ホーキングになる | 映画ブログ 市川裕隆の燃えよ ヒロゴン



予告編でエディ・レッドメインの演技を見た時は衝撃だった。
演技に触れた者なら、体が熱くなるに違いない。
「マイ・レフト・フット」のダニエル・デイ・ルイスを見た時と同じように。
「博士と彼女のセオリー」で天才物理学者ホーキングを演じたレッドメインは、見事アカデミー賞主演男優賞を受賞した。

今回撮影前に7㎏痩せたというが、もともと痩せてる彼が7㎏絞るのは相当厳しいと思う。
しかもあの筋肉の弛緩の仕方。
だんだん歩けなくなり、体もほとんど動かなくなり、言葉も発せられなくなる。
その過程を彼はミリ単位の演技で見せるのだ。
眉毛の動かし方も何ヵ月もかけて練習したとか。
正にホーキング博士そのもの。

今後レッドメインは自分のこの最高峰の演技に挑戦していくことになる。
大変だろうな。