登山をやるようになって

そのうち、雪山にも登る様になり

 

でも、雪山は色々とリスクもあるので

余り危ない所には

近寄らない様にしていましたが

 

それでもどうしても

この目で見てみたいと思う所の一つに

 

守門岳(すもんだけ)

 

がありました。

 

 

豪雪地帯 魚沼の名峰

 

日本二百名山の一座ですが、

厳冬期のこの時期には

百名山に勝るとも劣らない

素晴しい景色を魅せてくれましたねー

 

(6分55秒)

Music:OneRepublic "Take Care of You" & SZA "F2F"

 

決して舐めていた訳ではありませんが

予想以上の豪雪にヘロヘロチーン

 

下りの最後の方でえらい斜面があり、

先行者の誰かが滑り降りた(落ちた?)

跡があったので、真似して

動画撮りながら落ちたら

カメラごと埋まりましたゲラゲラ

(上の動画の最後の方に、その

間抜けな姿が写ってますwww)

 

雪だるま雪だるま雪だるま

 

…という訳で、豪雪との9時間に亘る

激闘の記録ですチュー

 

この先に冬期の駐車スペースがあるのですが

雪の壁が凄いびっくり

(到着すると、駐車場はいっぱいで

好きモノが多いのにびっくり)

 

どんな状況か不明なので

アイゼン、ピッケル、スノーシュー

などフル装備でスタート

 

踏み跡もあったので

アイゼンとダブルストックで

歩き始めたのですが

 

踏み抜き地獄ですぐに

スノーシューに換装

 

登りの途中ですれ違った

日の出を見ようと2時ごろから登った

というお二方と少しお話したら、

 

どうやら雪が降った様で

最初に入ったBCスキーヤーの方も

途中で引き返して、以降

踏み跡も無かったとのことでしたが

 

それ以降、続々と人が入っているので

踏み跡自体は大丈夫そううーん

 

みんなが向かっている

右回りの大岳からのルートで登り

前を行くBCスキーヤーの方は

自分と同じ年生まれでしたが

何十回も来られているとのことで

自分と同じようなペースで

おしゃべりしながら登ってて強い!

(自分は受け答えもヒーヒー状態)

 

 

でも標高が上がってくると

越後駒や八海山などの越後三山

なども見えるようになります

 

雲は高曇りで、雪山の景色は良いですが

日差し・青空が欲しい所ですねねー

 

途中でヤマガラを見掛けましたが

コンデジでは手前の枝が邪魔をして

ピントが合わず…えーん

 

さて、樹林帯を過ぎると

大岳が見えてきますが

ここからがキツイ!

 

薄っすらと太陽が見えてきました

 

せりだした雪庇が美しい!

(これに乗ったらアウトだなwww)

 

そして大岳山頂からの、

守門岳方面の大雪庇キラキラ

 

写真ではうまく伝わりませんが

大迫力です上差し

 

 

欲を言えば青空があると良かったですが

この時期は晴天率の非常に低い山なので

それは贅沢というものですね♪

 

雪だるま雪だるま雪だるま

 

さて、大岳山頂で9時ちょい過ぎ

 

何か食べたかったけど、

思ったよりも吹き曝しの強風で

断念して守門岳方面へ向かいます

 

が!

 

大岳からの下りと、青雲岳への登りが

V字の急下降急登でチョー危険ガーン

 

鞍部に下った所で、青空が出ましたおねがい

 

が、青雲岳への登りは

カリカリに凍っていて

 

スノーシューでは無理ゲーだったので

アイゼンとピッケルに換装

時折雪が吹き溜まっていますが

登りに入るとツルツルテカテカ滝汗

(結構な斜度ですが、ここを直登します)

 

でも、青空と太陽が顔を出してくれて

とても良い景色おねがい

 

登り切ると、守門岳へと向かう

緩やかな稜線

 

振り返ると大岳が見えます

 

守門岳が見えてきました

 

大雪庇のエッジが

チョーカッコいい!ラブ

(左に寄りすぎると雪庇のクレバスに

落ちたりすることもあるらしいので

近寄らない様に上差し

 

 

風雪紋も美しい!雪の結晶

自然の造形美ですね♪

 

そして、守門岳(標高1537m)

@11:10

(エビのしっぽが落ちてしまってて残念…)

 

でも、360度の素晴らしい景色ですキラキラ

 

雪だるま雪だるま雪だるま

 

さて、11時も回って

流石にお腹が空いたのですが

ここでも遮るものが無く

食べる場所がない…無気力

 

仕方ないので、先行の方について

そのまま下山方向へ

 

で、前のカップルにそのまま

ついて行ってたのですが…

 

途中の吹き曝しで足跡が消されて

ルートを外すwww

 

この頃にはまた雲が出てきて

日差しが無くなり

雪の段差や境目が全く分からない中

正規ルートに向けて道なき道を横断

 

無事に復帰して…

 

落ち着いた所で漸くあんパンを齧る

(今回はお人形遊びの余裕なしゲラゲラ

 

その後も本当に長かった…ゲッソリ

 

で、冒頭に書いた

「滑り降りた(落ちた?)」

直前のシーンへ

 

下がよく見えませんが

普段だったら絶対に下ろうとは思わない

えらい斜度の斜面(崖?)です

 

まぁ、雪が2m以上積もってるから

大丈夫でしょうゲラゲラゲラゲラゲラゲラ

 

…まぁ確かに大丈夫だったのですが

見事に埋まりましたwww

(全身ゆきだるま状態)

 

雪だるま雪だるま雪だるま

 

そんなこんなで無事下山

 

チョーキツくて

でも念願だった大雪庇を観ることが出来て

本当に楽しかったですチュー