記事が前後して、秩父辺りの
山登り記事とか書いてましたが…
てな訳で（どういう訳だｗｗｗ）
8/18(金)は前日から前乗りして
憧れの甲斐駒ヶ岳
に登ってきました
日本百名山の深田久弥に、
「甲斐駒ヶ岳は、日本アルプスで
一番代表的なピラミッドであり、
名峰である。
もし日本の十名山を選べと
言われたとしても、
私はこの山を落さないだろう」
と言わしめた南アルプスの名峰
今回は日本三大急登の中でも
一番厳しいとされる黒戸尾根
の往復ピストンで
めちゃくちゃキツかったですが、
本当に素晴らしい景色を観れて
とても良かったです！
（6分37秒）
Music： OneRepublic "Take It Out On Me"
& "If I Lose Myself"
さて、今回のアプローチは
竹宇駒ヶ岳神社からの黒戸尾根
（以前きんどーさんが登ってましたね
）
日本三大急登の一つです
日本三大急登
とは以下の3つを指しますが
①ブナ立尾根（北ア烏帽子岳）標高差1350m
②西黒尾根（谷川岳）標高差1195m
③黒戸尾根（南ア甲斐駒）標高差2200m
西黒尾根を登った時には
「まぁこんなもんか
」
と思っただけでしたが、
今回は流石に桁が違いました！
かなりキツく、時間が掛かる
ことが予想されるので
竹宇駒ヶ岳神社
に登山の無事を祈願して
（いつものようにｗ）
深夜0時頃スタート
真っ暗なので殆ど写真はありませんが
最初の笹の平分岐の標識が
心を折りにかかります…
結構登ったと思うんだけどなぁ
山頂まで7時間てｗ
刀利天狗＠3:08
ようやく標高2000mを超えますが
まだ半分にも達していません…
そしてこの辺りから
立て続けに梯子が現れ
体力を奪っていきます
五合目小屋の先の祠を過ぎて
ようやく行程の半分？＠3:52
この先にも梯子が続きますが
4時半近くなり、東の空が
白み始めます（森林限界はまだ先）
トドメの垂直梯子
既にヘロヘロですが、日の出は近い
七丈第二小屋＠4:54
この少し先で、富士山がちらっと
顔を覗かせます
その先のテン場には
テントが6張ほどあり、
樹林帯を抜けるちょい手前で日の出
標高2685m地点に近付くと
ようやく森林限界を超えて
ハイマツ帯に入ります
八ヶ岳と雲海の景色が素晴しい！
そして、甲斐駒山頂が見え始めます
しかしこの山は、ここまで来ても
全く手を緩めてくれません！
九合目の二本剣が見え始めます
そして、キツいけど
眺望が疲れを癒してくれます
鳳凰三山オベリスクの奥に富士山
二本剣と鳳凰三山と富士山
素晴しい景色です！
北岳・間ノ岳も見え始めました
あともう少し、もう少し
頑張れ！俺
サメ岩とジュゴン岩？
えっちらおっちら
雷鳥かと思ったら
ホシガラスか…
ここまで快晴だと
余り雷鳥は出てきませんね
頑張って駒ヶ岳神社本社へ
お参りしてから
山頂に向かいます
甲斐駒ヶ岳（標高2967m）
＠7:13
奥に見えるのは仙丈ヶ岳
南アルプスのプリンスから
女王を望みます
いやぁ、キツかった！
7時間以上掛かってしまいました
（CT9時間なので、ジジイにしては
頑張ったと思います）
ここで1時間ほど大休憩
朝ペヤング最高！
富士山・北岳・間ノ岳の
標高１・２・３を一望
風も殆ど無く
素晴らしい360度ビュー
（是非冒頭の動画をご覧ください♪）
缶ビールを忘れたのが残念！
さて、下山開始しましょう＠8:12
下山時にいつも思うのですが…
「こんなに登ったっけ？」
鎖場が続くので、慎重に！
下りは速いっすねｗ
七丈小屋で辛抱堪らず
ビール購入（700円！）
高いけど、欲望には抗えない
バッヂもゲットして、更に下山
登っている時には暗かったので
分からなかったけど
かなりエグイ下りが続きます
ガスが上がってきました
改めてよく登ったなこんな所ｗ
刀利天狗を過ぎて＠10:25
刃渡りを下って
それほど大したナイフリッジでは
ありませんが、雪の時期は
とても怖いでしょうね
…行かないけど
そんなこんなで、更に下って
吊橋を渡って
無事下山完了＠12:45
駒ヶ岳神社で無事下山のお参り
御朱印も頂きました
何とか午後1時前には
下りてこれましたが
きんどーさん、よく午前中で
下山できたな…
18㎞を約13時間
しかし、この距離・時間以上に
とてもキツイルートでした！
深田久弥が
「日本アルプスで一番きついルート」
と言ったというのも理解できました
しかし、それより何より
本当に素晴らしい景色でした！
おつかれ山！