いわゆるネイティブが母語を学ぶように、日々の生活の中で耳から英語を学んでいる、うちの娘たち。
上の子も下の子も、耳から学ぶからこそ出てくる、共通の間違いを経験しているのが、興味深い。
上の子(小2)もちょうど4,5歳くらいの時は、同じようなこと言ってたな~と、下の子(4歳)の発話を聞いて、しみじみと思い出す今日この頃。
「Be careful!」(気を付けて!)
と私が言うと、
「I'm be-careful-ing!」 アイム ビーケアフリング
(※be carefulが一つの動詞になって、そこに進行形の-ingを付加)
と返す次女。
「Clean up!」(片付けなさい!)
と親に言われれば、
「I'm clean-up-ing!」 アイム クリーンナッピング
(※clean upを一つの動詞ととらえ、そこに-ingを付けている)
ああ、これ、長女も昔言ってたな~
それから、先日次女が言ったセリフは面白かった。
保育園への送り迎えをパパ、ママどちらがするかという話題で、
「Mama, are you dropping me down today?」
(「今日、ママが送ってくれるの?」を意図する)
pick up =(保育園の)お迎えに行く
だから、その真逆の表現を自分なりに考えたようで、
drop downと表現したらしい。
でも正解は、drop offが(保育園の)送りをすること。
確かに、pick upの反対は、drop downだ、と言う気持ち、分かる!
このdrop downという表現は、長女は使ったことなかったな~。
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以上、4歳になった次女が、今まさに使っている、ありがちな誤表現でした。
そうそう、ところで、都心の住宅街に住んでおり、車はおろか自転車も持っていない我が家では、保育園への送り迎えは徒歩。
なので、pick up(拾う)やdrop off(降ろす)という表現がマッチしにくい我が家の送り迎え。
確かに、赤ちゃんの時はベビーカーから降ろして保育園に引き渡したし(時には抱っこひもから降ろすことも)、drop offがイメージ通りだったけれど、一緒に歩いたりかけっこしたりしながら登園する今、drop offよりtake(連れていく)を使い、「I'll take you to the daycare today.」(今日は私が保育園に連れていくよ)という言い方をしています。