これぞ時代劇!これぞ仕掛人!! | 映画ブログ 市川裕隆の燃えよ ヒロゴン


時代劇の面白さを十二分に堪能出来る映画が、「仕掛人・藤枝梅安2」。
第一弾も楽しませてくれたが、今回はそれ以上か?
久しくこんな時代劇を味わっていない。


脚本、構成、共に優れている。
仕掛人の殺しは見せ場になるが、そのダイナミズム、目を見張る。
それまでの緊迫感も秀逸。


河毛俊作監督の演出が光る。
梅安の相棒である彦次郎の復讐が軸だ。
敵は椎名桔平さん演じるごろつきの一味。


そこに梅安を憎む、佐藤浩市さん演じる浪人が絡み、三つ巴の戦いとなる。
それぞれの駆け引き、それぞれの思惑が錯綜し、時代劇の醍醐味がたっぷり。
見事としか言いようがない。


自分が殺陣をやっていた頃。
10年くらい前か?
殺陣をやる役者は馬鹿だなんて、ほざくプロデューサーもいた。
時代劇の減少と共に、殺陣をやれる役者が減ったのは事実。


自分も殺陣の仕事が全くなくなった。
でも、殺陣が出来たことでチャンスを貰ったことも事実。
今、この時代に、これ程の本格時代劇が撮れるとは、自分もびっくりだった。


時代劇が面白いのは、この映画を観れば分かる。
昔からの時代劇ファンや、普段時代劇を観ない若い子にも十分伝わるだろう。
日本映画が誇る時代劇の灯が消えないよう、切に願う。