「慰安婦の強制連行はウソ」安倍総理に手紙を出した98歳の元朝鮮総督府内務課長の証言
戦時中、若い兵隊が駐屯している周辺には、売春婦が集まってきました。これは、どの国の軍隊でも同じです。
需要と供給の自然な成り行きです。
しかし、その売春婦を軍隊や官僚が強制的に連行したという事実はありません。
朝鮮の地方行政官として、終戦までの12年間を勤めた、西川清さんの証言です。
朝鮮総督府 元内務課長であった西川清さんは、平成25年に河野談話の撤回を求めて、安倍総理に以下の手紙を出しました。
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「日夜国事に精励されている総理大臣に対し、名もなき一介の老耄(ろうもう)がお手紙を差し上げるご無礼をお許しください。
私は、生きているうちにこれだけは申しおきたいと思う一事(いちじ)があります。それは、いわゆる従軍慰安婦なるものについてであります。
結論から申せば、朝鮮(北朝鮮及び韓国)等の言う従軍慰安婦なるものに、日本の軍や官が強制連行など関係したことは絶対ありません。
かく私が断言することができるのは、私が朝鮮・江原道の寧越郡及び原州郡の内務課長を歴任した経験があるからです。
以下、当時の状況等について申し述べます。
私は昭和8年に朝鮮に渡り、江原道庁に奉職致し、敗戦により引き揚げてくるまで勤め、その間一年間臨時招集により入隊しました。
朝鮮の行政は、総督府から道庁に伝わり、道庁から出先機関の郡庁に伝わり、郡庁より府・邑・面(日本の市町村)を通じて施行されました(当時、江原道内には府はなく、邑と面のみ)。
郡長は郡守といって、殆どが朝鮮人で、その下に内務課、勧業課があり、内務課長は殆ど日本人で、経験豊かな四十歳を越す属官で、人事その他一般事務を司り、郡庁の実権を握っていました。
内務課長の所轄事務のなかに邑、面の指導監督や兵事等もありましたが、朝鮮人に徴兵の義務がありませんので、兵事は主に在郷軍人に関するものぐらいでした。
朝鮮人男子青年には徴用があり、総督府より道に対し人数の割り当てがあり、道はこれを郡庁に、群庁はこれを邑、面に対して割り当てをして、集めた青年を釜山に連れて行き、総督府の係官に引き渡しました。
女子に対してはこのようなことは一切なく、軍が慰安婦を集めんとすれば、
朝鮮軍司令部が総督府に依頼して、前述の系統をたどり集めるしかありませんが、このようなことは一切ありませんでした。
売春婦が強制連行されたの、拉致されたというのは、女衒かその類の者の仕業であって、軍や官は一切あずかり知らぬことであります。
日本婦人でも売春婦として軍の居る所に多くいましたが、一人として従軍慰安婦などという者が居たでしょうか。
日本人と違って、恥を恥とも思わず、金さえ儲かれば良いと思う輩が、敗戦により日本人が委縮しているのにつけこんで、あらぬ嘘を申し立ててくるなんて腹立たしい限りです。
今はもう、総督府の事務官はじめ、道や郡の行政府にも軍にも当時の実情を知る者は殆ど亡くなられたものと思われます。
然るに、今を生きる日本人のなかにも、自虐性に富む輩のうちに、従軍慰安婦なるものに軍や官が関与したなどと申す者がありますが、
朝鮮売春婦の故郷とも申すべきスルチビ(居酒屋)、カルボチビ(娼家)の戦前戦中の実態も知らぬくせに、いいかげんに机上の空論をもてあそぶのは誠に慨嘆に耐えません。
国威を失墜し児孫に負の遺産となる河野談話の見直しは、安倍総理を除いては望むべくもありません。
ぜひぜひ誇りある日本の為に、この際断固たる訂正を心からお願いし奉る次第であります。
最後になりましたが、邦家の為にも総理のご健康をお祈り致します」
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平成26年3月、国会にて鈴木貴子議員による河野談話に関する質問に対して、安倍総理は次のように答えました。
「平成5年8月4日の内閣官房長官談話(河野談話)を見直すことや、当該内閣官房長官談話(河野談話)に関して新たな談話を発表することは考えていない。」と。
参考
「朝鮮総督府官吏 最後の証言」 桜の花出版編集部 (著)