悪夢 | マリリンの独り言

マリリンの独り言

ほんの些細な日常の出来事や、面白エピソード、我が家の動物達の話、ハンドメイド作品の話などを気ままに綴ります。

時々毒吐き。
クズ男やモラ男の話、人間関係についても書いています。

夫婦間だけの呼び名は
『プニ』『プニちゃん』


弟と頻繁に会わなくて済んでいるのに、以前のように毎日電話が掛かって来る訳でもないのに、私の心は殺され続けている。





弟からメールが来ようものなら、その後は必ずパニック発作になるし、眠れば悪夢にうなされるのだ。




弟に猫をさらわれ捨てられて、泣きながら裸足で街中を探す夢


理不尽なことを言われ口答えをしたら、走って殴り掛かって来た夢


夢の中で寝ているところに、馬乗りにされ首を片手で絞められながら殴られる夢


蹴り飛ばされ横向きに倒れたら、足で頭を踏み潰された夢






弟に関する悪夢は数え切れないほどあって

「うわぁーっ!」「ギャーッ!」

そう叫んで旦那に起こされたこともある。







弟は入院中だし、今は足も切断して車椅子に乗る身体障害者だ。


最近でも殴られたことはあったが、昔のように気絶するまでとか、私が意識不明の重体になり入院するまでには至らない。



弟に頭部を集中して殴り続けられ意識不明の重体に陥った時は、記憶障害も起こり一部の記憶は未だに戻らないままだ。





もう眠るのが怖いくらい、弟に襲われる悪夢ばかりを見る。


そして目覚めた後は、体が動かせなくなっており、呼吸さえ出来ないことも多い。




悪夢障害で目覚めてからも生活に支障を来たしている。




心療内科の主治医は、自分を守るために体がガチガチになってしまうのだと言っていた。




動悸も頭痛も吐き気も目眩も肩凝りも、全て

攻撃から自身をガードするがために出る症状らしい。







「夢は夢やから大丈夫。少しずつ距離を取って行きましょう」





そうは言われても、血縁関係にある以上、母が健在な内は弟と縁を切るのは難しい。




相変わらず私名義の携帯を持たせているので、毎月の支払いもきつい。






そんな入院中の弟から、数日前にメールが来た。




退院の話が出たらしく、荷物が多いので運んでくれるか退院の時に迎えに来てほしいと。


タクシー代もギリギリだし、救急搬送された時に救急隊員が、車椅子だけでなく松葉杖まで運んだそうなのだ。







そんなん無理!





退院は平日の昼間だろうし、旦那は仕事を休めない。


荷物の件も、また私達が病院まで取りに行き弟のマンションに往復して運ばせる気だったのだろう。




それだけで旦那の休みの日が半日潰れる。


ただでさえ週一の買いだめをするので忙しいのに。




散々ブログ内で書いて来たが、私を家政婦旦那を運転手として利用しないでほしい。





何度旦那と別れたことにしようと思ったことか。


私は免許証を持っていないので、利用価値がないからだ。




「無理やったらいいから」


とは言っていたが、してほしい気持ちが伝わって来る。





大金があったら引っ越して、弟と音信不通になりたい。





もし弟が穏やかな人柄だったなら、私達に感謝してくれる性格だったなら、私も自分の体調が悪くても頑張ってしてあげようと思えるだろう。




でもダメだ··········




完全に拒絶反応を示してしまうので、パニック発作になり弟が入院する病院にさえ行けない。





現実に顔を合わせたら、悪夢の内容がフラッシュバックして耐えられないと想う。



それでなくても長年受けて来たモラハラとDVの傷は癒えておらず、私のPTSDは治らない。







弟はこれから、ヘルパーだけでなく、訪問介護を頼むことになるという。



何回退院しても、ペットボトルにオシッコをして、クズ入れにウンチをしてお尻も拭かないことを繰り返していたら、そりゃ壊疽の傷口にウジ虫もわくし再入院になるだけだ。



ちゃんとオムツ替えをしに来てもらうようにすればいい。




いずれは施設に入ることになるだろうけど、そこでもモラハラをすると思う。




よく介護士が利用者を殺害した事件があるけれど、弟も人に憎まれる素質しかないから哀れな老後になりそうだな。






前に頼んだ所は、現在掛かっている病院を全て切って引き継ぎしてほしいと言われたので、病院に掛かりながら訪問介護をしてくれる所を病院側が探してくれているそうだ。








「退院が決まったらまた教えて」




私はそう言ってメールを終わらせた。





弟が入院していても、退院していても、私が眠った夢の中でさえも、追い詰められて痛めつけられ苦しめられる。




【覚めない夢はない】



今の私にはそんな言葉は響かないのだ。