大谷翔平 7試合連続安打 日米通算1000本安打まであと2本
好走塁もツインズの鮮やかな中継プレ-でホームタッチ
■MLB ツインズ 3-2 ドジャース(日本時間11日、ミネソタ州ミネアポリス・ターゲット・フィールド )
ドジャース・大谷翔平(29)が11日(日本時間)、敵地でのツインズ戦に「2番・DH」でスタメン出場し、3打数1安打1四球。
7試合連続安打をマークした。
14試合を終えて、両リーグトップタイの20安打。
その内、長打は12本と1901年以降の近代メジャーではドジャースの最多記録となっている。
打撃が上向きの大谷は1回、1番・M.ベッツ(31)がヒットで出塁すると、無死一塁での第1打席、ツインズ先発C.パダック(28)と初対戦。
好調の大谷は内角低めを攻められるが厳しいコースのボールを見極め、ストレートの四球で出塁。
チャンスを広げると4番・T.ヘルナンデス(31)がライト線へ先制のタイムリーツーベースを放った。
1対1の同点で迎えた3回の第2打席、カウント1-0からこの試合初めてのスイングとなった2球目、内角高め86マイル(138キロ)のスライダーに詰まらされレフトフライ。
5回、パダックと3度目の対戦、2球で2ストライクに追い込まれると、前の打席で打ち取られた内角高め88マイル(142キロ)のスライダーを強振。
打球速度167キロのライト前ヒットで7試合連続安打をマーク。
これで日米通算1000本安打まであと2本と迫った。
2対3と1点リードされた7回、1死一塁で第4打席、ツインズ4人目B.スチュワート(32)のカットボールを引っ掛けセカンドゴロ。
2塁フォースアウトで大谷は塁に残った。
続く3番・F.フリーマン(34)はライト線へツーベース。
1塁走者の大谷は一気に3塁を回りホームへ、ツインズはライト線の打球を名手ショートのC.コレア(29)が中継に入る計算されたプレーでクロスプレーとなったが判定はセーフ。
大谷は手をたたきベンチへ戻った。
しかし、ツインズベンチがチャレンジを要求。
ビデオ判定の結果はアウト、同点のホームインとはならなかった。
大谷は3打数1安打1四球、打率は.333。
ドジャースの連勝は2で止まった。
<記事引用>