特に中学の野球部ですかねぇ。

新一年生が、野球部に入部すると、先輩たちが練習をしてる中、グランドの端に並んで中腰の姿勢になり、


おぇ〜い!

さーいこー!


などと大きな声を出してる光景。

春先の野球部あるあるって感じですよね。

この、


新入部員、1年ボーの中腰声出し


について、


時間の無駄

とか

何の意味があるの?

とか

練習やらせろ

とか


否定的な見方がほとんどのように思いますが、僕はかなり違った考えを持っていて、


1年ボーの中腰声出しには合理的な意味がある


と思っているんですよね。



▼ 学童時代の練習日は…


中学で野球をやろうかって選手は、大抵、小学生の頃から学童野球のチームに入って、野球をやっていた選手だと思います。

でも、学童時代って、おそらくすべての野球チームは、練習日が


日曜日練習


か、多くても、土曜日と日曜日が練習日という活動頻度なんじゃないかなと思います。

要するに、週のうち1日が練習日、多くても週2日が練習日で、しかも、その日の練習時間は、せいぜい3時間くらいなんだと思います。


というわけで、学童野球をやっていたと言っても、ほとんどの学童野球選手って、多くても


週2日の練習で

1日の練習時間は3時間程度


という状態なわけです。


これが少ないとか言いたいわけじゃありません。

小学生という身体のことを考えると、練習をやりすぎるのは良くないし、週1日、だったり、練習時間は3時間程度、とかいうことは、至極、適当な塩梅だと僕は思っています。


▼ 毎日練習かかなりの負担に


そんなわけなんですが、という話です。

小学生ということを考えると、練習日が週一なんてことは普通のことなわけですが、練習日や練習時間に関して、中学野球部となるとどうなるか?中学クラブチームとなるとどうなるか?ってことです。


我が家の息子も娘も中学野球部で過ごしましたので、中学野球部の話をします。

中学野球部だと、授業が終われば毎日練習になり、練習時間も日没まで、みたいな感じになるから、長時間の練習になります。

しこも土日ともなると、ほぼ終日練習だし、練習試合が組まれた場合でも、ダブルヘッダー、トリプルヘッダーは当たり前って感じなので、朝から晩まで野球漬け状態となります。


こういうのは、ついこの前まで、学童野球をやっていた、新一年生にとっては、間違いなく、体力的に、かなりの負担になります。


練習日は週末のみ、練習時間は3時間程度、だったのが、一気に、毎日練習、週末は終日練習、とかってなるわけだから、とんでもない負担、途轍もないダメージとなるんです。


だから


毎日の練習には参加しても、強度は与えない


ということをやりつつ、次第に身体を慣れさせていくというやり方が有効だと僕は思うんですよね。


そう考えると、


1年ボーの中腰声出し


は、まさにそれを実践しているのだ、ということが言えるんじゃない?って思うわけです。


確かに、自分自身の野球の練習、という視点から考えると、時間の無駄、とかなるのかもしれないけど、自分自身の練習、というようなものは、自主練で充分だと思うし、むしろ、練習強度を与えられていない時期にじっくりと、自主練で自分の足らざるところを鍛えることができるというふうに考えることもできるわけです。


そんなわけで、まとめると、僕の考える


1年ボーの中腰声出し


というのは


中学野球への身体の慣らし


という意味合いがあって、決して


無駄な時間や経験ではない


ということです。


要するに、新入部員の時期から

慌てて、焦って、背伸びして、上級生と勝負しようとするよりも、


慌てず、焦らす、背伸びせず


ゆっくり、ボチボチ、やれば良いんじゃないかなってことなんだと思います。



以上でーす。

学生野球から先、さらに野球を続けるとなると、プロ野球か社会人野球ということになるわけですが、社会人野球の中には二つの形態があって、それが、企業チームとクラブチーム、というものです。

