オーブン温度計をようやく入手しました。
シフォン焼きで苦労した庫内温度を測定です。
オーブンはビストロのBS807。
予熱温度は180度。
これで場所と予熱の仕方を変えて測ります。
場所は上段、中段、下段、直置き、網置き低位置、網置き中段くらい、網置き上段くらい。
予熱は1段と2段があるので全部で14か所の測定予定です。
予熱完了後に冷める時間もしっかり取りたいので1日で終わらなさげな作業。
そのため取敢えず予熱1段の180度で下段の温度を測ってみることに。
測定スタート
下段に入れた天板には シルパットを敷いてあります。大抵は何かしら敷いて焼くので敢えて敷きました。
この後、繰り返し洗って使えるオーブンシートも敷いて計測しましたが結果は同じです。
何も敷かないパターンもそのうち計測するかも。
予熱完了。温度130度
180度設定で130度。さすがにこれは予測してなかった。
パナソニックさん、いくら何でもこれおかしくないですか
参考にさせて貰った こちら では150度だったのに130度って…
そもそも150度でもおかしいでしょって話なのにナニコレ
180度予熱で130度なら160度予熱だと110度なのかしら…
だとしたら、そりゃシフォンも底上げするわけだわ。
この撮影の後は即扉を閉めて扉の中の温度計をずっと見てました。
本当は扉を開けて都度撮影したかったのですが普通は焼成中にそうそう何度も開けないですよね。開閉繰り返したらちゃんとした温度が測れないかと思って撮影は断念しました。
扉のガラスは透明じゃないから扉越しの撮影が出来なくて。
で、その肝心な結果ですが、3分後までは1分ごとに10度づつの上昇を続けて160度に。
そして4分半でようやく180度になりました。
予熱後およそ5分で下段が設定温度になるといっても「庫内」での話。
決して「天板の温度」ではありません。
天板の温度はもっと低いはずですから、シフォンを天板焼きする場合は予熱開始時から入れておくことはもちろん、その後も20分くらい経過してから焼成を開始した方が底上げ防止には良いかもしれませんね。
この結果だと生地の入った型と同時に天板を入れるのは論外です。
何れにしてもビストロでシフォン焼きが難関なのはこの温度じゃ納得ですね。
さて、最後は1分半で20度上がったわけですが、本来ならここで温度は止まるはずです。
ところが、オーブンの時間を10分に設定してあったのでそのまま見ていると。。
180度に上がった30秒後、トータルで5分後のこと。
何と190度に
焼成10分の時間設定終了後に撮った画像ですが、最後まで190度を維持。
ビストロが火力強いと言われてるのはこれですね。。
表示温度より10度高く焼成ってことですか。。
そりゃガスの火力の強さとは違う強さなわけだ
180度予熱30分でシフォンの底上げが起こったのもこれですね。
はー、変な頑張りいらないから予熱や下火にもっと頑張って欲しいわ
ホント、いろいろ納得しました。
でもこれが今の電気オーブンでの限界なのかもしれませんね。
まぁ今回の測定だけでもわかったことが多かったので今後の製菓製パンにいろいろ生かせそうです。
電気オーブン使うなら庫内温度計は大事ですね。。
残りも徐々に測定してまたここに書き込みたいと思います。
【追記】2022.01.25
170度予熱20分で予熱完了時120度。
その後上昇を続け、14分後には190度超え。たぶん170度設定での最高温度。
1分後に開扉して180度に下がるもまた190度に上昇し、ほぼ最後まで維持。
もう10分測ればまた上下するかもしれないけど、不安定すぎて使えない。