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ありがとうございます!

 

 

 

改めましてシンシンです。

前回の記事では病室の様子や

入院生活についてお話ししましたが、

今回から徐々に本連載の本題に

触れて行きます。

今回は自分にとって大きな気づきが

あった1日について書いて行きますね!

 

本日も宜しくお願いします!

 

 

 

  2020年8月15日9:00

 

クヒオ(主治医ね)に呼ばれて前日の

検査結果の説明です。

 

CTの画像から腎梗塞を引き起こした

血栓はまだ溶け切っていない為、

点滴でのワーファリン

(血液をサラサラにする薬)

の投与はまだ続けるとの事。

 

その他クレアチニン、

肝臓の数値、炎症の値と血圧から、

血管の問題はなさそう、

ただLDLコレステロールが

少し高めなので注意が必要とのことガーン

 

あとは不整脈がないか

24時間心電図を取る検査を

もう少し血栓が溶けてから

行うとのことでした。

 

そしてその日の夕方には一般病棟に移動

する事になりましたキラキラ

なんとなく退院が近づいてきた様で嬉しい爆  笑

 

時はコロナ禍で家族が見舞いに来ても

会う事は出来ないのです。

 

 

 

  2020年8月15日15:00

 

そして予定より早めの15時には

一般病棟に移り、ベッド6つの

相部屋に入りました。

 

その病院には大きな病棟が2つあり、

先ほどまでいたのはかなり新しい

建物でしたが、僕が移ったのは

確実に昭和生まれの古い建物でした。

 

僕のベッドは病室の入り口横で、

どこへ行くにも出やすいのは良いのですが、

コロナ対策でドアは24時間開けっぱなしですあせる

 

おまけにこの真夏にあって設備も古いのか

エアコンが全く効かんガーン

 

わかります?

ちょっと調子の悪いエアコンの

少し汚れたフィルターの匂いがする

生ぬるい風が出てくる感じあせる

 

横になっていても体がなんか

ベタベタしてきて

キモチワルイ滝汗

 

 

 

  2020年8月15日15:30

 

「斎藤こういちです。

 7○歳です。

 助けて下さい!

 ここから出して下さい。

 誰か来てくださーい。

 家に帰らせてくださーい!」

 

隣の病室からこんな事を

大声で叫んでいるご老人が居ました。

一度叫び出すと最低15分は続きます

 

「助けてやった方が良いのか?」

って思いましたが、

病院って基本的に助けられた人が来るとこ

だよね?って。

 

そしてその方のベッドの横には

病室の前を通っただけでも分かるくらい

半畳くらいの大きさの紙で、

以下の様な事が書かれていました。

 

斎藤こういちさん

 

ここは○○○市のS大学病院です。

 

○月○日にご自宅で転んで、

足を骨折しています。

 

お目覚めの時に混乱して

激しく動かれるので、

ベッドに固定しています。

 

用があればご自身の左側のボタンを

押して下さい。

 

すぐに看護師が参ります。

(※名前は仮名です)

 

ただごとじゃなさそうなので、

担当の看護師さんに聞いてみると、

その方は認知症を患っていて徘徊癖もあり、

骨折した上に外に出ようとする為、

危ないから、入院させられたものの、

暴れ方がヒドいので、拘束具で固定されてる、

とのことでした。

 

「お騒がせして申し訳ございません」

 

「いやいや、迷惑だ、ってんじゃなくて、

只事じゃなさそうだなって思って、

暴れられちゃ皆さんも大変ですよね」

なんてやり取りをして、

 

 

そこで思いました。

 

「ピンピンころり」

って難しいんだな〜って。

 

そして

自分はいつどんな

死に方をするんだろう?

って。

 

自分の名前や人との繋がりを忘れ、

どこに居るのかも分からない状態を

想像してみると、人生の時間の流れを

浮遊している不安定な存在に感じそうです。

 

僕はじわじわと

あちこち体を壊して、

少しずつ弱っていきながらも

生きる事に執着するくらいなら、

あんまり長生きしたくないな、

って以前から思っていました。

 

それは日々弱っていく姿を見せることで、

家族を悲しませたくない、

ある思い出があるからです。

 

なので

病気してもなるべく

病院にかからないようにしよう、

悪くなっていく体を自然に任せれば、

あっと言う間にコロッと逝けるんだろう

とも思っていました。

 

 

今から40年ほど前、

亡き祖父は胃ガンでなくなりました。

その当時はガンと言うと

ほぼ不治の病で、海軍で鍛えた

屈強だった祖父がみるみる痩せ細り、

最期には人工呼吸器をつけて

喋る事もままならなくなり

亡くなってしまいました。

 

今で言うパパっ子だった僕の母が

対症療法でゆっくりとした時間をかけ

徐々に弱っていく

父親の姿に酷く憔悴していった

事を子供ながらに鮮明に覚えています。

 

