シフォン底上げ&腰折れからの脱出までの道のり、最終です。
その1とその2はこちら
追記。まさかの続編も。
オーブンが原因ということで改めてオーブンと格闘することに。
底上げに関しては思いっきり予熱を強くして防ごうと手動で180度30分してから温度を下げて焼成中に5分スチーム入れてみたら型出し前は良い感じでした。
しかし、型を外したらこの通り
その1で出した画像ですが最初に高温過ぎての底上げと、画像ではわかりにくいけどスチームでの腰折れまで、、
まさかの高温での底上げ。変なところでビストロの火力の強さが出たようです
この後、予熱170度でも30分以上かけたら底上げすることもありました。すべて網焼きでの話です。直置きでは試してません。
網焼きの網は当然予熱前から庫内なのでそのせいもある?
あとから網を入れてる間に温度が下がったら電気だと戻るのに凄く時間がかかるので予熱後の開扉時の手間は少しでも省きたいから入れてます。
《 追記。この予熱温度に関しては こちら で結果が出ました。 ここ数年で発売されたビストロで170度以上の予熱では絶対に5分以上かけちゃダメです!詳細はリンク先で。》
結論。
予熱は170度なら5~10分程度、160度で15分前後、直置きなら160度でも10分あれば十分でした。
180度とかの高温長時間予熱はもしかしたら網の高さによったらOKかもしれないし、天板焼きも試してないのでそっちでも良い結果が出るかもしれません。でも、網焼きや直置きで160~170度予熱&短時間で済むなら高温予熱は無駄じゃないかと思っての結論です。電力消費や電気代を考えても無駄でしかないですからね。
焼成時間の方はほぼ35分でOKなのは既にわかっていました。
40分以上は焼き過ぎで庫内でかなり縮み、30分だとあと一歩。
シフォンの焼き上がりはオーブンにくっついて見てないといけないのですが、いつもだいたい35分ほど。オート機能でも35分で終了させてます。
20cm型だと40分くらい。
スチームに至ってはどうも5分以上入れたら腰折れするっぽく。これはレシピによるところが大きいでしょうから、今後は他のレシピでも試してみる予定です。その辺りの結果はまた書きたいと思います。また泥沼に入んなきゃ良いけどね。。
予熱時間と焼成の位置がわかったことで底上げ回避出来ただけでも大きな前進です。
最後はもう徹夜状態 で頑張りました。
今、うちのキッチンに面した裏のお宅が空き家です。
だから真夜中にハンドミキサー使えたけど、そのお宅がリフォーム入ったのでもうすぐ誰か越してくるかもしれません。そうなったらこんなこと夜に出来なくなりますからね。。
冷ましてる間にウトウトしたりネット検索掛けたり、本来は夜行性である猫と遊んだり
こちら のプロの方の動画もこの真夜中に見つけてメレンゲの立て過ぎによる弊害を改めて知ったり。
筒の周囲の凹み、確かに今回立て過ぎたらあった。。 焼成後、思いっきり筒にくっついてない部分が結構あって、これナイフ入れやすいけど何でだろって思ってました
ほぼ徹夜だったけど結構真夜中を満喫しながら焼きました
翌日、眠かったのは言うまでもなく。既に徹夜の効かぬお年頃なもので…
徹夜して頑張った結果、160度予熱10分前後、直置き焼成160度10分150度25分。
途中、焼成時間が残り20分切ったあたり(18~20分)でスチーム3分。余裕あるなら2分スチームで更に残り時間10分で1分強スチーム入れる方が微妙に良さげな気が。
膨らみはモコモコといかないけど何とかかんとかこんな結論に至りました。
このスチームが入る20分切ったあたりってのは偶然にも焼き色が付いた頃なんで、手動スチームもちょうどこの辺りで入れるものなのかもしれません。
僅か3分しか入れないんじゃ膨らみに寄与してくれたかとかは全くわからない。。
同じビストロでも機種によったら多少の違いがあると思いますが、私の場合はこれでOKだったので今後はこれで行きます。
これが完成シフォン
ちょっとメレンゲ立て過ぎた感があります。。
水分多めレシピじゃない場合、恐らくだけどスチーム通常でも大丈夫なはず。その場合はオート機能で焼成しちゃえば良いかも。
直置きか網焼きはシフォン焼成には常時必須です。個人的には直置き推奨ですが、パナは推奨されてないようです。付属レシピはどれも直置き想定して作ってないからかもしれません。
それならホント、網だけでも付属して欲しい、、。ちょうどなサイズの網が見つからないし。。
スチーム焼成独特の食感はすきずきですが(私は好きです。腰折れするからやらないけど。)生地のパサつきもなく膨らみにも満足なら省いていいと思います。私もパサつき対策だけで使用してます。膨らみ対策に10分近くは入れたいところなんですけど仕方ないですね。
この直立不動が清々しいほどに見てて気持ち良い
頬擦りしたい
結局ここまで2週間近くかかったかな。
検索掛けたら何故かビストロでシフォン焼けなくなった人は多いようで、何百台と焼いた方もいらっしゃるみたいだから未だ早い方なのか、、
それでもさすがに疲れた~
次のシフォンはなかしましほさんか小嶋ルミさんのレシピで焼いてみたいと思ってます。他のレシピでのスチーム入りを試したいのです。いつものレシピ本にある他のシフォンも試したいし。
型変えちゃったからビストロ付属のレシピも試してみるべきかなぁと思ってます。
このビストロ付属本のレシピは前のビストロとはやっぱり違うのかな。BS1000のものなら焼いたことあって、スチーム入りのオート機能で普通に焼けたっぽいです。
かなり以前なので好みじゃなかったってことしか覚えてなくて
今回、ブログの旧館を検索したらちゃんと画像付きで出てきた。今は無きアメーバなうのつぶやき投稿だから詳細は書いて無いのだけど。
ここの下の方。たぶん今回のシフォンも自動で焼いてるからそっちは腰折れしてるはず。
でもシフォンの前に別のもの焼いて一度休憩したい…
それでまた泥沼に嵌ったら困るから確実なもの焼かなきゃ ←ここ重要
マカロンやクープ必要なパンなんて絶対にダメ フランスパン系なんて確実に年明けても泥沼入ったままだと思う
クープ必要なパン焼くなら今は小型パンにしてコンロ下のグリル焼きかな~。
デリシアはその辺りは優秀なんですよね。。
今回試したレシピは卵使いきりでも無ければB.Pも入らない水分多めのレシピです。
その1に貼ったリンク先でこのレシピの載った本を紹介してますが20年も前のものです。古いレシピですが、ずっと焼き続けてきたお気に入り
他のレシピはまだ試してないし、型やオーブンも違えば違いも出ると思います。
それでももし参考になることがあれば幸いです
それから最後に改めて、しふぉん@ばぁばさん、ありがとうございました!