大腸憩室炎になって最初の頃はまだ大腸憩室炎というものについてよくわかっていませんでした。
治って友達に会った時も「大腸憩室炎」て言ってもみんな「?」なので
「なんか、腸が炎症起こしちゃったんだよね」って説明して自分もそのくらいの認識でした。
それがその後私の人生につきまとう持病になるなんて、その頃は1ミリも思っていなかったのです。
そもそも、舐めてたので、治る→元の生活→憩室炎→治る→元の生活→憩室炎を繰り返していきました。
大腸憩室炎を15年繰り返してきた私でもいまだに憩室炎の原因はコレだ!っていう確信はなく、毎回あれかなぁ、これかなぁと原因さがしをやっています。
あまりにも何度も繰り返すので困っていたところ、母から憩室炎で手術してすごく元気になった人がいると聞かされ、
手術は怖いけどよくなるならそれはすごい希望だと思い、主治医に相談しました。
でも私の主治医は内臓を空気に晒すことに否定的な考えの持ち主で(といっても私はすでに盲腸の手術をしているので空気に晒してますが)、
私はまだ手術の適応ではないとのことで、私も一か八かの手術はやっぱり怖くて諦めました。
ところがその後また憩室炎になり、休日だったため休日診療をしていた少し離れた町の開業医のところへ行きました。
その医師は内科と外科も受け持っていました。
その医師に症状を説明すると
「こんなに何度も繰り返しているのになぜ手術しないんですか?」
と呆れ気味に言われたのです。
…ですよねぇ〜〜
私は「主治医が手術に消極的で…」と話すと、
その医師は少し不満そうで、「患者のQOLが〜」とか言ってかなり積極的に手術をする方向に話をしてきました。
なんとなくその先生の勢いに押されて
「憩室炎が治ったら手術について話を進めましょう」ということになり、
治ったらまたきてくださいと言われて、その時は薬をもらって帰宅しました。
なんなんだろう、こんなに医者で意見が違うんだ、どっちが正しいんだろうと私は少し混乱していました。
休み明けに主治医のところへ行き、休日診療の医師から手術を勧められた話をしましたが、
やはり主治医は渋い表情で賛成はしてくれませんでした。
主治医の表情を見て、休日診療の医師はひょっとして「外科」の立場から「切ることに積極的」なのかな?と思いました。
切って治す側だから切ることにポジティブなのかなぁと。
その先生が執刀するつもりだったのかどうかはわかりませんが、
私はここで内科と外科の医師の考え方の違いのようなものをなんとなく感じたのでした。
結局その医師の元へはそれきり行かなかったので、手術しないまま今に至るのですが…
しかしその後も何度も何度も憩室炎を繰り返す日々。
そして一昨年は旅行の直前に憩室炎になり、泣く泣く旅行をキャンセル。
痛みがおさまったあともずっとお腹の具合が悪く、食事もずっとお粥や煮物などが続いてすごく痩せてしまいました。
いろんな予定もキャンセル。
ほとほと困り果てて自分の運命を呪いました。
そんな時にアメブロでやはり憩室炎を手術してすっごく元気になった方のブログを拝見して
「やはり切るしかないのでは…」と奮い立ちました。
再度主治医に相談しましたが、主治医はまたもや難色を示しました。
私はまだ切る段階ではないということのようでした。
主治医が言うには、炎症のせいで腸が細くなって大腸カメラが通らないなどの弊害があるとか、
他の持病があって憩室炎になると困る人(どんな病気か聞けば良かったのですが聞いてません)は手術を薦めるけど、
私はまだ憩室炎を繰り返すリスクより手術のリスクが上回るということのようです。
数えていませんがおそらく20回近くは憩室炎になっています。
それなのにまだ手術の適応ではないとは…
ちなみに私の憩室炎は上行結腸にあります。
上行結腸にはまだまだ憩室炎に耐えてもらわないといけないようです。
