ともだちとワイン。 | haruのearlgreyな日記帳

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大阪神戸京都の三都ものがたり出身、現在Tokyo在住のharuです。
日々のお散歩、お茶とよしなしごとから始まったブログです。

2022年の年末、乳がんの手術をし備忘録を兼ねてそのトピックでも書き始めました。

がんのイメージを治療を通じて希望的観測に。

今日はひさしぶりに友人のMちゃんとまちあわせて、ワインを飲んできた。

彼女と会うのは、数ヶ月ぶりで前回あったときとちょっと雰囲気が変わっていた。

(もちろんいい風にです)


広尾の駅の近くの本屋さんで仕事が終わるのを待って、たまに行くビストロへ。

「ちょっと飲みたいんだけど、あいてるかな週末?」と言われた。

今日はしなくては行けないことが一日続いたので、なんとなくかぜぎみで、

本調子ではなかったので1杯だけつきあうことにする。


彼女がこんなことを言っていた。

「来週からボスが一週間海外出張で居なくなるので、なんとなくさみしくなって

気に入った服きて会社へ行ったの」

「へぇ。どんなボスなの?」

「まぁ普通の上司だけど、ちょっと不思議な感じのする人」

「ふぅん。。どういうところが?」

「ほんとに相談したいなぁ、と思ったとき

会議が途中でも席に戻ってきたりすることがあるんだけど、気のせいかなー(笑)」

「え~、なんかそれって通じ合うものがあるとか。。。?」

「そんなはずはないと思うけど、

 ピンクのYシャツだったから、えっ!て感じだった。」

「それで?」

「残業してたら、「何してんの?」っていきなり言われたの。

早く帰ったら?じゃなくて、早く帰って。って聞こえたから

「もう帰ります。」って即答で言い返してきたんだけど。

なんかそれしか言えなくて、だんだんだんだん自分に腹が立ってきてさー」

「そりゃそうよね、そんな言い方しなくてもいいじゃないね。」

「そうでしょ?なんかさー、一生懸命やろうとしても、上司からそんな言い方でしか

ことばが返ってこないって、なんだかよくわからないけど、

こんな気持ちになっているのをどう伝えたらいいか、伝えてもいいのか、

ちょっと複雑な心境でさ。」

「。。。。その上司って、Mちゃんになんか甘えてるんじゃない?」

「そうかもしれないね。社員さんと違って、よその人にだと

へんな顔みせても文句言われないもんね」

「。。。。」

「案外、モチベーションってことばひとつかもしれないよね。上司とか先輩とか。」


彼女は珍しく、静かにそんなことを話すので

となりで飲んでいると酔いがまわりながら

何か力になってあげたいなぁと思いました。

普段そんなことを絶対口にしないMちゃんなので

意外だったけど。。


たまに、こんな感じで

きいてくれる?って言われることがある。


黙ってきいてあげて、こっちはしばらく経ったら忘れてるしね、

と答えた。