☆ひょっとして、元ネタは〇〇じゃぁ~……!? | 自炊・電子書籍化応援ブログ

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 以前にもチョッこっと書いたよーな気がするんですが、ヒットした映画や話題になったアニメ、ドラマの中には、元ネタや元設定が過去に作られた作品から(わからんよーに)拝借してるモノが結構あるよ~な……

例えば、あの大ヒット映画「エイリアン」……僕は初めてエイリアンを観た時、なぜだか変なデジャ・ブ感に捉われました。
「ありっ?…この映画、なんかずっ~と以前に観たことあるゾ」ってね

(バンパイアの惑星↑)
それで調べてみたら、何と小学校の頃にサンテレビ(地方のローカル局ね)の‘お昼の映画劇場‘で放送された
「SF・バンパイアの惑星」だったのです。
あらすじは、地球の探検隊がある惑星で遭難した異星人の宇宙船を発見します。そして内部に調査に入るのですが、そこで精神生命体みたくなっていた異星人に寄生されるというお話しなんです。

まぁ、
エイリアンに酷似していること、していること………

しかもセットやデザイン(遭難した異星人の宇宙船)、映画全体の雰囲気(映像の色とか)もソックリ!…違うのは異星人が人間に寄生するシチュエーション(精神生命体か幼生による直接攻撃?)ですかねー……
当時小学生だった僕ですが、あまりにも印象深い映画だったので記憶に残ってたんだと思います。

また、多くの方が御存知の不滅の名作アニメ「宇宙戦艦ヤマト」も設定で別の映画から移植したとしか思えない部分があるんですよ。
…それは遊星爆弾ガミラス・イスカンダル(二連星ということや、ガミラス星が空洞惑星だというところ)といった箇所です。

これは
「宇宙水爆戦」というSF映画にしっかり・がっちり使用されてる設定でして………
この映画もB級SFとしてカテゴライズされているようですが(バンパイアの惑星もそう)、やはり当時小学生だった僕には衝撃の映像作品でした。

また、これは有名な話しですが「機動戦士ガンダム」のモビルスーツの元ネタはSF小説界の偉大な作家:ロバート・A・ハインラインの代表作の一つ、「宇宙の戦士」からの借用ですし……。

(ハインラインの宇宙の戦士↑)
他にも「メガゾーン23」という当時(1985年)わりと話題になったアニメの設定の一つが、僕が好きだったイギリスの連続SFテレビドラマ「スターロスト宇宙船アーク」の世界をかなり転用しているということです。
…簡単に説明すると、地球を旅立った巨大宇宙船:アーク号は幾つかの独立した巨大ドームが集まって出来ています。そしてその一つ一つのドームが違った時代で構成され、例えばあるドームは中世、またあるドームは近代であるとかね………。

(スターロスト宇宙船アーク↑)
このドームが集まって宇宙船を構成しているという点と、そのドーム内に一つの時代が作られているという部分がメガゾーン23スターロスト宇宙船アークの類似(…いやパクリでしょ)なんです。
…しかし、これは基本設定の要の部分ですから、この転用はいかがなものかなぁ~と思うんですよ。

(フリッツ・ラングのメトロポリス↑)  (手塚治虫のメトロポリス↑)   でも、そんなこと言い出したら手塚治虫先生の「メトロポリス」は古典映画の巨匠:フリッツ・ラング「メトロポリス」まんまだし(アトムもその系譜)、ほかにもわんさかあるんですよねぇ~………

……まぁ~、でも、粗探しじゃなく、そういったアイデアや設定・デザインなどの類似点を探したりしながら、映画やドラマ・アニメを観るのも楽しみ方の一つかも知れませんよ


(皆さんは、そんな映画での驚きや発見、ありますかぁー
)。