明蘭~才媛の春 見終わりました
2018年 中国 全73話 BS11にて視聴しました北宋の時代を背景に文人盛紘の亡き側室の娘として生まれた明蘭が、祖母の影響を受けて培った自らの知恵と夫顧廷燁の献身的な助けにより、幾多の困難を乗り越えて幸せを掴む物語73話は長い!!主役のお二人がとても良いので見続けることが出来ましたが、あまりにあくどい悪女の企みのオンパレードで疲れましたしかし、心から信頼し合った一組の夫婦の絆の深さ、互いへの思い遣り、そして夫顧廷燁の妻明蘭への真っすぐな愛情表現に癒されましたまず明蘭の生まれた盛家の家族構成をご紹介本作のヒロイン、盛明蘭 子供の頃に母を亡くし、祖母の手で育てられる今は戸籍上は正室の子となっている思慮深く頭脳明晰で口も立つが、その才を隠し目立たないように静かに日々過ごしている盛明蘭/ チャオ・リーイン目立つことを何より嫌う、日和見主義の父、盛紘盛紘/ リュウ・ジュンお嬢様育ちでわがままで気分屋な所はあるが悪気は無い奥様正室・王若弗/ リュウ・リンその二人の嫡男盛長柏は一発で科挙に受かる秀才で、心も広く明蘭を実の妹のように可愛がってくれる公明正大な人物顧廷燁とは大の親友の仲だ左端が盛長柏/ ワン・レンジュン明蘭を挟んでその右が長柏の妹如蘭/ジャン・ジアニン天真爛漫な開けっぴろげな性格で明蘭にも屈託なく接してくれるもう一人王若弗には伯爵家に嫁いだ長女盛華蘭がいる楚々とした美人で聡明だが嫁ぎ先から時々嫌な思いを強いられながらも健気に生きている女性で明蘭にも優しくしてくれるこの正室の王若弗の子供たち三人は、明蘭と兄妹として優しく付き合ってくれるが、王若弗自身は明蘭に優しく接することは無い明蘭が自分の苦手な大奥様のお気に入りであることも引っかかっているかもこの盛家には側室林噙霜とその娘と息子も住まいを同じくしているこの林噙霜という女があまりに自分勝手で冷酷な策略家【悪女度★★★★★】林噙霜/ ガオ・ルー盛紘の前ではか弱い女を演じ切り、色仕掛けにも長けているので自分に弱い盛紘を上手に操る恐ろしい女で、人殺しも平気と来ているその息子長楓は見栄っ張りでおしゃべりで、科挙も受けるがさっぱりの出来損ない長楓の素行の悪さが原因でそのとばっちりで親戚筋である顧廷燁の科挙が不合格にされるという迷惑も掛けている愚かで役立たずだが、母や姉のように陰湿では無いのがまだ救いか林噙霜の娘墨蘭はその点母の血をもろに継いでいてずる賢くてどこまでも底意地が悪い頭もよく姿かたちも美しく自分自身に絶大な自信を持っている同じように側室の娘でありながら皆から愛される明蘭に比べて嫌われ者の墨蘭は、明蘭を目の敵にしている【悪女度★★★】盛墨蘭/ シー・シー身分の高い男の所に嫁ぐ事しか頭にない墨蘭が目を着けているのは誰もが認める良家の好青年、斉家の一人息子斉衡だ斉衡/ チュー・イーロン父は王に次ぐ爵位の斉国公で母は皇帝の養女平寧郡主という高貴な家柄を鼻にかけることもなく、もの静かで純粋でまっすくで飾らない性格で見目も麗しく、年頃の娘たちならみな憧れる存在であるその斉衡を何とか射止めたい墨蘭だが、当の斉衡が思いを寄せていたのは明蘭だった明蘭も斉衡のような青年に近付かれて嬉しくないはずは無いしかし、亡き母の件で世の中の怖さが身に染みている明蘭は身の程をわきまえていたそしていったん噂になろうものなら嫁に行くことさえ難しくなる世界であることを知っていて、慎重の上にも慎重に斉衡に近付かないようにしていたまだ若い明蘭がそういう思慮深い娘に育ったのは偏