歓びを歌に乗せて
スウェーデンの映画。
他にスウェーデンの映画は思い付かない。
物語は人気の指揮者が心筋梗塞で休養になり、自分が7歳まで育った村に戻るところから始まる。
そこでひょんなことからその村の聖歌隊を教えることに。
小さな村に突如現れた音楽家によって、周りがちょっとずつ変わり始める。
いわゆる人間の化学反応だ。
あるサッカーチームに敏腕な監督が入ったことによってそのチームの成績が上がるなんてのとはある。
ただ、この映画は音楽のスキルが上がるとかそんなんじゃなく、
周りの人間たち、聖歌隊のメンバーや、メンバーの家族などが音楽に関係なく変化していくというのが面白い。
その変化は良いものもあれば、悪いものもある。
愛情が生まれれば妬み、嫉妬なども同時に生まれたりする。
僕らも色んな化学反応を起こして生きてきた。
あの人と出会って・・
あの人に会ってなければ・・・
あいつさえいなければ・・・
自分が生きていられるのはあの人がいたから・・・
みたいなものの繰り返しだと思う。
隠しているもの、人に言えなかったこと、打ち明けられなかった悩みなど、みんな何かしら持っていたりする。
そういうものが1つ解放されることによっても世界は変わるだろう。
この作品は邦題でも分かるように、歌とか音楽の良さもある。
セッションよりは断然好きでした。
そして、スウェーデン人なのか、この監督なのか、血が好きなのか?と思うところも。
星 3.9
ペイフォワード
駄目だ!これは泣いてしまう。
ペイフォワードというと、先払い的な意味かと思いきや、
字幕では『次に渡せ』となっていた。
要は、与えられた親切をその人ではなく、別の人3人に返すというか、繋げるというか、そうやって枝分かれしていくことでクソみたいな世界が良くなるんじゃないか?という発想です。
オープニングは何が始まるのだろう?と期待させられるシーンだった。
アル中の母と中学生の息子。皮膚にヤケドの跡がある中学の社会科教師。
その教師のだした課題に、その少年が思い付いたのがペイフォワード。
実際、ホームレスを更生させようとしたり、いじめられっ子を助けたりするのだがなかなか上手く繋がっていかない。
しかし、そのペイフォワードが思わぬところで広がってたり・・・。
それぞれの背景がまた物語に厚みを出している。
なんか、アンビリバボーでアメリカで実際あった話として紹介されそうなストーリーでした。
お母さんの演技が個人的に好きだった。
バイト先で教師に会った時の、なんでいるの?みたいな表情がたまらない。
ラストはそっかぁ、そうなのかぁという感じだった。
最後は涙が溢れてしまった。
善意、勇気、正義とは?
そんなことを考えさせられる映画でした。
星 4.0
インターステラー
SF映画。
個人的に物理とか宇宙とかワームホール、ブラックホール、相対性理論とか好きだから結構はまれた。
興味ない人はどうなんだろう?
というくらい途中結構難しいセリフが飛び交う。
後半は宇宙での話なのだが、無重力ってどうやって撮影してんだろう?
後半は想像の世界なんだが、解明されてない今、どう描くかは自由。
まあ、現実離れしているんだけど、絶対にないとは言えないから、どんだけ入り込むか。
宇宙の映像は本当に綺麗。
映画館で観たかった作品。
星 3.8