円の研究生の時に、年寄りの役が続いた。
30歳頃にそれを演じるのは、少々抵抗があった。
一つは孫の前で死に、一つは孤独に野垂れ死ぬ。
演出家に言わせると、枯れた魅力だと言う。
それも嫌だった。
今日、パックを枯れて演じてほしいと言われた。
あるシーンでの限られた時間。
今はまだエネルギッシュだと。
パックが新たな顔を見せた。
あの頃と比べたら、だいぶ枯れたはずだ。
次の課題が増えた。
今回とても理想的だなと思うのは、終わりがないということ。
次々課題が現れる。
昨日より今日、今日より明日、どんどん進化している。
こんなに役で挑戦を繰り返したことは、かつてあっただろうか？
まだまだ道は険しい。
座キューピーマジック
「ハムレットのための特別席」
5/23(水)～27(日)
23(水) 19:00～
24(木) 15:00～
25(金) 19:00～
26(土) 15:00～
27(日) 16:00～
下北沢「劇」小劇場
前売券 日時指定自由席￥3500
当日券￥3800
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