に明蘭を手塩にかけて育ててくれた祖母、大奥様がいてくれたからだ盛紘の義母/ツァオ・ツイフェン盛家の大黒柱で当主盛紘にとっては血の繋がらない母ではあるが、盛紘の大奥様に対する敬意の念は絶大で、誰も大奥様に反論することはできないいつも正しい判断をする高潔な人物で、この大奥様に育てられ、知恵を授けられた明蘭は、事あるごとに大奥様の貴重な助言に助けられるまたそんな大奥様の恩に明蘭は命がけで報いるこの血の繋がらない祖母と孫の愛情のなんと美しく深いことか斉衡は明蘭を娶りたいと必死に両親に訴えるも、気位の高い母平寧郡主は盛家の家柄と明蘭が庶子である事を理由に決して認めようとしなかったしかし、そこで折れる斉衡ではないハンストまで強行し、次の科挙に合格したら結婚を認めてくれる約束をも取り付けたのだ二人の結婚は本決まりかと思えたしかし、そこに斉衡を慕う邕王の娘、嘉成県主との縁談が藪から棒に降ってわくしかも邕王妃が斉衡の父の拉致を強行、助けに現れた斉衡にこの縁談を断れば斉衡の命は無く、明蘭一族も無事では済まないと脅かすという異常さだ止む無く斉衡はこの理不尽極まりない縁談を涙ながらに受け入れる信じていた斉衡が嘉成県主と結婚することを聞いた明蘭はショックを隠し切れない愛し合った初恋同志の二人はこうして別の道を歩むことになるその後明蘭には縁談がいろいろ舞い込むが、最後に明蘭を伴侶としたのは、顧廷燁だった顧廷燁/ ウィリアム・フォン寧遠侯爵家の息子として生まれながら、家との折り合いが悪く父親とは勘当同然で家を出て、朱曼娘という元芸妓の女と知り合い気の毒な身の上に同情して一緒に暮らし、二人の子をなしていたこの顧廷燁は本当に気の毒な人物だ本来なら良い家柄に生まれ、頭もよく武道に優れ、重臣として活躍しているはずの身の上なのに、これまで家族に恵まれず悪女たちに振り回されてひどい生活を強いられているまずはヒルのように獲物に吸い付いたら離れない女、朱曼娘【悪女度★★★★★】朱曼娘/リー・イーシャオ人の良いお坊ちゃま育ちの顧廷燁をコロッと騙して、子供を二人も作り側女となり、隙あらばと顧廷燁の全財産を狙っている一緒に暮らすことになった常ばあやの進言でようやく朱曼娘の本性を知る顧廷燁だが、この厚顔無恥な朱曼娘の悪行の数々は最期まで続く子供に対する愛がひとつも感じられず、ただ自分が可愛いだけの女怖すぎです顧廷燁にはもう一人天敵の悪女がいる父が廷燁の母亡きあとの正妻に入った秦氏だ【悪女度★★★★★★】秦氏/ ワン・イーナン外面は素晴らしく良くて、絶対に自分が矢面に立たないように周りの人々を操って事を自分の思うように運んでしまう策略家先妻の子廷燁を夫の前でわざと甘やかして育て、廷燁が夫から反感を買うように仕向け、家から追い出してしまうそのやり口の巧妙さ自分の産んだ子に家督を譲らんがためにあらゆる手段を講じ、廷燁を踏みつけにするその小芝居の見事な事ただその大事な一人息子がこの母から生まれたとは思えない無欲で凡庸な息子に育ち、憤懣やり方ない秦氏は最期は自ら破滅の道を歩むのだが・・・この人もつくづく我が子より自分、自分、の人でしたなぁこの人の★がひとつ多いのは、決して自分は表に出ないで事を運ぶ悪辣さにプラス1としました悪女はここにもう一人奥様の王若弗の実の姉、康夫人(写真右)【悪女度★★★★】秦氏と康夫人の最強悪女ペア康夫人はやることも酷かったですが、口もすごく悪くて、特に何かと言えば、「庶子の分際で」と人の生まれを馬鹿にするところがほんと嫌いでした生まれは良いのに品のかけらも無い人で顔を見るのも嫌でしたこの時代に生まれてなくてほんと良かったと思いますこの悪女の皆さんにかかったら、普通の人はすぐに罠にかかってあの世行き、間違いないですさて皇帝に実子がおらず、前皇帝の従弟の血筋の趙宗全が次の皇帝に着くことになるが、その息子策英の友人である顧廷燁は、その抜きんでた武芸と知力で皇帝の大きな力となり、一気にその高名をとどろかすことになる顧廷燁の機転により命を救われた新皇帝趙宗全(右)そのころ明蘭にいろいろ縁談が来ていることを知っていた顧廷燁は、策を練って明蘭との結婚に辿り着く明蘭にとって顧廷燁は、母が急病の折に医者を探していた時唯一助けてくれた恩人で、大きくなってからも何度となく危ない所を助けられている恩人でもあり、結婚の申し出を受けることにする顧廷燁が明蘭を妻に選んだ一番のポイントは、朱曼娘が残して行った娘の今後をどうしようか悩んでいた時に、田舎に連れて行くのでは無くて、都に置いて学ばせるべしと的確なアドバイスをしてくれた事がきっかけだとか皆にそっぽ向かれていた時でさえ、恩人と言って手作りのお菓子を持って来てくれる明蘭のその優しい人となりも気に入っていたはずだ今飛ぶ鳥を落とす勢いの大将軍顧廷燁との縁談は明蘭にとって良縁で大奥様始めみんなが祝福してくれるしかし結婚してからも明蘭の苦労は続くなにせ壁一枚隔てた向こうには、悪女度120%の義理の母、秦氏がいるのだそんな中でも明蘭は凛としている自分を愛してくれている夫顧廷燁が傍で支えてくれているからだ皇太后の謀も勃発し風雲急を告げる時を迎えても明蘭は強く賢く生き抜いて行く・・・最初から最後まで陰謀渦巻く怒涛の展開ですが、明蘭には大奥様と顧廷燁と言う、二人の頼もしいボディーガードが付いているので最後まで安心して見れました度々出て来た馬球のシーンは楽しかったです明蘭には出来ない事無くて、ほんとスーパーガール本作の悪女連合の中で、盛墨蘭だけが最後まで制裁を受けていませんが、自業自得とは言え婚家でも夫に疎まれ居場所が無く不幸せな点や、実家でもその人となりから嫌われ者である点などこれから先の人生も寂しいものになりそうです身から出た錆とは言え、侍女にまで裏切られるなんて、薄情な盛墨蘭だけですねあの秦氏の侍女でさえ、最期までお嬢様と呼んでそばを離れませんでした王若弗の侍女然りです子供のころから傍にいて育てているので、その愛情は身内同然なんですね明蘭の侍女たちはみんないつまでも明蘭の傍にいてお世話をしたいと、嫁ぐのを断るくらいですやはり良いご主人は慕われますね家族や明蘭の身の安全のために明蘭との結婚を諦めて、嘉成県主と結婚した斉衡がいつまでも明蘭を忘れられずにいるのは気の毒だったけど、顧廷燁を目の敵にしてるところはなんか大人げなく思ったりもしました気持ちはわかるけど・・しかし、顧廷燁とのわだかまりも取れて、妻の嘉成県主に心を少しずつ開くようになって行って、二組の夫婦同士で会話もできるようになってほんと良かったですお母さんは怖い人だったけど嘉成県主は心から斉衡を愛していて、その思いがやっと届きましたこちらの夫婦も幸せになってくれそう~斉衡にはやはり笑顔が似合います優しくて真っすぐで上品な斉衡役、 チュー・イーロンさん、ピッタリでした明蘭と顧廷燁のおしどり夫婦を演じたチャオ・リーイン、ウィリアム・フォンのお二人は実生活でもご夫婦なんですよねご結婚されたのがこのドラマの先か後かは存じませんが、ほんとその仲の良さが伝わってくるようでしたまさしくお似合いのご夫婦ですね