さて、前日やまなみハイウェイから
見た由布岳が余りにも美しくて
登ってみたくなってしまいました
「深田久弥が日本百名山に選定しなかった
ことを後悔した」という逸話もある
美しい山容の日本二百名山です
(新・日本百名山でもある)
YAMAPでルート確認すると
自分の脚力だと、休憩なしで
普通に歩いて3時間半
日の出待ちとか、写真撮影とか
してたら4時間ちょい
といったところかな
宿の朝食が8時から10時の間と
遅かったので、
「イケる!!」
と踏んで、早朝一本勝負
山頂付近で日の出を見て
お鉢巡りして
下山時に飯盛ヶ城を経由して
下るルート(CT 5時間37分)
山頂ではちょいと風が強かったですが
本当に素晴らしいルートでした
これはもう「日本百名山」
でいいんじゃないかな
旅行のついででしたが
いい思い出になりました
(9分15秒)
Music: Coldplay "O" & "Ink"
…という訳で、3時スタートの
7時半前に下山の計画
(山頂で日の出を見る感じ)
シューズは旅行期間中に
歩くことも考えて
トレランシューズだったので無問題
でも前日の日本海側の強い低気圧
の名残で、天気はいいけど
かなり風が強い予報
(山頂の風速20m!?)
…なので、コンビニで
ウインドブレーカー用途に
ビニール雨合羽を購入
3時少し前にスタート
標高の低い樹林帯は問題なかったけど
合屋越を過ぎて九十九折りの
上の方になると徐々に木がなくなり
時折の強風に堪らず合羽を被ります
快調に登っていたら、
ちょいとペースが速すぎた様で
日の出よりもかなり早めに
着いてしまいそうだったので、
少し時間調整
登り再開して、
山頂手前の分岐(標高1493m)
に出ると、天気はいいけど暴風
そこに留まっても寒いだけなので
そのまま山頂へ向かいます
あと90mUP
分岐から西峰へは
いきなり岩登り急登鎖場
なかなか楽しい
あっという間に
由布岳西峰(標高1583.5m)
@4:42
本日の最高地点です
(時間調整したけど、それでも早かった…)
一等三角点「油布山」
山頂からは360度ビューで
東は別府湾、国東半島
南にはくじゅう連山などが望めて
素晴らしい景色
…なのだけれど、日の出まで30分
時折、体をもっていかれる程の強風
気温は多分10℃くらいだけど
風が20mとすると体感氷点下
遮るものが何も無いので
とても30分も日の出を悠長に
待つ状況ではなく、
そのまま東峰へと移動開始
向こうに見えるのが東峰
(写真では穏やかに見えるけど
カメラを構えると風で腕どころか
体ごともっていかれます)
一旦、鞍部に降りて…
ミヤマキンポウゲ
ミヤマキリシマ
が綺麗に咲いていました
この辺りの西峰の東側斜面には
満開時には素晴らしい群生
が見られる様ですが
まだ少し早いようで
5月末から6月中旬が見頃の様です
登り返しの途中で日の出@5:10
キツ目の登り返しを
えっちらおっちら登って
イワカガミ
ミヤマニガイチゴ
別府湾が美しい!
イワカガミがいっぱい
あともう少し。
由布岳東峰(標高1580m)
@5:46
東峰からの景色も素晴らしい
東峰から望む西峰
湯布院の街に
由布岳の影が掛かっています
東峰からの急下りを
注意して下って、お鉢巡り終了
そこから、登るときには
良く見えなかった景色を楽しみつつ
合野越の分岐まで一気に下山
眼下に見える飯盛ヶ城
この分岐を右へ
しばらく歩くと、
一気に視界が開けます
ミヤマキリシマが綺麗
あともうひと登り
飯盛ヶ城(標高1067m)
ここから駐車場までの
新緑の草原下りは
本当に楽しかったです♪
(九州には熊はいませんが、
熊笹も生えていません)
自分が下ってきた時間から
登ってくるハイカーさんと
何人か会いました
そんなこんなで
無事下山完了@7:13
本当に美しく、そして
楽しい山でした
さて、お宿に戻って
温泉で汗を流して
しばしゆるゆると休憩してから
9時ごろから朝ごはん
大変美味しゅうございました!
このあと部屋に戻って
荷物の片づけとかをして
11時ごろまでゆるゆるしてから
大分空港まで移動し
今回の旅は終了。
とても楽しい帰省&夫婦旅でした