
小学4年生の時に、父と友人と映画館の一番前の席で「キングコング」を観た。
約50年前。
インパクトは相当なものだった。
当時はまだ無名で、モデルをしながら演技を学んでいた。
演技が開眼したのは、5年後の「郵便配達は二度ベルを鳴らす」。

「トッツィー」でアカデミー賞助演女優賞を受賞し、晩年にはエミー賞もトニー賞も受賞している。
最近でこそ、映画出演も減り、映画で観る機会がなくなった。
そこに、主演作「喝采」である。
彼女が告げられたのは認知症を患っているということ。
チェーホフの戯曲「桜の園」の稽古中だった彼女は、 無事舞台を乗り切ることが出来るのだろうか?
アカデミー賞ノミネートは6回。
テレビでも演劇でも活躍し、エミー賞3回、トニー賞1回。
ビビアン・リーがマーロン・ブランドを相手に演じた、女優なら誰もが演じてみたい役である。
今回は、集大成のような役だ。
追い込まれていく精神と肉体。
半世紀前に酷評を浴びた彼女が、ここに到達したのだということを、まざまざと見せつけられた。