企業チームとは、企業の野球部です。

一方、クラブチームというのは、基本的には


好きなもんが集まって作ったチーム


ということなんですが、チームによっては、一つの企業が、野球部という形ではないけど、クラブチームとして保有しているという形のチームもあるんですね。

我が家の息子がお世話になっているチームもこの形態でして、彼は、とある企業に雇われて仕事をしながら、その企業が持っているクラブチームで野球をやらせてもらっています。


僕は、学生野球から先、野球を続けるとすると、この


クラブチームでの野球がいちばん良いのではないか


というふうに思っているんですよね。



▼ 収入を確保した上で好きなことをやる


なぜ、クラブチームでの野球がいちばん良いと思うのかというと、最も大きな理由は


収入を確保した上で野球をやる


ということになっているからです。


企業チームで野球をやる場合も、同じように、企業で働きながら野球をやるのだから、収入を確保した上で野球をやるということであり、変わらないのでは?という疑問があるかと思いますが、ちょっと違うんですよね。

どういうことかと言うと、企業チームの場合は、企業の野球部だから、企業と野球が一緒なんです。

だから極端な話、会社が潰れれば野球部もなくなるわけです。

一方で、クラブチームの場合は、一つの企業が保有しているという形態だったとしても、企業と野球は、一応、切り離されているという状態なわけだから、企業が潰れたとしても、クラブチームは存続するわけです。


要するに、収入と野球の関係に着目すると、企業チームって、プロ野球と同じだと言うことができると思うんです。

つまり、プロ野球選手も企業チームの選手も、雇い主から給料を貰って野球をやってる、ということであって、言ってみれば、収入と野球が、一本足打法になってるってこと。


対して、クラブチームはどうか?と言うと、


収入と野球が完全にセパレートされているという建て付け


の中で、野球をやっているということなんですよね。

言ってみれば、収入と野球が、二本足打法(そういう言葉はないけど)になってるってこと。


例えば、週に5日は完全にフルタイムで勤務をしながら、2日は野球の練習をするということをやったりしてるわけです。

また、公式戦が平日に組まれた場合などは、仕事を休んだり、シフトを組み替えて、試合に行くということなわけです。

完全に、普通の社員として、普通の社員と同じように仕事をしているわけです。


だから、野球に区切りをつけるのも本人次第だし、区切りをつけた後も、当たり前に、普通に、仕事は続けることができるってことになるわけだしね。


そんなわけなので、僕としては、クラブチームで野球をやるというのは、いちばん良い、野球の続け方、なんだと思うのであります。


収入源と野球が切り離れている。

収入を確保した上で野球をすることができる。


うん。

やっぱり、これが良いと思います。


次回は、同じような視点で、女子野球のことを書いてみようと思います。


以上でーす。




ベネズエラのマドゥロ大統領がアメリカ軍によって拘束?!のニュースが、先日から飛び交っています。
恥ずかしながら、世界情勢に極めて疎い僕としては、

え?なに?なに?どうしたの?

って感じでありまして…
はい。
例によって、にわか勉強してみました。

あくまでも「僕調べ」の結果なのですが、僕が感じたこととしては、

ベネズエラの独裁者が突然暴走した話でもなく、また、アメリカが急にキレた話でもない

ということでした。


▼ まずはチャベス大統領という存在

話はまず、ウゴ・チャベス大統領という人から始まります。

僕は知らなかったんですが、ベネズエラは世界有数の産油国ということらしいんですね。
そうなんだけど、でも国民は貧しい、という状態だったんだそうです。
石油の儲けた富は一部の富裕層だけが享受しているという、そんな国。
ここに登場したのか、チャベス大統領。
チャベス大統領は、

石油は国民のものだ!

