
ジム・ジャームッシュ監督がヴェネチア国際映画祭で金獅子賞受賞。
公開が楽しみでならない。
「遠い山なみの光」

こちらはカンヌ国際映画祭で評価された作品。
謎を2時間ぎりぎりまで引っ張り、巧妙に作られたミステリー。
こういう映画には打ってつけの監督が、「ある男」や「愚行録」の石川慶監督。

戦後間もない長崎が舞台。
運命を狂わされた主人公の過去に、何があったのか?
ある女性とその娘と出会い、過ごした夏。
原爆の被害とも重なり、その中を必死で生き抜いた彼らの姿がある。
原作はノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロさん。
今回は製作総指揮まで兼ね、その本気度が分かる。
謎が明かされるクライマックスのカタルシス。
広瀬すずさんも二階堂ふみさんも、大人になった主人公の吉田羊さんも。
重たい過去を引きずりながら謎めいていて、掴むのが困難な役だ。
役と向き合うのも大変だったろう。
三浦友和さんと渡辺大知さんの対決シーンは、リハーサルなしの一発撮りだったそう。
鳥肌が立った。
ラストは希望の光が見え、我々の背中をそっと押してくれる。



