「本当に胃潰瘍なのかな?」

まだ祖父が話せた時に病室で

母に尋ねた事がありました。

その時に必死に涙を堪えて、

「お父さん何言ってるの、すぐ治るわよ」

と言っていた景色がずっと残っています。

(その当時はステージにもよると思いますが、

「ガン=死」のイメージが強く、患者本人には

その様な嘘をつく事がスタンダードだった様です。)

 

そして母は幼い僕にも口を滑らせない様に、

「おじいちゃんは胃潰瘍って病気」

言い聞かせていたのですが、

家族にその様な悲しい嘘をつかせる事が

何よりも辛いことに感じました。

 

その時の、病室の全ての景色が

灰色になったかの様な空気感が

時間をかけてじわじわと弱っていく姿を

周囲に見せたくない、

と僕に強く思わせてきた事を

その時知りました。

 

 

で・す・が

 

その時気付きました。

 

あれ?

”病気してもなるべく

病院にかからないようにしよう”

って思ってたんじゃなかったっけ?

なのに今、病院にいるじゃん!

 

言葉のニュアンスは多少違ったとしても、

自分が最期の時を迎える時、

なるべく家族や友人を悲しませたくない、

誰でも同じような事は

思っていると思います。

 

「昨日まで元気だったのに、

今朝眠る様にね。。。」

って位あっさりしてた方が、

周囲のダメージも少なそうです。

 

ですが同時に、元気に生きられるなら

なるべく長く生きたい、

そうも思っていると思います。

 

だから

・歯が痛い

・胃が痛い

・腰が痛い

・痛風が痛い

・頭が痛い

・喉が痛い

・蕁麻疹が痒い

・目が乾く

ってなるとそれを解消したいから

みんな病院に行きますよね?

 

「ピンピンころり」

の「ピンピン」の状態をキープしたいのと同時に

「痛い」とか「痒い」は誰でもイヤ

だから病院に行く。

 

医療は日々進歩しているし、

病院って当たり前に患者を治そうとするから、

簡単には死なせてくれない。

 

でもそれまでに蓄積された

体の不具合が治り切らなかったり、

生活習慣が同じままだと、

結局また同じ不具合が生じる。

 

その時は前回よりも

少し症状が酷くなっていて、

それがじわじわ体が弱っていく

実体なのかな?と。

 

そうか、

 

「あんまり長生きしたくない」

 

なんて言いながら、

実際どこかが具合悪くなると

「痛いのは嫌だ」

ってどうせ病院のお世話になる。

 

だから病院に来なくて済む様に

日頃から食生活に気をつけたり、

適度に運動したりする

必要があるのか!

 

こんな単純な事ですが、

僕は片方の腎臓をダメにしないと、

気付けなかったのです。。。

 

ですが人間って誰でも

食事を摂る時

不味いものより美味しいもの

嫌いなものより好きなもの

を食べたいですよね⁉️

 

そして

ジャンクなものほど

必ず美味い

 

いつもじゃないにしても

身体に良いかどうかって

必ずしも優先されないし、

食べたものが自分を作る

って事は分かっていても、

細胞レベルで体にどう作用するか

なんてことまでなかなか考えない。

 

少なくともその時までの僕は

そんな事考えずに生きてきました。

 

だからってラーメン我慢絶対無理だし、

仮に毎食豆腐とサラダしか食べないなんて

生きててもつまらないですよね

 

しかしこれは真剣に

生活習慣を見直さないとね、

とは強く思いました。

 

なぜならその時既に3日ほど

会えていない子供達の顔を

思い出したからです。

 

自分が今まで通りの、決して

健康的とは言えない生活習慣を

送ることは子供達家族に対して、

無責任なんじゃないだろうか?

何より本人は最期まで一生懸命生きたであろう

祖父に対しても失礼な事だよね、

って気づいたのです。

 

斎藤こういちさん(仮名)の

心の叫びをきっかけに

自分のそれまでの生き方が

何に影響されていたのか

気づくことになったのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく

 

 

【次回予告】

いかがでしたでしょうか?

「どうせ人間いつか死ぬんだし」

って言う諦めと言うか投げやりな感覚が、

この時までの自分を支配していた気がします。

 

文字通り自分の身体をただの消耗品、

として捉えていたと思います。

 

でも、魂、使命、意思、

それらの器が身体だ、とした時に、

身体にとっては迷惑な

意思の暴走だったのだと今は思います。

 

次回は24時間心電図を経て

腎梗塞の原因が判明します。

そして健康をコントロールしよう!

と考えが切り替わる出来事が起こります。

 

気になる次回は→続きを見る

 

 

 

最後までお読みになってくださり、

ありがとうございました。

 

感謝します。

 

引き続きよろしくお願いします。

 

 

頑張れオレの文章力!



シンシン