前回の第一弾では、大手塾の授業についていくために「宿題に特化する」というお話をしました。
今回は「酷語」脱出方法の第二弾として、「漢字と語彙をセットで強化する」方法についてお伝えします。
4つのステップについては↓こちら↓
📝 普段の漢字テストはできるのに、模試で点が取れない理由
コツコツと勉強を続けていれば、国語が苦手な状態であっても「漢字だけはできる」というお子様は一定数いらっしゃいます。
しかし、そうしたお子様でも、範囲の広い公開テストや模試になると正答率が50%あるかないかまで落ち込んでしまうことがよくあります。
なぜ、普段の漢字はできるのに模試になるとできないのか。
その答えは、「言葉の意味を覚えていない」「使い方を理解していない」からです。
小テストや復習テストといった範囲の狭い漢字テストであれば、漢字の「形」と「音(読み)」さえ暗記していれば正解できます。
一方、模試になると範囲が広くなり、同音異義語や同訓異字など、同じ音でも違う漢字の使い分けが求められます。
ただ、こうした間違いやすい漢字は大手塾のテキストによくまとめられているため、テキストをしっかりやり込んでいればクリアできる可能性は十分にあります。
📖 漢字は知っているのに「語彙」として知らない
本当にテストで点が取れなくなるのは、「一つ一つの漢字は知っているのに、語彙(熟語)として知らないため書けない」というパターンです。
以前、浜学園の公開テストで次のような問題が出題されました。 「彼女はシンソウの令嬢だ。」
「シンソウ」と聞くと、「真相」「新装」「深層」といった熟語が思い浮かぶかもしれません。しかし、これらはどれも答えにはなりません。この問題は、「令嬢」という言葉までセットで知っておく必要があります。
「深(ふかい)」も「窓(まど)」も、お子様は漢字としてすでに知っているはずです。
しかし、「深窓の令嬢」という言葉を語彙として知らなければ、テスト本番でこの漢字を思いついて書くことはできません。
🔗 「意味」と「使い方」を意識して覚える
漢字を覚える際は、形や読みだけでなく、必ず「意味」や「熟語としての知識」もセットで覚える必要があります。慣用句や決まった言い回しも、しっかりと漢字で押さえておきましょう。
また近年は、言葉の辞書的な意味は知っていても、文脈に合った言葉を選ぶことができない生徒が増えています。
意味としては当てはまりそうでも、前後のつながりや日本語の表現として不自然であれば、解答としては使えません。
語彙力を鍛える際は、言葉の意味だけを暗記するのではなく、「文章の中でどのような表現で使われているか」という「使い方」を常に意識して確認するようにしてください。
【まとめ】
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📝 模試の漢字で点が取れないのは、形や読みだけを暗記し、「意味」や「使い方」を理解していないからです。
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📖 「深窓の令嬢」のように、知っている漢字の組み合わせであっても「語彙」として知らなければ書けません。
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🔗 言葉の意味だけでなく、文脈の中でどう使われるかという「使い方」や「決まった言い回し」をセットで確認しましょう。





