子供が学童野球、中学野球とやってきていた時に、
僕が絶対に心掛けていたことがあります。
それは
絶対に指導者批判をしない
ということです。
これは僕は、もう絶対にそう思っていて、これまでに何度もそういうことを発信もしてきています。
親は指導者批判をしない方が絶対に良い
と。
なぜ親が指導者批判をしない方が良いのか?
それは、
子供のため
です。
理由は2つあります。
▼ 子供が指導者を軽く見る
ひとつは、
子供が指導者さんを軽く見るようになる
というものです。
そりゃそうです。
自分の親が、指導者さんのことを
あの人は分かってない
とか
あそこでバントはないよな
とか
なんであの子がスタメン?この子の方が上手いだろ
とか
野球に対する考え方、試合での采配、選手の起用など、いろんなことに
ダメ出し
するなら、その人の子供は、
あの指導者って、ダメなんだね
って思ってしまいます。
やっぱり親の言葉って、子供にとって影響力めちゃくちゃ大きいですからね。
中でも最悪なのが、
采配に関する批判
です。
その中でも、これ
なんでうちの子使わないんだ?
です。
これ言うと、子供は、
自分が試合に出られないのは、指導者に見る目がない
って思うんです。
要は
指導者がおかしいんだ
って思うんです。
これは子供にとっては最悪の影響を与えてることになります。
▼ 子供の進路を奪う
ふたつ目は、
親の指導者批判が、子供の進路を奪う
ことになるからです。
指導者にしてみれば
親が自分のことを批判をしていると知っていて、その親の子である選手
って、どう思うでしょうか?
僕なら、良いように思いません。
で、絶対に肝に銘じておかなければならないことは、
野球界における人脈
です。
そうやって指導者批判をしている親御さん
あなた、野球界にどれだけ人脈持ってますの?
ってことです。
人脈を持ってあるのなら、どんなに指導者批判しても、ご自身の人脈使ってなんとでもなるでしょう。
でもおそらく、多くの親御さんは、そういう人脈って持ってないと思います。
だから人脈持ってる指導者さんに、媚びへつらって、進路を有利にしてもらう。
僕はそういうことを言ってるのではありません。
ただ、もし、どこかのチームから声がかかったとして、
あの選手、どうですか?
ってなった時に、親が指導者批判をしている選手の場合と、していない選手の場合とで、指導者さんの回答って
同じ
だと思いますか?
子供は、ただ一生懸命に野球をやっているだけです。
親の言動で、我が子の進路を潰してしまうかも知れないのです。
▼ まとめ
そういうわけで、親が指導者を批判するということは
◯ 指導者を軽く見るようになる
◯ 子供の進路を奪う
ってことです。
そう考えると、やっぱり
やらない
ことが良いということになりますね。
以上でーす。
とても勉強になります、この本↓