●●も突然に

怒涛の年度末。

兄の受験だけじゃなかったんですわ。

勤務先が倒産しました

年末に正社員が飛んでから、「そろそろヤバイな」とは

思ってたんですがね

私、末端パートの身ながら、古株なので情報は早い。　←おばちゃんあるある

2月頃から各部署からの備品請求がことごとく却下されるようになり、

人事部のお局様から「ねぇ何か知ってる？」と聞かれた時には…

実は知ってた

3月末で廃業になること。

人事部が知らなかったことに内心びっくり

一応1ヶ月前には、トップからお達しがあったけど、

事業停止日までは粛々と営業しつつ

ひたすら残務整理の日々。

最終営業日まで、土日関係なくフルで勤め上げましたよ

（直属の上司は12連勤とかしてた）

《ひとくちメモ》

倒産する時はできる限り早く情報を掴んでおいた方がいいです

倒産しちゃったら、有給休暇が全部パーになっちゃうので

おかげで、春からの兄の身の上も全然定まらない中、

私もプー（＝ビンボー）になることが決定…

しかもめっちゃめちゃ忙しい日

先代からやってた事業を畳むから、

PCなんてない時代の古文書みたいな始末書

とか数百人分の履歴書とかの機密文書を

ひたすらシュレッダーにかけたわ

で、4月半ばにようやくハローワークに離職手続きに行ってきた

失業手当よりも健康保険証ないのが一番焦る

そこで衝撃の事実が。

失業給付日数って、雇用保険の加入期間に応じて決まるんですよ↓（参考）

 

働いている間は、当然そんなの気にしたこともなかったんだけど…

 私の加入期間、

９年１１ヶ月２１日

うわああああ…

ハロワの担当者も

「すごい！めちゃめちゃ惜しいですね！」

と驚いてたけどさ

ネタ多き我が人生

怒涛の3月

1月の共テからはじまり、

2月の私大受験＆前期試験、

3月の中期＆後期試験。

国公立大学志望者の受験最終コーナーは

果てしなく長いから！

♪「君のゆく道は〜」歌っちゃう

おまけに2月後半からは、私大の合格発表が次々と始まるので、

その中をかいくぐって、試験を受け続けなければいけない過酷さ

いや受かってたらいいのよ、別に

前期終了なら万々歳

そうじゃなくて、受けども受けども

「ダメ！お前はレベルに達していない！

出直してきやがれ」

という無慈悲な

不合格

という３文字に、へこたれることなく、

また翌朝も向かっていかないといけない100本ノック状態

中学受験の2月1日～5日も相当きついけど、

あれがずっと何週間も続く感じ

「もうどこでもいいから早く決まれ〜

決まってくれ～」と発狂寸前よ

そこにちょくちょく差し挟まれる、

「もうどこか決まったかしら？」という探り。

まだどこも決まってないから！

なんならこれから受験だから！！

いや、補欠じゃなくて正規の合格発表がまだだから！

…何回リピートしたことか

これから受験を迎えられる保護者の方に声を大にして言いたい

我々がカレンダーに記さなくてはいけないのは、

「合格発表日」ではありません。

もっとも大事なのは、

「繰り上がり合格発表日時」と

「入学金納付期限日時」であります！！

ちなみに2024年の国公立大学繰り上がり合格発表日は、

3月26日でした。

前期しか受験機会のない大学を受けていた兄にとっては、

もしも全落ちしていた場合、

「前期」「中期」「後期」の繰り上がり合格が一気に発表される

運命の日付だったので、忘れられない！

ちなみにその前日が、私大の最後の繰り上がり合格発表日だった

でも対応は各大学見事にバラバラ

≪前期受験大学≫

繰り上がり合格があるかないかは非公開。

候補者がある場合のみ、成績順に電話していく。

つながらない場合や入学を即答できない場合は次点にまわす。

≪中期受験大学≫

前日夜にHPでどの学科に繰上りが発生するかを発表。

当日は朝8時から電話をかけるので、とにかく電話がつながるところにいて。

午前中にかかってこなかったら諦めてほしい。

≪後期受験大学≫

前日中にHPで繰上り発生学部・学科を発表。最初に着電してから2時間は待つ。

また当日、繰上り合格者が定員になった時点でHPに終了の旨を掲示する。

兄はギリギリの所で「繰上り合格」を回避したので対象から外れたわけですが、

当日は

「日本のどこかで、この日に賭けている受験生がいるに違いない…」

と思いを馳せていました。

しかしHP発表のない前期を除いて、

中期後期はどちらも

「今年度の繰上りはありません」と掲載が

というわけで、国公立大学受験を最後まで戦い抜いた戦士は、受験終了後

即、4月となります　いやびっくりよ

日本全国の国公立大学受験者の皆さん、本当に長い闘いお疲れ様でした。

レベルの違いこそあれ、

あの長いロードを駆け抜けた同志全員に幸あれ！！！

巣立ちは突然に

皆さんが一番気になっているであろう兄、

無事、巣立ちました

つか、最後の最後まで慌ただしかった

国公立、前期中期後期のフルコンボを受験した兄。

例の私大は、１点差が最後まで繰り上がらず　受験はシビア

結果、１校のみ受験したMARCHの合格だけを持って高校を卒業

全落ちじゃなかったことに、心から感謝

国公立は、すべて気合いの入った覚えやすい受験番号だったため、

（「1番」「2番」「3番」をGET）

合格番号の先頭が「9番」だった時点で、

ハイ終了！解散！となり、

すぐに延納手続きしていたMARCHに残りの前期授業料（約100万）を収め、

「夢だったディズニーリゾートのキャストバイトに応募するぞー」

とわくわくしていたところに、書留の不在通知が

もしや…な予感がして、再配達をジリジリ待つ私。

封筒を開けると、まさかの

「合格通知書」が……………

「え？うそ、合格してたの？」

と再度、合格発表ページを見に行くと、

まさかのランダム表示！！！

息子の番号の前の人、「682番」だし

同じ学部学科内で、合格発表の受験番号がランダム表示って、初めてなんですけど

本物の画像をお見せしたい

当の本人も

「えええ・・・」

と絶句し、微妙な空気が流れる我が家

 全然喜べない

もちろん、合格したのは地方国公立。

もう入学式まで1週間しかない上に、ここからの家探し＆引っ越し

「本当に〇〇大に行くの？

自宅から通えるMARCHでもいいんじゃね？」

と夫　←バリバリ文系

しかし、理系学部の息子はやっぱ国公立を選ぶよね…

院進で学歴ロンダリングを狙うらしい

結局、下宿は大学生協で残ってた一番高いお家賃のマンションを契約。

引っ越しは、新幹線の「特大スペース荷物置き場」を利用、私が2往復して完了。

全席満席の春休みに、弾けもしない楽器を背中に行商オバア並みの大荷物で

新幹線移動（引っ越し）した私を誰か盛大に褒めてください

人間ひとりが持てる量の限界に挑戦！