~今月のコミックス紹介<kiss my ass>~ | 自炊・電子書籍化応援ブログ

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今年から毎月1冊、僕が「面白れぇ~」…とか、「これなかなか良い本だよっ!」と思うコミックスを私的所見によって紹介していきたいと思います。

そこで第1冊目これっ!↓【KISS MY ASS】を取り上げたいと思います
KISS MY ASS=意味は「オレのケツにキスしろ!」ってなことで相手を侮蔑する言葉だそーで……(下品ですんません

 でも本編はそういった雑な内容ではなくて、痔に苦しみ悩む高校生を主人公に、コメディータッチでラブリーなお話しが展開していくというものなのです。
(…でも心底笑えない大変な学園ラブコメものでもあるのですが

2013年の12月に1巻が出たばっかりなので、まだまだ始まって間もない物語なのですが、その概要はと言うと………。

主人公・薬師寺 充輝(やくしじ みつき)は普通に友人がいて、普通に好きな女の子がいて…という極々一般的な高校1年生。
……しかし、彼には誰にも知られちゃ~困る秘密があるのです
それが「痔」なのです

人知れず(とにかく知られちゃ~困る)日々、この恐るべき痛みの根源と戦う彼は、ある日同じ学年の三浦 栞(みうら しおり)という女子にお尻の秘密を知られてしまうのです
なぜに薬師寺君の痔の秘密を看破したかというと…実は彼女も
痔持ちであり、それゆえ痔を患っている同類を見つける鋭いセンスと目を持っていたのでした。
こうして
薬師寺 充輝君と三浦 栞さんの痔病完治への挑戦の日々が始まるのです………
 
[痔が中心に展開される学園ラブコメストーリー]…これは実社会でリアルに痔で苦しむ人達にとっては「何て、不謹慎で腹立つマンガなんだぁー!」という感情を彷彿させる一側面がなきにしもあらずでしょーがぁ~……………
……しかしこのマンガには良心とも言える[痔病の詳細な解説とその対処法の正しい知識の説明]
が随所に描かれ(書かれ)ていることで、単なるをお笑いネタとして扱っている訳ではないということで、僕的には「有りだね!」という思いを抱いているのです

それに
と言うシモのお話しですから、どーしてもアプローチの仕方が難しいとも思いますし、結局ユーモアやエスプリを使って面白く、そして楽しく、痔の人そうでない人も知識と見識……加えて対処法を学ぶのには最良の表現方法なのかも…などとも感じているのです

様々な病気や医療・医学を扱ったマンガは多々ありますが、こういったちょっと恥ずかしさを感じる病をしっかり理解するという意味では、「KISS  MY ASS」
はなかなかに素晴らしい1冊じゃないかなぁ~とも思うのです
(このコミックスは
少年画報社から出版されているので、興味と関心のある方は、その出版社でお探しを……………)。

…最後にこのマンガの前半で薬師寺君と三浦さんが
を共通のものとして繋がるシーンでのけだし名言を………。
「じゃあ、これで私達………痔友人(じゆうじん)ね」
まさに痔友達、そして痔からの解放の意味での自由人
(素晴らしいぃ~……と思ったのは僕だけぇ~…………ははっ