と言って、石油産業の国有化をしたり、石油マネーを貧困層へ配布したり、その他にも、医療と教育を無償化したりしたんだそうです。
で、ベネズエラ国民の生活は、実際に良くなったんだそうです。

だからチャベス大統領は、独裁者というより、国民から圧倒的に支持されたカリスマ、という存在でした。

▼ チャベス政治の「置き土産」

ただ問題があって、それは、チャベス大統領が作った政治の仕組みです。
どういうことかと言うと、大統領権限がとても強すぎた、ということや、反対派は「敵」扱いする、とか、議会や司法がだんだん形だけになってしまった、ということがありました。
しかし、そういうことは、石油価格が高かった時代には、この危うさが見えなかったんですね。

でも、確実にこの時点で、権力が一か所に集まる構造は完成していた、ということは言えたわけです。

▼ その仕組みを引き継いだマドゥロ大統領

チャベス大統領が亡くなった後、後継者になったのが、今回、アメリカに拘束されることとなった、ニコラス・マドゥロ大統領、ということになります。

ここが大きな分かれ道となった、ということです。

なぜかと言うと、マドゥロ大統領には、チャベス大統領ほどの求心力はなかったし、経済運営の引き出しも少ない状況で、でも、権力だけは集中したまま、という状況になったからです。

例えて言うと、「ブレーキのない車を、そのまま引き継いだ」という状態、になってしまったわけです。

▼ 石油価格の下落が追い打ちに

その上で考えてみると、ベネズエラ経済というのは、「完全な石油一本足打法」なわけです。

原油価格が高い間は、何とかなっているように見えました。

でも、世界的な石油価格の下落が始まるとどうなったか…

国家収入が激減し、輸入に頼っていた食料・医薬品が買えない状況になり、社会保障制度も維持できないということに陥ってしまい、一気に詰みます。

▼ ハイパーインフレが起きる

こういう状況において、マドゥロ政権が選んだのが、お金を刷って乗り切るという方法、です。

結果、どうなったかと言うと、給料をもらってもすぐ価値が下がり、物の値札が毎日変わり、スーパーの棚が空になるという状況です。

教科書レベルのハイパーインフレが起きました。

国民は生活できず、何百万人も国外へ流出する事態となりました。

▼ 決定打が、「選挙」

そんな最悪の状況の中で、マドゥロ大統領が決定的に信用を失ったのが、選挙のやり方です。
マドゥロ大統領は、大統領選挙をするにあたって、反政府候補の立候補排除したり、選挙管理機関の政権寄り運営をしたりしたので、選挙の結果に対して、国内外から強い疑念が沸くという事態となりました。

要するに、勝つ前提の選挙をやったのではないかと。

これを境に、「これはもう民主主義じゃないだろう」という評価が、国際的に固まったというわけです。

▼ 対照的な存在のマリア・コリナ・マチャド氏です

こうした中で、反政府側の象徴的存在として注目されたのがマリア・コリナ・マチャド氏です。
マチャド氏は、マドゥロ政権を正面から批判した上、不正選挙を明確に問題視して、民主主義の回復を訴え続けました。
一方で、国内では政治活動を制限され、選挙から排除されるという扱いを受けることとなります。

▼ アメリカは「国家元首扱い」をやめた

そんなわけだから、アメリカは、不正選挙、民主主義の破壊、汚職や犯罪への関与疑惑、などということを理由に、マドゥロ大統領をベネズエラの国家元首とは認めず、訴追・制裁の対象にしました。
その他にも、薬物組織との関係などもあるようで、アメリカとしては、もはや普通の大統領として扱わない、というわけです。

▼ まとめ

まとめると、ベネズエラの今は、

・チャベス大統領の成功と副作用
・石油依存という構造の問題
・マドゥロ政権による権力集中
・不正選挙で決定的に失われた正当性

この延長線上にあるようです。

つまりこれは、「変な国の変な話」じゃなくて、正義から始まった国が、チェックを失うとどうなるかという、わりと普遍的な話なんたなぁ、というのが僕の印象です。

というわけで、ベネズエラに関するにわか勉強でしたが、この他にも、石油の利権が絡んだりもしてるし、アメリカの行動が、国際法的に許されるのか?という問題も大いにあって、今後の展開も、ぜひ注目していきたいと思います。


