~河童伝説と恐竜人(ディノサウロイド)~ | 自炊・電子書籍化応援ブログ

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 大阪では一応「梅雨は明けた‘模様’」ということで、いよいよ本格的に夏を向かえる訳ですが(今週は昨日までずっとドシャ雨だったぞ!)

‘夏’と言えばやはりホラーやミステリーといった恐怖と不思議が話題となる季節でございまするね~
。…そこで本日は日本では最もポピュラーな謎の生物(動物?)の1つ『河童(かっぱ)』についてと、そんな河童が実は恐竜人(ディノサウロイド)なんじゃねぇ~、と言う実にナンセンスな私的考察について綴ってみたいと思います。

…ではでは、まずは【河童(かっぱ)】についてのお話しをしていきましょ~

『河童』とは………伝説上の生物であるとか、未確認動物(UMA)であるとか、……そして妖怪であるとか、様々なご意見・ご感想がある中、日本のほぼ全域で認知されている伝説上の生き物です。全身緑がかった色(茶褐色なモノもいる)で頭頂部には皿があり、皿が乾いたり割れたりすると弱り悪くすれば死んでしまいます。また多くの場合その容姿は口が短いアヒル口のような形状をし、背中には亀のような甲羅、手足には水かきがあるとされています。

また大別すると{亀+人型タイプ}と{猿+人型タイプ}の二種が存在し前者はいわゆるスタンダードな頭にはお皿、背中には甲羅、そして手足に水かきを持つタイプで、後者は全身毛むくじゃらで口には牙が生え、頭部にお皿ではなく窪みがあるというタイプです。

棲息地は主に川や沼ですが、酒飲みの河童は海に住むと言われています。一般的な伝承として水辺に近づく者・泳いでいる者を水底に引きずり込んで溺れさせたり、尻子玉(尻小玉)を抜いて殺してしまうなどといった恐ろしい習性の持ち主ですが、子供達を誘って大好きな相撲を取ったりと無邪気な一面も伝わっています。

ではその起源はと言うと?……西日本では大陸(中国・東南アジア)などから移り住んで来たと言われ、東日本では役小角(安部晴明の師匠)の護法童子であったとか、その弟子である安部晴明が用いた式神であったとか、はたまた日光東照宮の見猿(見ざる)・聴猿(聴かざる)・言猿(言わざる)の彫刻で有名な左甚五郎が仕事の手伝いにと造った人形が変じたものであったとか言われています。

ところでその正体は実在?、それとも架空??……よく河童の実在を物語るモノとしてミイラや骨などが挙げられますが、そのほとんどが江戸時代の造形師による創作物です。猿や鯉などのミイラ化した死体を繋ぎ合せそれらしく見せているものが大半(全部そうかも知れない)で姉妹品には『人魚のミイラ』や『鴉天狗』なども取り揃えてございます

まぁ~常識的に言われている河童の正体とは水死体である可能性が最も高いと考えられています。水死体の一般的な特徴は皮膚が緑色に変色し頭髪が川底との接触摩擦で磨り減っているということ、また肛門の拡大(これが尻子玉の話しに繋がったのでは…)や水死体特有の体内ガスによる膨張が背中の甲羅を連想させたとか、などなど…河童伝承に繋がる姿と見事に重なるのです。

しかし…しかしですよ
、僕としては河童を一個の未確認生物(UMA)として捉え、その実在性を考えて見たいのですよぉ~

そこで登場するのがカナダの古生物学者:デイル・ラッセル氏が1982年に提唱した「ディノサウロイド」論なのです。……ラッセル氏によると中生代(約2億5千万年前~6千5百万年前まで)に生息していたトロオドンと呼ばれる小型の恐竜が現代まで生き残っていたならば、ディノサウロイドと仮称する人型の知的生物に進化を遂げていたかも知れないと言うことなのです。

トロオドンは全長が1,5m~2m程度の二足歩行する獣脚類(小型の恐竜)で、ある程度モノをつかんだり握ったりすることができる起用な手先や、目が正面を向いていたことで視覚情報を立体視することができたと考えられています。そして最も特筆すべきは脳の容量で、体の大きさに対しかなり大きな脳頭蓋であったことから知能も高かったと推測されています。ラッセル氏はトロオドンが持つこれらの特徴を恐竜絶滅という事実から外し生物学的見地に即して推論した結果、人型恐竜への進化の可能性を提示するに至ったのです。

そして、やっと本日のお題『~河童伝説と恐竜人(ディノサウロイド)~』に辿りつくのです!……そう、‘僕的河童論’は実はこのような知恵の回った一部の小型恐竜が恐竜絶滅に見る地球的規模の大災害を生き残り、地球空洞説よろしく伝説の地底世界{ジャンバラヤ}や{アガルタ}などといったところでヒューマノイド型へと進化を遂げ、そのうちの幾らかの人型恐竜が地上のあちこちに出没し、それを見た古からの日本人が河童として認知したのではないでしょ~か!?……… …… …

そうなのです!!河童(カッパ)=恐竜人(ディノサウロイド)⇒未確認動物(UMA)では……と僕は推理するのです!!。

…まぁ、普通に考えたら水死体説だと思いますし、加えて水死体説からは「川や沼、海などは危険を伴う場所があるから気を付けろ!」という子供への警告も兼ねて、水の中に引きずり込む魔物「河童」の伝承が作られていったことは想像に難くないです。

しかし、やはりここは夢とロマンを求めてと言うことで『河童・未確認生物説』を強く推したいと思います…夏という季節、皆さんも色々な不思議や超自然の謎に自分なりの推論を立ててみてはいかがでしょー