昨日は、市郊外の蔦屋書店で楽しみなイベント。
車なしの私のためにあるような、函館バスの
函館公園バス停から「函館蔦屋書店行き」に
1時間乗って、勇んで行ってきました。
メゾンフジヤハコダテの藤谷さん企画の
家庭で作れるクッキングスクール4回目は、
惜しまれながら店を閉めた天ぷら田ざわの大将を
ゲストに迎えての「出汁を活かした天ぷら料理」。
幸運なことに抽選に当たっての参加です。
まずは、田ざわ式簡単出汁のとり方！
まさかの電子レンジ利用で目からうろこ……
万能かえしのアレンジいろいろ……
田ざわ流、天ぷら衣の作り方。
薄力粉を冷やしながら卵水を加えて、
びっくりするほどさらさらの衣に……
一度だけ食べに伺う機会がありましたが、
手元を食い入るように見るなんてとてもできず。
限られたデモンストレーションキッチンながら、
日本を代表する天ぷらといわれた神業が
こんな風に目の前で見られる…ありがたすぎます。
大将自ら釣ったはぜのほか、秋しゃこ、赤海老、
子やりいかの明太子巻き、たたき甘えび詰め椎茸、
栗、オクラなど、天ぷら盛り合わせ。
牛肉と野菜のおろしポン酢がけ、甘えび天バラ丼、
プラス赤だしみそ汁。
これが、コースのごとく手際よく順に供され、
大満足の試食、というより昼餐でした。
特に心に残ったひと品。栗の天ぷら。
生から時間をかけて揚げて、ほろっとほぐれる実と
こんがり香ばしい渋皮のハーモニーが絶妙。
なつかしい秋の森に連れ出してもらったようで、
目の奥が熱くなりました。
「優しい気持ちになれる料理を」という田澤さん、
「函館の料理愛好度の底上げに」という藤谷さん、
すばらしい企画に感謝感激です。
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