本日はこちら。
デスピオンシリーズ最終回ですw
ゼブルシリーズより、ザーガムです。
モチーフはサソリ。
後ろから。
まず、ゼブルシリーズ。
ZEVLEは1992年にTOMYより展開され、惑星メルダを舞台に惑星メルダ警備軍とゼーヴァ星団帝国軍との戦いを描いたシリーズでした。
キャラクターに至ってはビジュアルや設定も用意されたりしたものの人気を得るには至らず、僅か1年で展開は終了してしまいます。
ラインナップは全てが24ゾイドの流用であり、
ゼーヴァ星団帝国軍がこのザーガムに加え、ゴルゴラ(ゴーレム)、ギギーマ(ドントレス)、ゼーヴァθ(ロードスキッパー)、
メルダ警備軍がランドギャロップ(バトルローバー)とボライド(ネプチューン)です。
メルダ警備軍が帝国軍の半分以下と少ないラインナップです。メガトプロス…
このゼブルシリーズのゼーヴァ星団帝国軍サイドの機体は24ゾイド時代は白だった装甲の色がメタリックレッドに変更されており、ゾイドにおけるいわゆる帝国カラーが実現していてコアなファンから人気があります。
ただメカ生体ゾイドの終了後にひっそりと展開されたこともあり生産数自体も少なく、特にこのザーガムとゴルゴラは高額で取引されています。
ゼブルの説明が長くなりましたが…肝心のこのザーガムについては活躍は不明、箱が欠品しているのでストーリーや詳細はわかりません。
そもそもゼブル自体も大まかなストーリーがあるだけで誰がどの機体に乗ってどんな活躍をしたか…までは書いてないようです。メディアミックスも行われていなかったことから当時の知名度も低かったと思われます…
頭部。
デスピオンの完全流用なので形状は変わらずですが、成型色は大きく変更されており、メタリックレッドの装甲に加えクリアパーツはグリーンになっています。
メカ生体ゾイドの帝国軍機もクリアグリーンが採用されたものが多くあり、それを彷彿とさせるカラーを採用してるのはやっぱりニヤリとしますね。
フレーム部分はグレー、キャップもグレーになっています。
脚部。
…色が変わっただけだから言うことがw
尻尾先のセンサー部もクリアグリーンになりました。
尻尾の裏側。
言うこと)ry
裏側。
ザーガムは再販デスピオンよりも前の発売なので蓋にネジは無く、丸文字TOMYロゴのメイドインジャパンです。
92年時点ではデスピオンの金型は日本にあったという事ですね。
ハッチオープン。
パイロットフィギュアは変更されています。
まずゾイド時代にはショットウォーカーに付属していたフィギュアが付属しています。
もっと言えば、ゼブルシリーズの帝国軍機体にはこのフィギュアが共通して付属することに。
そして無塗装ですが、これはパイロットフィギュアもランナー状態で封入されており、組み立てる仕様に変更されているからです。
メイドインジャパン。
ゼブルシリーズにおける追加パーツは、パイロットフィギュアに持たせられる棒状の武器です。
…どっかで見た感が更に増しますねw
あと、パイロットフィギュアはデフォルトで2体付属しています。
一人は機体に乗ってもう一人は武器持って突撃させるって感じでしょうかw
以下、適当に。
デスピオンと。
ゾイド世界に居ても違和感ゼロなカラーに…
ちなみに、旧デスピオンの箱に掲載されてるバリエーション案でこのザーガムに似たカラーが載っていたりします。ゼブルのこの配色はやっぱり狙ってやったのかなぁ…?
パンツァーティーアと。
念を押しますがこの2体はゾイドではありませんw
パッケージはありませんが、説明書は持っていました。
説明書のイラストはパッケージだとカラーになっています。イラストを手掛けたのは高荷義之氏。ミリタリーやガンダム、マクロス等数々のプラモのボックスアートを手掛けられてるお方です。
ちなみにザーガムとゴルゴラ、ゼーヴァθのイラストはパンツァーティーアの箱絵に流用されていたりしますw
フィギュアの組立部分。塗装指示もされてますね。
武器の名前は… うん… 色はメタリックブルーで塗れと指示されてます… まあ…あの映画だよねw
水転写デカールも付属。
ゾイダーでも知る人ぞ知るシリーズ、ゼブルの1体。
メカ生体ゾイド終了後にひっそり展開され、短命に終わった事で逆に希少になり、そのカラーリングもあって今や高額で取引されるように。
ゼブルやパンツァーティーアはゾイドのキットを丸ごと使ったシリーズであり、実質再販という立ち位置でもあります。
海外でもROBO STRUXというシリーズがあったりと一筋縄ではいかないのがゾイドの世界ですね…
以上、ゼブルシリーズより、ザーガムでした。
そして、これにてデスピオン祭りは終わりですw