以上でーす

元日から昨日まで、投稿を休んでいたので、今回が今年最初の投稿となります。

改めまして


明けましておめでとうございます。

本年も、この


はらさんのミーティング始まるよ


を、よろしくお願いします。

というわけで、本年の初投稿ですが、今回は、


年の初めに


ということで、ツラツラと考えたことを書いてみようと思います。



▼ いよいよ女房と2人の生活に


5年前に、長男が大学進学と同時に家を出て、2年前に、娘の1人がまた、大学進学のため、家を出て、そして今年、もう1人の娘が、短大を卒業し、就職をするので、間もなく、家を出ることになります。

これで我が家の子供、3人とも、僕ら夫婦の元を巣立って行くということになりました。

最後まで残っていた娘がいなくなるのは、これまでの2度よりも、なんかとても、すごく寂しく感じています。

彼女が新たなステージでの生活を始めるのは、2月初旬です。

寂しい反面、頼もしくも感じるし、楽しみでもあるし、少し、肩の荷が降りた気もするし、まだあと1人は大学生ですが、我が子を社会に送り出したという達成感みたいなものを感じたりもしています。


これからは女房と2人、僕らにとってもまた、新たなステージが始まります。



▼ 今年やりたいこと


こうやって、我が子3人ともが、巣立って行ったわけでして、そういう中で、僕が今年やりたいことは、


3人それぞれのところに行く


ということです。


息子は、野球やってるので、彼のお世話になっているチームの試合を、今年は1試合でも良いから、観に行きたいなぁと思います。

まだ、彼が社会人として野球をやっているところを見たことないので、今年はぜひ、観に行きたいなぁと思います。

今年は、全日本クラブチーム選手権の、準決勝、決勝が、東京ドーム、ということなので、願わくば、そこで観たいよなぁ…

なーんてね。


それから、今回の件短大を卒業し、社会人となると娘も、野球を続ける予定なので、観に行きたいなぁ。

彼女のお世話になるチームは、関西のラッキーリーグという女子野球リーグの所属なので、タイガースウーマンと対戦すると思うんですよね。

タイガース戦、観に行けたら良いなぁ。


そして、もう1人の娘。

彼女はまだ大学生。

大学は大学なんだけど、遠〜い大学に行っていて、今年の夏からは、さらに、遠〜い遠〜い大学に行くんだよなぁ。

その、遠〜い遠〜いところに、行きたいけどなぁ。


そんなこんなで、2026年。

僕にとっては、子供たちがいない、という新たなステージが始まるわけでして、そんな年の初めに、ツラツラと思ったことでした。


以上でーす。






なんとか年内に読み終えることができました。

津島稜さんの

封印 警官汚職

画像
430ページの本ですが一気読み間違いなし


平成22年が初版発行、なので、ちょっと古い本になりますが、めちゃくちゃ面白い小説でした。

題材としては、さらに前の、昭和57年に起きた警察による機汚職事件なので、小説の中身からは、昭和の匂いがプンプンとしてきて、懐かしい感慨に浸りながら読み進めました。
魂、とか、根性、とか、仕事にそういうことが求められ、そういうことを誇りにしていた時代ですね。

当時、実際に新聞記者をしていた著者さんの、実体験を基に、フィクションを交えながら、およそノンフィクションで書かれた内容です。

▼ あらすじは…

ある日、ある新聞社の当直電話に、匿名の電話がかかってきます。

警察官が賄賂を受け取ってる

電話を受けた新聞記者さんは、その情報を、懇意にしていた検察庁の刑事部長に持っていきます。

そこから検察の内偵捜査が始まり、ジワジワと事件の概要が明らかになっていきます。
検察と警察の関係上、いつかの時点で警察に捜査状況を伝えないといけませんが、じゃあ、いつの時点か?そして伝える内容はどこまでにするか?

検察庁上層部と、警察上層部の腹の探り合い、駆け引き。
事件の着手時期をめぐる、報道機関のスクープ合戦。
捜査機関と報道機関の関係から、書きたい記事を書けない新聞記者。

最終的に、2名の自殺者を出すまでの社会的な騒ぎとなる中で、捜査は終結します。

警察とは?
検察庁とは?
報道機関とは?
記者とは?

昭和の時代が舞台になっているからこそ、心にグサッと刺さる、とても良い小説でした。

以上でーす。