それではお墓自体の意味について書いてみます
一つには、亡くなられた方との交流する、アンテナのような役目があります
亡くなられたご先祖の方に思いを向けるときに、お墓の前で思いを伝えると、亡くなられた相手の方に通じやすくなります
お盆などにお墓参りをされて、「この一年はこういうことがありました」っとご先祖にご報告すると、ご先祖さまにもその思いが伝わりやすく喜ばれます
もちろんお墓が無いとまったく伝わらないかというとそうではなくて、普段の生活でも思いを向けると相手に伝わっていくこともあります
ですけど、やはりお墓やご位牌などに手を合わせて思いを伝えた方が、より伝わりやすいことがあります
普段はご先祖様もあの世で生活されていて、何気ない時に地上にいる子孫から思いを向けられると、片耳を傾げて遠くの声を聞くような感じですが、お墓などでお祈りするときには、ご先祖さまも、正面を向いて子孫の前に座って、聞く姿勢であるような感じといえるでしょう
そのようにお墓には、ご先祖様に思いを伝える役割としてあります
(続く)