~79日(2ヶ月と18日)ぶりのブログでございますよぉ~ | 自炊・電子書籍化応援ブログ

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自炊や電子書籍化を応援するブログです。

  かつて、こんなにもブログを更新しなかった(できなかった…トホホ)こと、こんなにもブログを読みにいかなかった(いけなかった…スミマセン)ことがあっただろーか………

否!、JSS(ジャパンスキャンサービス)のオフシャル・ブログが2012年の9月にスタートし、僕が初めてブログを書いた10月31日以来、3年半ほどの間でこれほど長い期間、アメブロから離れていたのは初めてです。

…それにしても、これほど放置していたにも関わらず(厳密には11月26日に告知のために1回書いていますが……)ブログで知り合った方々が心配してコメントを書いて下さったことがとても嬉しかったです(‘みちくさ’さん、‘ヤマナさん’、‘H‐Twoさん’、‘ムラリー63さん’、‘rigretさん’、この場を借りて改めてお礼申し上げます♪本当にありがとうございました)。

…さてさて、そんなこんなで(何がそんなこんな何だか
)、仕事が暇になった訳ではありませんが、一山越えた状態となったのでブログに着手したいと思います

そして、久々のブログはやっぱしサブカル系で……しかもアニヲタ全開のネタでいってみてーと思います。
…題して【陸・海・空に展開されるガールズ達の活躍アニメ】
です

【陸・ガールズ&パンツァー】

戦車と女子高生という絶っ対にありえねぇ~設定で世界観を構築した人気のアニメーションです!。テレビ放映は2012年10月~12月と2013年6月に最終2話が放送されました。現実世界のディテールに拘りながらも主人公たちが暮らす場所は超巨大な空母上で運営されている高校が舞台、そしてこの世界では花道や茶道などと同列に‘戦車道’なるものが女子のたしなみ(?)として存在・認知されているのでした。
そして良妻賢母に加え質実剛健であることが理想の女性像とされるこの物語の中で、主人公たちは戦車道を通じ戦車の操縦をマスターしながら友情やチームワークの大切さを学んだり、また実践さながらの試合(トーナメント)を通じ他校生との良質な人間関係を構築しながら、人として成長していく様がなかなかに感動のアニメなのです。
加えて登場する戦車も現実に第二次世界大戦中に使用された様々な国の様々な戦車であり、しかも精緻な表現にこだわっている辺りミリタリーファンには、たまらん映像表現かも知れません(…陸のガールズ達の活躍!一見の価値ありですぜー!!)。

【海・艦隊これくしょん】

オンライン・ゲームからアニメ化された作品です。それゆえゲームを全くしない僕にはバック・グラウンドとなる設定や情報が皆無なので、アニメの初回を見た時は「なんじゃ、こりゃ?」ってな感じでした。しかし回を追うごとに世界観が理解でき、なかなかに感動モノでは…と思いながらラストまで見ちゃいました。…僕なりの解釈としては、大東亜戦争時に作られた日本の戦闘艦船を擬人化させ、それら多くの艦船たちがそれぞれのスペックに応じた戦闘能力を有しながらも、人間的成長に伴いながら自身の能力を向上(戦闘力UP)させ、深海棲艦と呼ばれる敵と戦っていくというストーリー……だと(たぶん)思っています。
この物語は大東亜戦争の経緯が下地とされていることは確かで、主人公はじめ擬人化された戦闘艦少女達は間違いなく日本を守る役割を担っています。また主人公の駆逐艦:吹雪を始め友人の駆逐艦:睦月や夕立、一航戦(最初に建造された空母?)赤城や加賀、五航戦(後に作られた空母?)瑞鶴、翔鶴などなど……大東亜戦争時の戦闘艦船が勢ぞろいです。加えて劇中に登場する作戦名もW島攻略戦はおそらくウェーク島攻略作戦のことでしょうし、他にもMO作戦はマレー沖海戦、MI作戦はミッドウェイ攻略作戦のことだと連想します。そしてもちろん敵の深海棲艦なる連中はアメリカ艦隊なのでしょう。
…なんてことを考えながら見てみると、なかなかに面白いアニメだと思います。


【空・ストライクウッチーズ】

これまた現実世界をベースにもう1つの仮想現実世界・もう1つの地球が舞台の物語です。そこでは魔法が存在し、その魔法力は選ばれた女性にしか備わらない能力という設定みたいです(…たぶん)。
そしてその力が最も発揮される年齢がどーやら少女期から若い女性までの間のよーで、これまた何とも美味しい(都合いいなぁ~)設定となっているような感じです。
このティーンエイジャーたちが活躍する仮想世界ではネウロイという正体不明の敵が世界を席巻し、人類は壊滅の渕に立たされていました。しかし対抗手段として魔法力(ウッチパワー)を増幅させる兵器、ストライカーユニット(両足に装着し魔法力で飛行・攻撃ができるマシン)なるものが開発され、人類はネウロイと互角に戦えるようになるのです。
やがてストライカーユニットで戦局を押し返し始めた人類は、第501統合戦闘航空団・ストライクウイッチーズ(特に魔法力に秀でた少女たちの集団)を全面に推し立てネウロイ駆逐を目指すのです。
……とまぁ、こんな感じの粗筋だと思うのですが、ここでも戦う少女たちが主役となっています。また仮想世界ですが間違いなくヨーロッパにおける第二次世界大戦が設定の基本ベースとなっていて、ナチス・ドイツをネウロイに置き換えて先の大戦を幾らかトレースする経緯も伺えます。こちらのアニメも先に紹介した2作品同様、戦争・戦闘を通して少女達が精神的に成長していく様を描いています。


…それにしても、戦争という世界観の中で戦闘を通じて人間的成長を重ねていく10代の少女たちって何なのぉ?……と本音では思っちゃいますが、しかし非現実かつ極限状態を設定することでドラマに抑揚が付け易くなること、そして日常時での様々な問題点が非常時においてはドラスティックに解決できちゃう、そして何といっても美形の少女たちが頑張る姿が制作者・視聴者双方のニーズを満たし人気に結びついていることは否めませんねぇ~(かくゆう僕も理解しながらも取り込まれてる1人ですから……トホホォ~
)。

このように昨今、女性が主人公としてキャラ立ちする作品がほとんどですが、これもまた時代性なのか……今後21世紀の…特に日本では女系社会(母系制)へと社会構造が変わっていくのかも知れません(アニメもまた思想や哲学、そして社会の推移を映し出す代弁者でもありますからねぇ~)。