2回目の植毛手術当日 | 楽団ひとりのブログ

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前回同様、FUTの手術をしてきました。

9時からの予約でしたが、8時50分に到着。前回と違い、コロナの抗原検査がありました。

 

検査結果を待っている間に診察と植毛デザイン決めがありました。

つむじから前頭部にかけても薄くなってきてますが、頭頂部はまだ入れなくていいのではとのこと。

薬が効きやすい部分であり、M字部分等は薬が効きづらいためそちらの密度を上げた方が良いと。

また、つむじは渦巻き状になっているため、どうしても薄く見えやすく、髪の毛の流れ方によっては誤魔化せるとのことでした。

診察の結果、前回よりM字部分を5mmほど下げる程度に留め、1800株でM字部分の密度UPと、額から頭頂部にかけて植えれるだけ奥まで植えるようお願いしました。

 

植毛デザインの決定を終え、10時前頃に手術へ。

前回のFUTの傷跡の上から採取していきますが、ドナーを多く取れないので前回より傷幅は大きくなってしまうとのことでした。

採取するところをバリカンで刈上げ、右手の甲から鎮静剤を打たれ、数分で気を失いました。

 

12時半頃にうっすら意識が戻り、移植先のスリットを入れる作業中でした。プスプス刺されてる感覚があり、少し痛かったのでその旨伝えると麻酔薬を追加され、また意識を失いました。

 

13時半頃にまた意識が戻り、丁度スリットを入れ終えたときでした。すぐに植毛作業が開始。

看護師2名が左右のM字をそれぞれ植えてくれます。

 

14時半に休憩が入り、食事を取りました。

15時から作業再開。M字部分が埋め終わると、看護師一人体制になり、前頭部に植えていきました。

 

手術は16時45分に終了し、術後の過ごし方の説明や治療費の支払いがあり、病院を17時35分に出ました。

 

最初は1800株取れるかわからないと話がありましたが、結果的に1907株取れ、予定より多く取れた分は奥に植えていくのに使ったとのことでした。

1回目が約1800株、2回目が1907株と合計3700株植えたことになります。

あとどのくらい取れるか聞いたところ、私の場合はFUEと組み合わせれば最大で4000株は取れるとのこと。ただし、これはFUTの傷跡がもう1本増えても良い場合であり、現在の傷跡と同じ所を取る場合は1000株程度しか取れないとのことでした。

 

なお、今回は2回目ということもあり、後頭部のドナー部分はより強力に縫う必要があり、皮膚の内部に半年で消える糸で1cm間隔で縫い、その上から通常通り縫ったとのこと、通常の方は2週間程度で消えるが、内部の方は拒否反応で浮き出てきたりするかもしれないが気にしなくて良いとのこと。

 

最後に、植毛を考えている人に注意事項があります。ここで述べるのはネットでは見かけない情報を挙げます。

 

ミノタブ飲んでいる人は手術前5日間は服薬を中止しなければなりません。

ミノタブは血管拡張薬であるため、血が止まりにくくなるためです。私は5日前にやめていたにも関わらず、出血が酷かったようです。植えていく作業の時に、血が滲むため何回も水を霧状スプレーで吹きかけ血を流されていました。前回はそんなことなかったんですけどね。

 

次に、当たり前の話ではあるのですが、髪の毛が残っている所に植えるのと、無毛状態の所に植えるのでは所要時間は違うということです。

私は1回目の手術は16時半に終わったと自分のブログに書いていたので、今回もそのぐらいに終わると思い、帰りの飛行機の時間を計算していました。

病院には17時半頃には出たいと伝えていたのですが、それは厳しいから飛行機の時間を遅らせてくれと言われていました。

結果的には飛行機に間に合いましたが、確かに前回に比べ植える作業は1時間増しになっていると思います。

遠方から行く人は注意しましょう。

 

植毛当日の流れ及び注意事項は以上となります。