まずは行き所のない気持ちをどうしたらいいのやら。
今月からコロナ病棟に志願して配属。
例のブログ記事のように先月にコロナの患者さんを一晩受け持ち、
"隔離を余儀なくされた患者さんの尊厳を保たなければいけない、人間はばい菌扱いされてはいけない"
とことん戦ってやろうと思ったのがきっかけ。
幸いその後は徐々に終息してウチの病院からコロナは消えました。
でもその間、軽症とはいえコロナではあり神経をすり減らしてきて。
次の問題は、
感染者が減ってきていてウチの病院のコロナ病棟の立ち位置は?
そして来月以降の今のコロナ病棟のスタッフの異動は?
1ヶ月くらいと聞いていたけど?
いつまでこの病棟にいなきゃいけないのかな?
んで、
ワタシの他の問題は、
通常業務が滞っていること。
病棟間異動をして、また次いつ戻れるかわからないけど、
看護部の中間管理職としての仕事もなさなければいけません。
先行きが見えない状況で、今できることをしていかなければ。
だけど、今は職場の立ち位置が不安定。
明日、職場に行ったらどんな患者さんが待っているか。
コロナ陽性の方がいるかもしれないし、疑いの方がいるかもしれないし。
患者さんがいなければ他の職場に応援に行かなければいけないかもしれない。
千葉県のコロナ発症が減ってるので、そもそもコロナ病棟が不要になるかもしれない。
てなわけでどこにどう力を注いだらいいか不明瞭。
そんな中、
俺は感染してないんだろうか?
実はもらっていて、急に発症するんじゃないか?
でも、常から鍛えてるから軽症で済むはず。
でも感染してしまったら現場から2週間離れないといけない。
それを踏まえた上で自分が元々担ってることもちゃんとやらないと周りに迷惑をかけてしまう。
元の職場の今年度のことも考えないと。
などなど心の不安定な面やマイナス面がくっきりしてきました。
それで色々考えて最近不眠がちだったんだなぁと。
ワタシ、メンタル調子悪いと寝付きが悪くなってしまうのです。
明日が来なければいい
寝なければ明日が来ない
それが深層心理に働いて不眠になる。
昨日は4時まで眠れなかったのを覚えています。
そもそもどっちかというとタフな方なので寝なくても働けちゃう。
だから悪循環^^;
倒れちゃえばいいのに。
でも、それを客観的に見れるうちは大丈夫なんです。
とりあえず今サボってることをやらないと!^^;
あるいはとことん現実逃避して考えないようにしないと。
というここのところの心理状態のことを踏まえてからの本題(笑)
前置きなっげ~な~~~(笑)
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今日は夜勤明けで明日明後日と2連休。
「まだ浜松には帰れないよね~~」
って軽い気持ちでカミさんにLINEしたら
ぐっさ~~~~
もう少し言い方ないんだろうか。
今の職場の中では、
陽性患者いないし、
毎日きれいに掃除・消毒してるから、
院内でウチが一番きれいな職場、
そして、
「俺たち一番きれいだよね!」
っていう認識。
先月のPCR陰性だったもん!
「俺たち一番きれいだよね!」
って言えるためにどれだけ努力していることか。
患者さんへの偏見をなくし、
患者さんではなく人間としての尊厳を守らなければいけない!
と立ち上がったワタシが、
「家族」から偏見のような言葉を浴びせられてしまいました。
立ち直れない~~~~~~
俺なんて家族には要らない人間ですよ。
てなことがついさっきありました。
死んでいいですか?
夕べの夜勤は、
感染症疑いだったけど、
検査にてそうじゃなかった患者さんとのお付き合い。
感染症ではなくても呼吸器的には重症手前の状態。
申し送りをもらい、
相棒看護師と2人で観察して、
数値に合わせてケアを行い。
2人で患者さんを観察して、
状況に応じてそのつど作戦会議。
恐らくは酸素過量によって意識が低下している。
でも酸素が不足すると命が持たない。
右or左の体の向きによって値が変化する。
痰を取ったらこれくらい数値が下がって、上がるのにどれくらい時間を要する。
脈や血圧、酸素の値、呼吸の仕方、皮膚の色、
状況に応じて酸素量を増減して痰を取って、体の向きを変えて。
痰を取る時に数値が下がるからその時だけ酸素量を増やして過量にならないように値を見て酸素量を調節。
そしたら明け方になって自らナースコールを鳴らすようになって。
のどが渇いたとかでちょいちょいコールを押すようになって。
相棒と、
「復活してきたね!!」
って喜んで。
日勤スタッフへの申し送りでは、
昨日は一度もナースコールならなくて落ち着いてたのに、
今日はあれこれナースコール押してきて~~
なんて。
あ、これはマイナスな意味じゃなくて、
ナースコールを押せない=重症者
ナースコールを押せるようになった=回復の兆し
ですのでいい意味ですからね、
「はいはい~~じゃああれこれしますね~~」
って体の位置を直したり、口の中を湿らせたり。
ってお花畑な感じなんです。
勤務を終えて相棒と、
「申し送りをもらった時は夜中に急変してもおかしくないと思ってたけど、
がんばってケアしたおかげで元気になってくれたね」
って称え合って。
やっぱりね、
全身全霊打ち込んで、
患者さんに良い兆しが現れるって、
何にも勝る報酬なんですよ。
一番悪い危機的状況を脱せたので生きて帰れると思います。
相棒とそれを実感できて清々しく夜勤を終えてきました。
で、夜になって冒頭の出来事に至ります(笑)
家族から疎外されても、
がんばろ~~
なんてね、
家族はワタシを愛してますから。
それはわかってます。
でもあのLINEはつらかったな~~~~~~~~~~
やっぱり
単身赴任で良かった。
浜松にいたとしても、
同じことがあったら、
コロナ病棟に志願したいと思ったはず。
でも家族がいるから志願できない。
あるいは、コロナ病棟配属中は病院の寮に住む。
ということになったのかも。
こうやってコロナ患者さんに向き合えるのも単身赴任のおかげなのかもしれない。
とすると、
ワタシにとって家族とは?
もしかしてワタシは家族顧みず仕事を優先する人間なのか?
この先、何を大事にしていかなければいけないんだろう・・・
でも看護師は・・・
病院から給料をもらっているサラリーマンではありますが、
看護師は、国から免許をもらっている専門職であり、
病院内でも病院外でもいつでもどこでも看護師でなきゃいけないのですよ。
てなセンチメンタルな夜でした(笑)
今週末のオンライン印旛練、
さっそくグループLINEが盛り上がっております。
参加したい方気軽にメッセージ下さいね♪