サッカーのワールドカップが始まりました | 自炊・電子書籍化応援ブログ

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こんにちは。
スタッフとりちゃん、です。


4年に一度のワールドカップが始まりました。
日本時間の本日5時に開幕戦がありました。

今日は、たまたま6時頃に目が覚めたので、
ブラジル対クロアチア戦を後半から見ました。

サッカーは普段から見る、というわけでも無いのですが、
ワールドカップは気になって見てしまいます。


今日の開幕戦はブラジルが3-1でクロアチアに勝ったのですが、
さすがブラジル!

開幕戦にピークを持ってきません!

各選手の体調面や戦術面などで、まだまだこれから
調子を上げていくような雰囲気を感じます。

それでも勝つのがブラジル。

決勝戦までの7試合をトータルに考え、
徐々に調子を上げていくスタイルは、
ワールドカップで見るいつものブラジルという感じでした。

そのスキを付いてなんとか勝ち点をもぎ取ろうと
クロアチアも良いプレーがたくさんあったのですが、
決定力の差なのかどうか、善戦むなしく負けてしまいました。


テレビの解説者が言ってましたが、
今回のブラジルは開催国にしては厳しい予選リーグに入っているそうです。
(ブラジル、メキシコ、カメルーン、クロアチア)


ブラジルは予選リーグであと、メキシコ、カメルーンと戦うわけですが、
優勝するのが当たり前とブラジル国民から思われているチームが
どのように戦っていくのか楽しみです。


そして明日は、グループBの予選で前回大会の決勝戦と同カード、
スペイン対オランダ戦があります。

これも個人的には楽しみです。
しかし、この試合は日本時間で明日の早朝4時から!
リアルタイムで見るのは難しいかもしれませんが、
こちらもひそかに楽しみにしています。

普段、サッカーとは全く無縁の生活をしていますが、
このような世界的イベントが開かれると、
何故か気分がウキウキしちゃいますね。。。


と、ここで終わろうと思っていたのですが、
試合日程を見ていて、ふとある国に目が止まりました。

ボスニア・ヘルツェゴビナ

以前、日本代表監督をされていたイビチャ・オシム氏の出身国です。

オシム氏の国ということは覚えていたので、
「あー、ワールドカップ本戦に出場できたんだなぁ、」
と思って、調べてみると、結構たいへんな苦労があったようでした


簡単にご紹介すると、ユーゴスラビア紛争後、
ボスニア・ヘルツェゴビナは独立国家となりましたが、
ムスリム人、クロアチア人、セルビア人の3つの民族が混在しおり、
サッカー協会は、会長が各民族ごとに3人いるという非常事態でした。

このことが原因で、FIFA(国際サッカー連盟)から加盟国としての資格を剥奪され、
国際大会に参加できない事態となりました。

FIFAはこのような状況を解決できるのはオシム氏だと考え、
この問題を解決するための「正常化委員会」の委員長を要請、
オシム氏も受諾し、各民族との話し合いを粘り強く続けました。
そして、会長一元化の規約改定がなされ、その後国際舞台への復帰となりました。
これが2011年のこと。

会長が一人になったことで現場のスタッフ・選手のモチベーションも上がり、
晴れて、ワールドカップに初出場となりました。

民族紛争についてよく知っているわけではありませんが、
旧ユーゴスラビア最後のサッカー代表監督を務めたオシム氏は
サッカーで民族融和を図ろうと長年尽力し、
その力強い信念が祖国のサッカーの歴史を救ったといえるかもしれません。

ちなみにオシム氏の発言は日本代表監督の時代に
オシム節」という言い方でメディアを賑わせていましたが、
どこか、哲学者や求道者的な発言は個人的には好きでした。

時々、日本代表についてもインタビューに答えているのが
ネットで載っていたりするので楽しく読んでいる私です。


以上の内容は以下のページを参考にさせていただきましたので、
興味ある方はごらんください。


ボスニア・ヘルツェゴビナの初戦はアルゼンチンとの対戦。
16日(月)7時キックオフです。

ボスニア・ヘルツェゴビナも陰ながら応援したいと思います。

今回は以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。