レイジング・ファイア 見て来ました
2021年 香港・中国合作 126分 脚本&監督 ベニー・チャン原題:「怒火・重案」これぞ、香港アクション年の初めに思う存分堪能してまいりました正義感の塊、悪に敢然と立ち向かう主人公、チョン警部チョン警部/ドニー・イエンチョン警部には彼が心から愛する妊娠中の妻がいるチョンの妻/チン・ランチョン警部は何年も追い続けた極悪犯ウォンの薬物取引情報を手に入れ、ついにその現場に踏み込む絶好の機会を得たが、横やりが入りチョン警部のチームはその作戦から外されてしまうそして仲間のイウ警部が責任者となり、俺に任せろと笑顔で取引現場に向かうしかし、イウ警部を待っていたのは想定外の怖ろしい出来事だった不気味な仮面を被った5人組が突如現れ、イウ警部以下捜査官達をウォンの一味もろとも惨殺し、ブツを奪い去ったのだチョン警部が現場を把握し駆け付けたが時遅し無残に変貌した仲間たちの遺体を見つけ茫然とするチョン警部乱入した一味の首領の名はンゴウかつてはチョン警部の下で働く気の合うエリート警官だった男だンゴウ/ニコラス・ツエー真面目なエリート警察官だったンゴウがなぜにこのような暴挙に出たのかそれは4年前の事大手銀行会長誘拐事件勃発の折、容疑者のホーの身柄を確保したンゴウは、副総監からの「一刻も早く会長を助けるためにどんな手を使っても良い。責任は自分が取る。」と言う言葉を信じ、暴力により会長の居所を聞き出し、そのお陰で会長は無事救出されるしかし突然仲間にかみつき反撃に転じたホーに対し、ンゴウは部下たちと共にホーを棒切れで一撃ホーは耐えきれずに死んでしまうその現場を駆け付けたチョン警部は見ていた「やめろ!俺たちは警官だぞ!」やがて裁判にかけられたンゴウと部下たちは、副総監が前言を否認したこと、チョン警部が目撃したことを証言したことにより有罪判決を受け、刑務所に送られるンゴウは警察官の道を絶たれ、婚約も破棄となり、四年の服役の後出所した今、部下を見殺しにした大手銀行会長、保身に走り部下を切り捨てた副総監、そして嘘は言っていないが自分たちを守ろうと尽力してくれなかったチョン警部に対して復讐を誓うそしてどんな不正をも許さない正義の人チョン警部は、ンゴウ達との壮絶なる戦いに挑んで行く・・・暴力シーンは苦手なのですが、ハリウッドとも一線を画す、香港アクションの肉弾戦が何故か昔から大好きです何だか魂と魂、アスリート同士の戦いに見えてしまうからでしょうか勝手な解釈ですがセットで作られたカントン道路でのマシンガンによる壮絶な銃撃戦カーアクション、そしてその前のオートバイに乗ったンゴウと車のチョン警部とのアクションシーンもすごかったですが、やはり一番のクライマックスは最後の建物内でのンゴウとチョン警部との一騎打ちでしょうナイフ二刀流のンゴウとナイフ1本のチョン警部との壮絶な闘い👆訂正です💦(チョン警部はナイフでは無くて警棒使ってました😅🙏)すごい接近戦で一つ間違えば危険極まりない戦いの場面ド迫力でした擦り傷とか切り傷とか半端ないだろうなと思いながら見ていました10分間くらいの決闘シーンに2週間を掛けて撮影したとかそれだけの入魂のシーンでした確かにンゴウ達は凶悪犯なのですが、四年前の出来事を考えるといささかの同情を禁じ得ませんチョン警部は目撃したことを見てないと言えないのはわかるけど、副総監が全て責任を持つと言ったと訴えたンゴウ達の証言は、上司として信じて上げるべきでしたそこはチョン警部の対応の直球過ぎる残念な部分でした正義感に燃える警察官だったンゴウと部下たちなのに、破滅に向うと知っていながらも会長や副総監への復讐を遂げ、その真実を世に暴き出して行きますとはいえたくさんの罪なき警察官や一般市民まで巻き込んだのは許されざる事で、ラストはお決まりの結果に最初から最後までほぼほぼ絶え間なくアクションシーン緊張の連続で、ものすごく肩が凝りましたドニー・イエンは大好きで見れる限りは映画館に見に行ってます加えて久しぶりのニコラス・ツエーほんと楽しませて頂きましたお二人の共演作を見るのは「かちこみドラゴン・タイガー・ゲート」「孫文の義士団」に続いて3作目でしょうか残念ながら本作が遺作となられたベニー・チャン監督とニコラス・ツエーの作品は結構見ていて、「ジェネックスコップ」「香港国際警察」「インビシブルターゲット」「新少林寺」、5本目が本作品となりますとにかく爆破シーンの迫力がすごい、カーアクションもすごい、肉弾戦のアクションもすごい監督さんと記憶しています間違いなく面白い映画を作られます才能ある監督さんが若くして亡くなられて本当に残念ですニコラスがまた命知らずと言いますか、何でもスタントマン無しで自分でやる人で、「香港国際警察」のメイキング覚えていますが、ビルの41階から命綱付けてたとは言え、駆け下りてましたぁぁ人間技じゃないと思いましたぁぁベニー監督の依頼で主題歌の「對峙」の作曲もして、エンディングで歌っていますMVでは歌いながらギターを弾くニコラスと一緒になんとピアノ演奏で競演するドニー・イエンの姿がドニーさん、ピアノも弾けるとは実はエレキギターを弾きながら歌うニコラス・ツエーを9年前位に直に見たことがあります「ブラッドウエポン」で共演した台湾のジェイ・チョウのコンサートでの事でした実にカッコ良かったですすみません、ちょこっと自慢しましたいつまでもイケメンのニコラス・ツエー、アクションは本職では無いけど人並み外れたこだわりを持ち、いつも命がけの全力投球そして58歳になっても衰え知らずのわれらがイップ師匠、ドニー・イエン今回はアクション監督にも名を連ね、昔からのアクション仲間の、「るろ剣」のアクション監督で知られる谷垣健治さんがスタントコーデイネーターで、ラストの主要なアクションシーンも谷垣さんによるものだとかプロの集まりで作られた、気を抜いたところが全く見当たらない力作ですぜひこの香港アクションの醍醐味をたくさんの方に見て頂きたいです最後になりましたが「瓔珞」で非運の皇后を演じられたチン・ランさんがドニーさんの奥さん役でした願わくばもっとたくさんお美しいチン・ランさんを見たかったです勝手におまけコーナー👇イケメン度全開 2005年チェン・カイコー監督作品「PROMISE」の時のニコラス・ツエーの美しさは神でした主役ではありませんでしたが、共演した真田広之をして、「ニコラス、これは君の映画だ」と言わしめました