、食事から美しさを保っている女子の違いといったところだろうか。
後半になると、笑い声が出やすい身体になってたように思う。
他のお客さんのことを考慮して、笑い声を噛み殺したところまであった。
脚本もそれぞれのキャラクター設定がしっかりしていて、
そのキャラクターを各芸人達が見事に演じていた。
そして、副担任というなんだか主役になれない存在(俺は副担任という存在に出会ったことはない...はず)
を上手に使っていて、世の中の主役になれない人、地味な存在、自分なんか居ても居なくても変わらないんじゃないかな?なんて思っている人へのメッセージ性もあって、
全体的に深みがあった作品だった。
今週までやってるらしいので、観てない方は是非。
リモート配信もしているとのことです。
回し者ではないが、単純にお薦めします。
M-1グランプリ
ヒーロー
今も昔もヒーロー物の漫画や、ドラマ、映画は根強く人気だ。
ウルトラマン、仮面ライダー、スパイダーマン・・
世界中でヒーローは人気だ!
弱き者を助け、悪者を退治する。
途中苦戦したって、最終的には悪者をやっつける。
見ていて気持ちがいい。
最後はスッキリした気持ちで終わる。
誰もがヒーローに憧れる。
だが現実はどうだろう?
多分悪者の方が強い。
正義の味方はたくさん悪者に葬り去られているだろう。
ヒーローに憧れていたって、ヒーローになんかなれやしない。
他人を守るどころか、自分を守るのに精一杯だ。
自分を犠牲にしてまで戦える人なんてそうそういやしない。
アクション映画のように、1人で何十人もやっつけるなんて到底出来やしない。
ビームもロケットパンチも出やしない。
悪者に出会っても、機嫌を損ねないように従うだけ。
しかも、明確な悪者という存在も難しい。
自分にとっては悪者でも、他の人にとっては善人かもしれない。
悪そうなマスクも被ってないし、ピエロみたいなメイクもしていない。
仮に明らかな悪者だとしても、戦い、相手を傷付けてしまったら、今度は自分が悪者にされてしまうかもしれない。
ヒーローなんて夢物語にすぎないんだ。
でも、ヒーローに憧れる気持ち。
ヒーローになりたいという気持ち。
悪者をやっつけるという気持ちがいっぱい集まったとき、
みんなで悪者を倒せるかもしれない。
そして、大切な人が悪者にやられそうな時はヒーローにならなきゃいけない。
それがハッピーエンドじゃなくたって。