~不思議な体験・その⑥~ | 自炊・電子書籍化応援ブログ

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…タイムトラベル(時間旅行)は可能か否か
 
海外の科学雑誌などで理論的には可能であるような記事が掲載されていたり、また実際に過去の時間・世界を共有したという人々が体験談を語ったりもしています。
人類史…いや地球の歴史そのものを過去に遡って検証することができたならば、どれほど多くの真実や知識が得られることでしょう

今回の不思議体験は、マジで君ぃ~、頭おかしいんじゃね とか心が病んでるゾっ と言われかねない(いや、絶対言われる )事実。
……そう、僕自身が韓国・ソウル市内のホテルで体験した、ホントの本当に奇妙で恐ろしい過去の時間を垣間見たお話しなのです

…それは1987年の韓国・ソウル・インチョンのホテルの一室での出来事。
 
(今はないけど朝鮮総督府⇈)
その日はソウル市内にある博物館(旧・大日本帝国朝鮮総督府建物)に行き李王朝時代の様々な文物を鑑賞し僕的には結構、充実した1日を過ごしていました。

韓国にはおよそ2週間ほど滞在していたのですが、ソウル・デジュン・キョンジュ・プサンと4か所ほど観光して回りました。
博物館見学は帰国予定2~3日前であり、お土産など買い物も兼ねた市内散策の1つでした。

とにかくその日は1日中ソウル市内を歩き回っていたので、ドッと疲れ夜の10時頃には就寝しました。
……そして、どれぐらい経ったことでしょうか、突然けたたましいラッパ
の音が鳴り響き僕はその強烈なラッパ音に目を開いたのでした。

…しかし…驚きに見開いた僕の眼がそこで見たものは自分が寝ていたはずのベットではなく、はたまたホテルの室内でもない、どこか平地が続く開けた屋外だったのです。
その上、その場所はどうやら戦場のようで、砲弾の炸裂する音とそれに伴う粉塵や煙がモウモウとする危険極まりないところのようでした。
 
(こんな感じの場所でした⇈)
何が起こっているのかまったくもって理解できないでいる僕の前に突然軍刀をかざし、坊主頭に口髭・丸い眼鏡をかけた30歳前後の軍人が現れました。
彼の軍服は明らかに太平洋戦争中、日本陸軍が着用していたものであり(僕は個人的に戦争史を研究しているのですぐに分かったのですが)、また軍刀も間違いなく日本刀でした。

砲火による土煙りと粉塵の中から現れたその軍人は、手に持つ軍刀を僕の眼前に突きかざし、加えて僕に対し吠えるような口調でこう言ったのです。
「貴様ぁー、なぜ突撃せんのかーー!」……と
とにかく、僕は何がなんだかまったくもって理解できず、その場であたふたするばかり………。

そうこうしている内に再びけたたましい
ラッパの音が鳴り響きました。
「パッパッパッパッパッパッパァー!!………」……と
軍人の怒号、四方八方で炸裂する砲弾、そして舞い上がる土煙り…
混乱で視界がブラックアウトしていく中…突然僕は二度目の目を覚ますのです。
「うわっ!」っと置き上がったその場所はインチョンのホテルの一室にあるベットの上、咄嗟にベット横にある時計をみたら朝方の4時00分。

ひどい寝汗と恐怖の体験!…僕はしばらくベットの上から動けませんでした。

後になっていろいろ振り返って再検してみたのですが、確かに火薬の臭いや粉塵が体に降り注ぐ感覚もありましたし、何といっても‘あの丸メガネの軍人‘の顔は忘れられません。

…僕は推論するのです。
確かに僕自身、あの瞬間どこか過去の戦場にいたのだと……
しかし、それは肉体そのものではなく、何らか事情で精神(魂)だけが時間を遡りタイムトラベルしていたのではないかと…………
それと、今は取り壊されてもうありませんが、ソウル市内で拝観した旧大日本帝国・朝鮮総督府が、この体験の引き金となったのでは…などと考えてもしまうのです。

とにもかくにも僕はこれ以降にも、一度だけ似たような経験を福井県・一乗谷ですることになるのですが……。
(それはまたの機会に書くこととしましょう

…さて、皆さんは精神だけが過去に旅をしたという僕の奇天烈体験をどう思われるでしょうか?