~宇宙戦艦ヤマト2199・星巡る船~ | 自炊・電子書籍化応援ブログ

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 昨夜、帰宅後にバンダイチャンネルより限定配信された宇宙戦艦ヤマト2199の劇場版最新作「星巡る船」を観ました!

この映画は12月6日(土)に全国の劇場で封切られる作品なのですが、バンダイチャンネルが有料会員限定で3日(水)・4(木)の二日間に渡り各曜日先着4000名の計8000名に先行上映をしてくれるというものでした。

                      (「星巡る船」ポスター)
…ただ上映中、画面の左右上部に結構大きく宇宙戦艦ヤマト2199という文字表示とかが掲示されっぱなしだったのがチョット鬱陶しかったですが、「まぁ~映画料金分1500円が無料なんだから贅沢は言えないよなぁ~
」ってな感じで観賞してました。

《ストーリーはと言うと……》
西暦2199年、地球は謎の異星人ガミラスの攻撃を受け滅亡寸前の状態でした。地球は遊星爆弾(隕石爆弾)の攻撃により地表は汚染と破壊の限りを尽くされ、人類は辛うじて地下に避難都市を築き命脈を保つ有り様でした。そんな中、宇宙の彼方から救いの手が差し伸べられます!、救い主の名はイスカンダル星のスターシャ。
汚染と破壊で瀕死の地球を復元するテクノロジーを授けるという提案でした。しかしそのテクノロジーを得るには地球とイスカンダルの往路33万6千光年を踏破しなければなりません、地球人類はイスカンダルがメッセージと共に送った惑星間航行を可能にする波動エンジンの設計図を基に恒星間航行可能な「宇宙戦艦ヤマト」を建造します。
…人類滅亡までおよそ1年、このタイムリミットに向けヤマトは地球を出発するのでした。
ヤマトはガミラスによる幾多の攻撃を切り抜けイスカンダルに辿り着きます。そして地球再生の技術、コスモリバースシステムを受け取り地球への帰路に着くのでした………。
本作「星巡る船」は、イスカンダル星を出発し1ヶ月が過ぎた時点より始まります。
イスカンダルを後に大マゼラン銀河を一路地球へと航行を続けるヤマトに、突如戦闘民族ガトランティスが急襲をかけてきます!地球への帰還を急ぐヤマトは無益な交戦を避けるべく敵の砲撃を回避しながら辛くもワープで追撃を振り切ります。
しかし無理なワープと敵の巨大熱線兵器・火焔直撃砲の交錯により異空間へと迷い込んでしまうのです。
しかも異空間に迷い込んだヤマトの操舵は何者かのコントールを受け舵の利かないまま謎の異空間惑星へと引き寄せられるのでした。
惑星軌道で解放されたヤマトは現状を打破すべく、何者かが潜むと思われる惑星に向け調査隊(古代・桐生・沢村・新見・相原)を送ります。
調査隊はそこで亜熱帯のジャングルに遭遇、調査艇が入り込めないと分かるや徒歩に切り替え更に奥へと進み…………やがて視界が開けると、そこには決して存在するはずのない太平洋戦争で撃沈された戦艦大和が横たわっていたのです!。
しかも内部はホテル(満州鉄道経営のヤマトホテルがモデル)の様を呈し、さらにあの七色星団で戦ったドメル将軍貴下のバーガー少佐やバーレン大尉、新顔のリッケ大佐、メルヒ少尉といったガミラス人の先客もいたのでした。
…その上気付けば古代達5人とガミラス人4人はホテル内に閉じ込められていたのです
この在り得ない状況下からいかに脱出するか!、古代達はガミラス人達と共同で事に当たります……そして、やがてこのホテルや戦艦大和、そして惑星全体がテレパス(精神感応波)を使う種族・ジレル人達の創り出した幻影であることを知るのです。
ようやく脱出の糸口が見え始めた最中、ヤマトの航跡を追って再びガトランティスが攻撃を仕掛けてきます!、しかもガトランティスはこの幻影惑星を宇宙の至宝として探し続けていたのでした。
ヤマトやガミラスを消し去り至宝を手に入れようとするガトランティス艦隊!、古代はバーガーらと再び共同しガトランティス艦隊を迎え討ちます!!。
戦闘は激烈を極めますが、ついにガトランティス艦隊を殲滅!
……その姿を見届けたジレル人達は、やがて静かに古代達の前より去っていくのでした。
ジレル達が去ったことで無事、異空間から脱出した地球人とガミラス人………………
古代達とバーガー達は過去の遺恨を捨て去り、新たに隣人として友人としてお互いの居るべき場所へと帰還の途に着くのでした。

ムッチャクチャ長くなっちまいましたが(前半のイスカンダルまでの下りはいらんかったかも…
)、とにかく結構面白かったです。

あっ・と…最後に1つ、この作品を見て思ったことは、脚本・総監督を務めた出渕裕氏は間違いなくスタートレック・ファン(トレッキー)ですぜ

なぜかと言うとストーリー全般が新スタートレックからヒントを得ている箇所が多数見受けられることです。

                       (新スタートレック)
例えば宇宙に古めかしい地球のホテルが登場しますが、これは新スタートレックの第2シーズンにあった「ホテル・ロイヤルの謎」にソックリですし、またストーリー説明では端折りましたがジレル人が宇宙の全種族の源泉だという下りは、やはり新スタートレックの第3シーズンにある「進化の刻印」から拝借したとしか思えませんでした。

                  (クリンゴン人)   (カーデシア人)
また設定においても、今回登場したガトランティス人はどう見てもスタートレックシリーズでのクリンゴン人だし、そう考えるとガミラス人はカーデシア人、そして古代達ヤマトのクルーは地球連邦の一員ということに………


まぁ~そういった見方もこの映画の楽しみな部分のような気がします。
とにもかくにもヤマトの新作映画を一足先に観ましたが、やっぱり映画館の巨大スクリーンで再度見たいと思いました(うっとい掲示もないしねぇ~)


…と言うことで今回は宇宙戦艦ヤマト2199の劇場版新作「星巡る船」についての長話しでした
。……………あぁ~しんどかったぁ~


最後に宇宙戦艦ヤマト・「星巡る船」のPV貼っ付け時ますので、興味と関心のある方は一見してみて下さいね