~心よりのご冥福をお祈り致します~ | 自炊・電子書籍化応援ブログ

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 さる11月10日、昭和の大スター・高倉健さん(83歳)が悪性リンパ腫のためお亡くなりになられました……心からご冥福をお祈り申し上げます。

各メディアは健さんの訃報について、彼の業績と共にその人となりを伝えています。

そんな偉大な映画俳優(映画人)に次いで、やはり素晴らしい俳優・声優であった納谷六郎さん(82歳)がさる11月17日、肺炎のためお亡くなりになられました……心からご冥福をお祈り申し上げます。

健さんの訃報についてはどの新聞もどのテレビ局も伝えていましたが、納谷六郎さん死去のニュースは既存の大手メディアではあまり発信されていないようで、僕もネット版のニュースで知りました。

…確かに高倉健さんと言えば、日本だけでなく世界のケン・タカクラとしても有名であり、映画人・私人としても素晴らしい人物でした。
(文化勲章も授与されておられますしメディアの反応は至極当然だと思いますが………)

……と、言うことで健さんについては既存のメディアが十分に情報発信しているので、僕は今日のブログで亡き納谷六郎さんについて少しばかりしたためたいと思います。

                     (生前の納谷六郎さん↑)
納谷六郎さんは東京出身で、都立の高校を卒業後は関西・京都にある立命館大学法学部に在籍・卒業しています。
納谷さんはご存じの方も沢山おられると思いますが、昨年お亡くなりになられた納谷吾朗さんの実弟でもあり、僕の私見としては兄弟そろって名声優だったと思っています。
納谷吾朗さんはルパン三世の好敵手・銭形警部やハリウッドの大物俳優・故:チャールトン・ヘストンの吹き替えで有名ですが………
では納谷六郎さんは…というと僕などは、やはり‘侍ジャイアンツ‘の番 場蛮の女房役・八幡太郎平を思い出さずにはいられません。

                   (侍ジャイアンツ・八幡太郎平↑)
また最近では‘クレヨンしんちゃん‘の{しんのすけ}が通う幼稚園の園長先生(高倉文太)がハマリ役でした。

         (園長先生:高倉文太↑) (スタートレック:Mrカトー↑)
海外ドラマや映画の吹き替えなども早くから担当され、やはり僕などのようなチョイオタにはスタートレック・1作目の宇宙船エンタープライズ号の操舵手:Mr・カトー(正式名はヒカル・スールー)の吹き替えや映画:アポロ13の主席飛行管制官ジーン・クランツ役のエド・ハリスの吹き替えが印象に残っています。

                   (アポロ13でのエド・ハリス↑)
また今年2014年3月、第8回声優アワード授賞式では「功労賞」を受賞され、これからも益々アニメ・映画・舞台と頑張って欲しいなぁ~などと思っていたのですが………。

昨年の3月5日に兄:納谷吾朗さんが83歳でお亡くなりになられた時もとても残念な思いでしたが、その僅か1年後に弟さんの納谷六郎さんまでお亡くなりになられるとは…………

僕としてはまたまた昭和~平成の名バイブレーヤーが逝ってしまわれたことに本当に寂しく感じました。

主役としての役回りは多くはなかったと思いますが、僕ら世代にとっては大変印象深い、そして素晴らしい声優・俳優さんだったことは確かなことだったと思います。

……今一度、納谷六郎さんのご冥福を心からお祈り申し上げます。