茶房ひし伊と、雨に濡れる花 | 函館・青柳町暮らし

函館・青柳町暮らし

2010年4月、函館暮らしを始めました。
風景、食、イベント、街のあれこれ……、
愛する函館の日常や
季節の移ろいなどをお伝えします。

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数日留守にしている間に、函館は秋の気配が濃くなったような気がします。
しっとり秋雨のなか、茶房ひし伊のクラシックな建物に目を惹かれ、
しばし足をとめました。
大正時代に建てられた石蔵を改築したカフェ。なんとも落ち着く風情です。
 
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建物わきの、よく手入れされた植え込み。
夏の間目を楽しませてくれたアジサイとノリウツギの花が、
雨に濡れて、にじみ出た紅色をいっそう鮮やかに見せています。
 
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足元には、赤いミズヒキと白いギンミズヒキが咲き競っているよう。
こんな何気ない花も、和の建物にしっくりなじんでいますね。
 
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用事をすませて家の近くまで帰ってくると、
いつもの農家さんが雨の中、移動販売に来て店開きしていました。
今朝、畑で採ってきたというさまざまな小菊。
こちらも雨にぬれて色鮮やか。1束買って帰り、部屋にも小さな秋をお持ち帰り~。