昨日は私の通院だったのだが、色々と検査結果の数値が悪くて、次回はエコー検査の予約を入れられた。
来週の月曜日にもレントゲン検査があるが、以前から気になっていた手のしびれについて主治医に話すつもりでいる。
末梢神経障害が進んでいる状態で、正中神経麻痺になる恐れもあるからだ。
以前から指が上手く動かせなくなっており、姉にメニューポスターを依頼された時も、思うように描けない手で何とか仕上げていた。
最近忙しくて、カリンバやキーボードなどの楽器を奏でることもしていない。
いつかは弾けなくなるのだろうな·····
数日前には母から電話があり、両足がパンパンに腫れていると言う。
その少し前に、ぎっくり腰になったらしく、暫く体を動かせないでいたらしい。
浮腫は心臓や肝臓や腎臓、何処から症状が来ているかも分からない。
体を動かしていなかったため、血流が悪くなっていたのもあるだろう。
取り敢えずその日は、足を心臓より高くして眠るよう伝えた。
直ぐに検査をしてもらうよう言ったが、総合病院の診察券はあっても「紹介状を持って来て下さい」と帰された母。
近くの病院に行っても、先日検査をしたばかりだからと新たに受けさせてくれなかったそうだ。
歩くのもままならないと言うのに。
どのみち小さな病院では検査も外注になるので、次に行った時には紹介状を書いてもらうようにと母に話した。
私も健康体ではないから、万が一の時に付き添ってあげられないのが悔しい。
浮腫んだ足を指で押すと戻らないようだし、ますます心配だ。
看護師をしていた頃、40年間意識不明の患者さんがいた。
その人の最後の清拭をしたのは私だった。
体には黄疸が出ていて、皮膚は指で押してもへこみが戻らなかった。
長くはないな·····と思っていたが、やはり2日後に亡くなった。
昨日はヒメウズラがまた1羽他界した。
特に懐いていたシルバーのオスで、前日までは元気だったのに、朝になると羽を膨らませて丸くなっており、気になりつつも病院へ向かった。
帰宅した午後には息を引き取った後だった。
通院でなければ看取ってあげられたと思う。
もうみんな寿命の域に達しているので、この先立て続けに亡くなることも考えられる。
突然来る別れ、前触れのない別れ、覚悟をしなければいけない別れ·····
自身の体の不調、母の心配、ペットロス。
昨日はちょっと気が滅入ってしまった。
月1行くガーデンは、行く度に異なる植物が見られる。
風が気持ちいい季節になった。
空を見上げることが増える季節だ。
先日行った時に、日差しが当たる所にだけ白いヒガンバナが咲いていたのが印象的だった。
まるで秘密の集会みたい
アメジストセージ(サルビア・レウカンサ)も綺麗に咲いていた。
秋が静かに私の横を通り過ぎて行く。
何処か懐かしい香りをまといながら。