「お金」に関する言い回しをいくつかあげようと思う。

see the color of O's money は「~のお金の色をみる」と直訳できるが実際の意味は「~に支払い能力があるかを見極める」という意味である。

a license to print money の意味は想像できるだろうか。「紙幣を発行できる権利」から転じて、「莫大な費用がかかるもの」という意味になる。またどんなに費用がかかっても紙幣を発行できる権利さえあれば後にいくらでも取り返しがつく。よって、この言い回しは「莫大な利益をもたらすもの」という意味も持つ。

お金に関する言い回しはいくらでもあるが、日本のものと対応するものもある。

money is the root of all evill(お金は諸悪の根源)
time is money(時は金なり)

これはよくよく見慣れたものではあるが、これらを用いて「女=悪」という図式を完成させたものが、とある大学の掲示板に張ってあったそうだ。

まず女というものは自分にかけたお金と時間の量であると定義される。
(女)=(お金)×(時間)

ここで(時は金なり)を(時間=お金)とし上式に代入する。
(女)=(お金)×(お金)=(お金)^2 (お金の二乗)

もう流れから察せられるであろう。
次は(お金は諸悪の根源)より(お金=ルート悪)
ヨッテ
(女)=(お金の二乗)=((ルート悪)の二乗)=(悪)
 
以上より女は悪であることが証明されたようである。みんなきをつけよう。
もはや隠語でもなくなってる感もあるが、「社会の窓」は「ズボンのチャック」を表す。
もとはNHKのラジオ番組の名前であったらしい。

英語にもこれに対応するものがある。それが"XYZ"である。
これはあるフレーズの頭文字をとったもので、そのもとというのが"Examine Your Zipper"(チャックを確認して)である。

気まずいことは共通するのか。
freeとは自らのことを由(良し)とすること、つまり「自由」として訳されるが、この訳は福沢諭吉が採用して広まったものである。

例文としては I'm free from all the homework. (宿題全部おわった。)
などとある。つまり、'homework'から何の弊害もない(自由である)ということを言っているのだ。

これを踏まえて 'Smoking Free' という言葉を考えてみたい。もしこれがバーの注意書きに書いてあったとしたら、どういうことを意味しているのだろうか。
直訳すれば「煙 自由」となるから「どうぞご自由に煙草を喫んでください。」と解しかねない。

しかし、本来の意味は「煙の弊害ゼロ」つまり ’No Smoking’と同じことをいっているのである。勘違いしてアベコベのいみをとらえかねない表現である。

また Sugar Free というのは、「好きなだけ砂糖をお使いください」ではなく、「糖分ゼロ」ということを表しているのだ。

健康を気にかける人ほど Sugar Free を選ぶべき、ということである。