～東北大震災・４年目を向かえ～

　２０１５年 ３月１１日（水）…東北大震災から４年が経過しましたが、被災地の現状はいかがなものなのでしょうか？。

関西在住の僕などは、時折ニュースや新聞・雑誌等で報じられる記事やまた国会中継などで僅かながら被災地の昨今を知るにとどまっています

先日の参議院予算委員会の中継を聴く限りでは復興予算が相変わらず等しく、そして正しく、さらには迅速に被災者の生活再建や事業再興に使われていないように感じられました。

…それにこの冬は幾度かの強烈な寒波が東北地方に豪雪をもたらしたりもし、特に現在もなお仮設住宅に暮す方々……特に高齢者の人々には厳しい冬であったのではないでしょうか？。

聴いた話しでは仮設住宅に暮す方々のためのきっちりとした住宅建設は今だ全体の１５％ほどに留まっているとのこと………。
また、この間たまたま見たニュースで、今後津波の被害を受けると想定される地域の人たちが高台に移転するためには大変な資金が必要らしく、そのために政府は補助金を用意しているのですが１０戸以上でないと補助金が出ないため、高台移転がスムーズに行えない地域や場所が発生しているとのこと。

まったくもって馬鹿馬鹿しい限りの上限設定だなぁ～と、僕などは思ってしまうのですが…………。

僕は東北地方の早期復興と再生・発展は日本の首都：東京のためにも最重要な案件だと思っているのですが、あいも変わらず政治の強力な指導性と官僚の鈍重な思考、そしてどこまでも柔軟な思考と行動が取れない行政には一市民として情けなさを感じるばかりです。

とにもかくにも、仮設暮らしの方々の全員の移転が急務ですね。
ホントに何もできない僕なのですが、震災から４年目を向えるの被災者の方々が健やかに、そして笑顔で暮していける日が１日も早く訪れることを願うばかりです！