まさかの日は、ある日突然起きてしまいます。 | 誇りが育つ日本の歴史

誇りが育つ日本の歴史

日本では自殺者が増え続けています。
自虐史観を押し付けられ、日本の建国の歴史が書かれている神話を、教わらない事が、その主な原因です。
少しでもそのような精神的な貧乏状態を改善していきたいです。

まさかの日は、ある日突然起きてしまいます。

 

北朝鮮のミサイルの脅威が日に日に増しています。

 

でも、まさか、日本を直接攻撃してくることはないだろうと、多くの人が思っています。

 

日本には憲法9条があるし、日米同盟があるからである、というのがその理由です。

 

しかし、そのまさかの日とは、ある日突然やってきてしまいます。

 

昭和20年2月4日から11日にかけて、ソ連のヤルタ近郊のリヴァディア宮殿において、ルーズベルト、スターリン、チャーチルが集まり、会談が行われました。(ヤルタ会談)

 

そこで、ソ連がドイツ降伏後、3ヶ月以内に日本参戦することが確認されて、会談後の5月9日にドイツ降伏。

 

ソ連軍は、シベリア鉄道を使って欧州から極東に大量に移動していきました。

 

その情報を日本軍も確認してましたが、日ソ中立条約があるため、まさか、ソ連が日本に対して軍事行動をとらないだろうと考えていました。

 

実際、日本はソ連を仲介とした連合国との講話の交渉していた位

です。

 

また、満州を守備していた関東軍も、まさかソ連が侵略してこないだろうと思い、ソ連国境に配備されていた主力部隊を、米軍の支那大陸上陸を想定して、南方に大量に移動していました。

 

千島列島を守備していた日本軍も、米軍が攻撃してくることを想定していましたが、まさか、ソ連が侵略してくるとは思っていませんでした。

 

満州、南樺太、朝鮮半島、蒙古に住んでいた日本人も、日ソ中立条約があるので、まさかソ連が侵略してくるとは思っていませんでした。ソ連は味方であると思っていたくらいです。

 

しかし、8月8日午後11時にソ連は日本に宣戦布告して、翌日の9日午前0時にソ連軍が満州国境を越えて、侵略してきてしまいました。

 

その後の満州、蒙古、南樺太、朝鮮での日本人はそれまで蓄えてきた家や財産をすべて放棄して、難民となって日本内地に向けて避難。

 

その時の日本人難民の悲劇は想像を絶するものでした。

 

まさかの時は、ある日突然やってきてしまいます。最悪のことを想定して対策を考える必要があるでしょう。備えあれば憂いなしです。