ヒメウズラの介護 | マリリンの独り言

マリリンの独り言

ほんの些細な日常の出来事や、面白エピソード、我が家の動物達の話、ハンドメイド作品の話などを気ままに綴ります。

時々毒吐き。
クズ男やモラ男の話、人間関係についても書いています。

夫婦間だけの呼び名は
『プニ』『プニちゃん』


私はヒメウズラを孵化させて育てて来た。

 アメブロではあまり書いていなかったけれど、今日はそのヒメウズラのお話。


前に書いたヒメウズラのブログ
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我が家で生まれたヒメウズラは23羽いた。




最初は10個の有精卵を手に入れ、孵卵器で孵化させたのがトベラエビネスイバだった。

後は無精卵だったり、卵の中で死んでしまった子もいた。


そしてシルバーのヒメウズラが欲しかったので、シルバーの有精卵を4個だけ仕入れ、生まれたのがシオデだったのだ。


エビネとスイバがオスで、トベラとシオデがメスだった。



シオデは最初の3羽が成長した後で生まれたので、1羽だけ集中して構ってあげられた。



孵化したてのシオデ
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ヒメウズラの雛は、ペットボトルのキャップに入るミニサイズだ。





黄色いヒヨコから、だんだん白っぽくなって来ている頃のシオデ。



シオデの種類はシルバーだが、少し白っぽいグレーをしていた。



ヒメウズラの羽の色や柄は多数あり、その組み合わせから多くの名称で呼ばれている。



全てではなくてこれ以外にもある。
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エビネはチョコだったが、成長すると顔から胸が青っぽくなったので種類はブルーフェイス。

スイバはノーマル種で、トベラはシナモンだった。





シオデのケージの中に手を入れると、私の手の中に入って来て、羽をバタバタさせたり足を伸ばして眠ったりした。







そしてこの4羽から19羽の雛が生まれたのだが、これが私の誤算だったのである。






シオデとトベラが、毎日1個ずつ産卵してくれた。




2世を誕生させるべく
孵卵器には10個の卵をセッティングした。

温度は37.5℃、 湿度は30~40%にセット


鶏などでも同じだが、卵は温めるだけではなく転卵と言って頻繁に卵を転がさなくてはならない。

通常なら親鳥もしくは人間がそれを担うのだが、私が持っている孵卵器は、黒い枠が一定の時間ごとに回って転卵をしてくれるのだ。





そんな風にして10羽の雛が孵化した。


様々な色の雛がいた。




羽が乾いた後の雛たち。
1口サイズで
食べたろか!ってなくらい可愛い♡






そして先にも書いた私の誤算で19羽になったのは、自然孵化が難しいとされているのに、シオデとトベラが交互に抱卵して孵化させたからだ。



ある日ケージの中を見たら、ちっこいのがいっぱいちょこちょこ歩いていたので驚いた。



可愛いおしり♥️







雛たちは元気に成長して行った。




ヒメウズラは、完全に成長しても手の中に包めるくらいの大きさだ。





この中で、白姫と呼ばれる真っ白な子が5羽生まれた。

5羽は全てオスで、他の子たちとの喧嘩が酷かったので別のケージに移動させてある。




ヒメウズラの寿命は4~5年で、卵を産むメスはオスよりも短命になる。


1羽また1羽と他界して行き、現在は10羽のみとなってしまった。





前置きが長くなったが、ここからがブログのタイトルの話になる。




白姫の白いヒメウズラの内、背中に1枚だけ黒っぽい羽が生えている子がいる。



名前はアマナ。



去年1羽他界したので、白姫は4羽となっているのだが、数日前その中のアマナの様子が変だった。




朝は何ともなかったのに、夜の餌やりの時にケージを見ると、足を投げ出し片羽を広げて体を支えている感じに見える。



ケージから出してみたが、足で立てなくなっていたのだ。




(アマナもお別れが近いのかな·····)




悲しい気持ちになりながら、これでは自力で水を飲みに行くのも餌を食べに行くのも難しいだろうと思った。




最初は死に水になるかもしれないと考えたくらいだった。




翌朝には息を引き取っているだろう·····





しかしアマナは

生きていた!!




そこで私は1日に数回、小さなシリンジでアマナに水を飲ませ、餌入れのところに戻してやることを繰り返した。





アマナも直ぐにシリンジを覚えくれて、よく水を飲んでくれる。




前日横たわっていたアマナが、翌日はケージの中で体を起こせていた。



引き続きシリンジでの水やりと、餌入れの近くに置いてあげることを続けた。




すると夜には少し覚束なさはあるものの、自力でぴょこぴょこ歩けるようになっていたのだ。





それでも寿命の域に

達しているのは確かではある。




しかし残された僅かな時間であったとしても、介護を通じてアマナと心を通わせたいと思う。


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