そしてお墓のもう一つの役割は、どうも、まだ浄化されていない方の場合に、お墓にとどめておく意味があるように思われます
浄化されていないご先祖の方が、子孫などに悪さをさせずに、浄化するまで封印といいますか、お墓にとどめておく役割があるのではないかと思われます
これは他に言っている人を聞いたことが無いのですが、どうもそうした役割があるように思えるのです
浄化されていない霊の場合、あの世に旅立てずにいるため、どこに行けばよいか行き場を失ってこの世を彷徨うことがあります
その時に、「亡くなったらお墓に入るものだ」という考えがあるため、未浄化な霊がお墓に憑いていたりします
よくお墓で霊を見るのも、未浄化な霊が多くおられるからでしょう
そうした未浄化な霊は、お墓がなかった場合はどうなるかというと、今まで住んでいた家に帰って、そこの人に憑いてしまうでしょう
すると、お家に住んでいる家族などに憑依して悪影響を与えてしまい、ますます浄化が遠のくこととなってしまいます
ご家族のほうも不幸な目にあってしまうので、よくありません
お墓を作ることで、そうした未浄化な霊が、家族や他の人に悪さをしてしまわないように、お墓にいるようにさせ、浄化するまでの期間を、そこで過ごさせる役目があるのではないかと思います
(終わり)