~どうしたいの?安部政権と自民党!?~ | 自炊・電子書籍化応援ブログ

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 「アカン、あかん!」と思いながらも、あまりにも目に余るものを感じるので書くことにしました(政治向きのことは書くの嫌なんだけどなぁ~)。

ここのところ安部晋三総理率いる内閣、そして自民党がおかしな方向にブレ始めていると思っているのは僕だけでしょうか??。
いや元々、安部総理が描く日本の姿は強固な集団性を持った社会の構築であろうということは予測していました。彼は前回総理を務めた時も『美しい日本』というスローガン(キャッチフレーズ?)を掲げ政策に取り組んでいた訳ですが、その考え・心の内には戦前の日本が目指した国民の意識統制と全体主義とも言える価値観の統一(もしくは限りなく全体的な精神共有)を目指そうとしていたのだと思います。

…今回二度目の総理を行うに当たり、彼は最重要課題としてインフレからの脱却、経済再生と国民生活の向上、そして経済を成長軌道に再度乗せることを政権総意として国民に強く印象づけました。
しかし彼の本心・本音はそこにはなく、あくまでも憲法改正とそれに連なる国家による国民統制(歴史的に見れば戦前にも似た集団国家体制の確立)が主目的であることは明白です。

事実、憲法改正に於いても相当強引なやり方で推し進めようとしていますし、今回の朝日やNHKが起こした問題(古賀発言やヤラセ)を一政党が事情聴取に召喚するなど前例のないことです。
それに放送業界に対して元々安部政権は政府の要望(書)なるものを主な報道機関に通達していましたし、総務省の動きも不可解な部分が多々見受けられました。

…ところで現在の我が国は、国民が自己の生命や財産を守るための防衛構想を具現化できない国家に甘んじています。自分の国を自分達で堅守することは当たり前のことなのですが、しかし安部政権が目指す着地点はそんなところにはないのです。
戦前よろしく思考や行動の規範を統一させるところから始まり、強力な政府の指導の元で精神的にも国家防衛を強く意識出来る国民に仕立てようと構想しているのが本音でしょう(主体的な国家愛ではなく、植えつけられた国家愛)。

現代社会はメディア・ネットワークが意識の操作には最も効果的であり、次には教育機関(関係)と言ったところでしょうか!?。
この二つを押さえつつ、ある程度経済復興がなされ国民生活が豊かになれば、多くの大衆は現政権を支持し続けるでしょうし、もちろん自民党による長期政権が叶うことは間違いないでしょう。

明確なビジョンを持つ指導者を持ち得るというのは、私も含め国民にとっては大変素晴らしく有難いことだと思うのですが、だからこそ、そのビジョンがどのようなモノであるか精査する目を国民一人々が内在していないといけないと思います。

…今回のこの放送における政府の介入の裏にあるもの、また以前より指摘されていたNHK(公共放送)の変質、加えて水面下で行われているメディアへの国家的圧迫などなど…
「我々は何処から来て、何処へ行くのか」、日本国民は政治を、現政権の動静を、もっと注視しなければならないのでは?と思う今日この頃です。