バイリンガルママのトリリンガル子育て〜Japlish, Japanglish!?〜

バイリンガルママのトリリンガル子育て〜Japlish, Japanglish!?〜

子供たちが言葉を学んでいく様子を記録したくて始めたブログ。基本的に自分自身の"言語学的視点からみる育児”の記録のための日記ですが...。マイペースに時々更新します!

Amebaでブログを始めよう!

最近、ある教育系メディアへの執筆依頼が来た。半年くらいの連載とのこと!?

考えてみると、記録を残したいとの思いで自分で決めて始めたこのブログも、殆ど更新しておらず、相変わらず三日坊主な自分があまりに恥ずかしい...。

少し、文章を書くことに慣れておかねば、とも思い久々にブログのページを開けてみる。

 

新年度が始まり、GWも終わり......基本的にステイホームの我が家は(ゲーム嫌いの私を抜いて)、ひたすら「あつ森」の日々。

去年サンタさんが任天堂スイッチを届けてくれて以来、子供たち、とくに小5の長女が「あつまれ動物の森」三昧。

でも、我が家の場合は「あつ森」と言っても......

英語版の「あつまれ動物の森」をやっているので、

実際は「Animal Crossing」のほう。

 

もともとはゲーム反対派だった夫(アメリカ人)も、英語版ということで、彼自身がすっかりハマってしまい、子供たちが学校に行っている間にも、時間があれば次女(小1)の端末を使って「アニ・クロ(笑)?」に没頭。

彼曰く、長女については、Animal Crossingをやっているおかげで、ものすごく英語のリーディング力がついたとのこと。

確かに、かなり流暢なスピーキングに対してリーディングが弱かった長女も、日々何時間も英語のセリフを読んでいることで、相当英文を読むことに慣れたよう。

夫としては、このゲームをやることは英語の勉強であり、社会勉強であるとのこと。

それ以上に、娘たちと共通の趣味ができたことに、嬉しくて仕方が無いのでしょう。

それも、良きかな。

(でも、食事中だったり、登校前の朝の時間にゲーム機出してくるのは、やめて欲しい!)

 

因みに長女は、お友達とつなげてコミュニケーションを取るときだけ、日本語に切り替えてプレイ。

基本、英語でやっているのでキャラクターの名前が違うのだけど、それでも結構友達と話が合うみたいで、友達から日本語名を教えてもらうと、すぐに日本語名&英語名、両方を覚えて使いこなしている。

(中年の私の脳みそでは、キャラクター覚えるのすらなかなか難しいのだけれど.....)

 

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そもそも、普通に日本版の「あつ森」のソフトを買って、英語にも日本語にも自由に切り替えられることを知らなかったので、これは驚きでした。

英語の読みがある程度できるお子さんなら、英語力強化のために英語に切り替えるのもおすすめです。

とういうか、大人にとっても英語の勉強になるかも、と思います!

 

 

 

 

 

 

2020年3月...コロナウイルス感染対策のための学校休校期間中、私も在宅業務中心に仕事をしているため、この機会に、めったに投稿しないブログを更新することに。自分自身のこの時期の記録として。

 

我が家は、夫が大学関係の仕事で3月はまるまるお休み、私はフリーランスで、今月に限っては、ほぼ在宅でできる仕事のみに切り替えており、子供たち(小3と5歳)にとっては、家にパパとママが常にいてくれるという恵まれた環境。

(多くの方が、仕事との兼ね合いで大変な思いをしている中、我が家はこのような状況で申し訳ないくらいですが、、、。もちろん、フリーの私は大幅収入減で苦しいことは苦しいですが。)

 

ということで、2人の娘を対象に、現在は「おうち学校」を展開中。

普段、忙しすぎて、買ったきり使いきれずにいた英語のワークブックなども、ここで大活躍ビックリマーク

 

