顔面対決を堪能する映画 | 映画ブログ 市川裕隆の燃えよ ヒロゴン


陰謀に巻き込まれてしまった3人の友情を、豪華キャストで描いたクライム・コメディ「アムステルダム」。
あり得ないけど、ほぼ実話!ということ。


監督は、「世界にひとつのプレイブック」や「ザ・ファイター」等の傑作を生み出し、評価の高いデヴィッド・O・ラッセル。
今回もらしさ爆発で、個性的で魅力的なキャストを自在に配置し、遊び心満載の作りだ。


友情が築かれるのは、クリスチャン・ベール、マーゴット・ロビー、ジョン・デヴィッド・ワシントンの3人。
クリスチャン・ベールはラッセル監督と3度目のタッグなので、信頼関係は映画にも表れている。
第一次世界大戦で片目を失った医者役を実に楽しそうに演じている。


クリスチャン・ベールは「ザ・ファイター」でオスカーを獲得しているが、これでもかとオスカー俳優も含めた豪華俳優が揃い踏みだ。
将軍役にラッセル組のロバート・デ・ニーロ、「ボヘミアン・ラプソディ」のラミ・マレック、今をときめくアニャ・テイラー・ジョイ、マイケル・シャノン、ゾーイ・サルダナ、テイラー・スウィフト、 アカデミー賞の平手打ちで話題になったクリス・ロック、マイク・マイヤーズ。
とにかくみんな顔が濃い!
主演のベールとマーゴット・ロビーもだが。


これだけのキャストでも観てるだけでヨダレが出そうだが、自分的にはラミ・マレックとアニャ・テイラー・ジョイの夫婦が新鮮で面白かった。
二人の個性的な顔が、並んでるだけでもインパクトあり。
顔面対決は見物だ。



次から次へと胡散臭そうな顔が現れる。
もうひとつ顔面対決と言えば、マイケル・シャノンとマイク・マイヤーズも相当なもの。
このツーショットも強烈だ。


誰が敵で誰が味方か?
巧妙な駆け引きと俳優のアンサンブルを存分に楽しめる。
あなたは誰の演技が、誰の顔面がお好みでしょうか?