命ある限り | 映画ブログ 市川裕隆の燃えよ ヒロゴン
履歴書を郵送した。
今度はどうだ?
今度こそやりたいぞ。
それでもまだその後に面接があり、先は長い。
だが、アルバイトをきっちり決めることは、役者での活動を支える鍵となる。
決まってくれ!

「地上最大の手塚治虫」展。
壁にぶち当たる度にたくさんの映画に助けられたが、手塚さんの「ブラック・ジャック」にも何度助けられたことか。
もちろん全編読んでいるが、改めて読み返しても新たな発見があり感動がある。
世田谷文学館では、「二つの愛」を紹介していた。
事故で両腕を失った寿司屋の青年と、トラックの運転手の物語である。
責任を感じた運転手が青年の代わりに修行を積んで寿司を握るという、泣かせる話だが、悲劇は容赦なく2人を襲う。
今度は、運転手が事故に合うのだ。

手塚さんの人生を変えたのは、間違いなく戦争体験である。
多くの死と出会い、その思いを漫画にぶつけたのだ。
「ブラック・ジャック」に重要な台詞がある。
ブラック・ジャックの師である本間丈太郎先生の言葉である。
「人間が生き物の生き死にを自由にしようなんて、おこがましいとは思わんかね…」



Android携帯からの投稿