今回初めて、パパ(プエルトリコ系の米国人)による、スペイン語講座も開催。

想像以上に子供たちの反応が良く、「この本を買ってクリスマスにプレゼントした甲斐があった」と、私も嬉しい限り。

使用教材は、みんな知ってる「Curious George」の英/西バイリンガル版。

たまたま都内大手書店で見つけて、私が夫へのプレゼントに買ったもの。

おさるのジョージのストーリーが、英語/スペイン語併記で書いてあるので、二言語の対比が容易にできて◎チョキ

(子供たちには、既に私が英語でストーリを読んであげたことがあり、内容は理解済み。)

パパがスペイン語でストーリーを読みながら、時折

「So, what's "libro"?」などと質問すると、子供たちは即座に「book!」と回答。

特に小3の娘に関しては、ストーリーの中でキーとなる単語については、スペイン語の単語を聞いて、ほぼ、英単語を即答できていた。

スペイン語も英語と同様に複数形に-sが付くという事も、すぐに学習。

子供たち、すぐに私のスペイン語能力を超えそうな勢い、、、あせる

 

ようやく、「トリリンガル教育が、なんとなく見えてきた!!」かな…?

このバイリンガル絵本システムは、我が家の子供たちにはとても良く受け入れられ、興味を持って学習できる素材のよう。

ストーリーも、街の図書館での出来事で、身近な単語ばかりなので、子供たちもキャッチしやすい。

そして、我が家の場合は、やはり英語を介してスペイン語を学ぶのが効率良いな、と実感。

 

教材はこちら:

Curious George Visits the Library/Jorge el curioso va a la biblioteca

H.A.Rey著

HMH Books for Young Readers; Bilingual版 (2011/5/2)

(※ちなみに、この本はスペインのスぺ語で書かれており、中南米のスペイン語と多少語彙が異なるそうです。)

 

普段、自分の仕事で精一杯過ぎて、勉強を見てあげていない、絵本読み聞かせすらほとんどしていない、塾どころか勉強に関して無頓着な母(=私)だけど、いまは期間限定でおうち教育に励んでおります~

コロナウイルスの感染が、日本そして世界全体で一日も早く収束することを、心より願いながら。

<<続く>>


 

 

いわゆるネイティブが母語を学ぶように、日々の生活の中で耳から英語を学んでいる、うちの娘たち。

上の子も下の子も、耳から学ぶからこそ出てくる、共通の間違いを経験しているのが、興味深い。

上の子(小2)もちょうど4,5歳くらいの時は、同じようなこと言ってたな~と、下の子(4歳)の発話を聞いて、しみじみと思い出す今日この頃。

 

「Be careful!」(気を付けて!)

と私が言うと、

「I'm be-careful-ing!」 アイム ビーケアフリング

(※be carefulが一つの動詞になって、そこに進行形の-ingを付加)

と返す次女。

 

「Clean up!」(片付けなさい!)

と親に言われれば、

「I'm clean-up-ing!」 アイム クリーンナッピング

(※clean upを一つの動詞ととらえ、そこに-ingを付けている)

 

ああ、これ、長女も昔言ってたな~

 

それから、先日次女が言ったセリフは面白かった。

保育園への送り迎えをパパ、ママどちらがするかという話題で、

「Mama, are you dropping me down today?」

(「今日、ママが送ってくれるの?」を意図する)

 

pick up =(保育園の)お迎えに行く

だから、その真逆の表現を自分なりに考えたようで、

drop downと表現したらしい。

でも正解は、drop offが(保育園の)送りをすること。

確かに、pick upの反対は、drop downだ、と言う気持ち、分かる!

 

このdrop downという表現は、長女は使ったことなかったな~。

 

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以上、4歳になった次女が、今まさに使っている、ありがちな誤表現でした。

 

そうそう、ところで、都心の住宅街に住んでおり、車はおろか自転車も持っていない我が家では、保育園への送り迎えは徒歩。

なので、pick up(拾う)やdrop off(降ろす)という表現がマッチしにくい我が家の送り迎え。

確かに、赤ちゃんの時はベビーカーから降ろして保育園に引き渡したし(時には抱っこひもから降ろすことも)、drop offがイメージ通りだったけれど、一緒に歩いたりかけっこしたりしながら登園する今、drop offよりtake(連れていく)を使い、「I'll take you to the daycare today.」(今日は私が保育園に連れていくよ)という言い方をしています。